ドコモスマホ「Xperia A4 SO-04G」を写真と動画で紹介!

既報通り、今夏以降に発売・開始する新モデルや新サービスを披露する「2015夏モデル新商品発表会」を開催し、約4.6インチHD(720×1280ドット)液晶や2.5GHzクアッドコアCPUなどを搭載したAndroid 5.0(開発コード名:Lollipop)採用スマートフォン(スマホ)「Xperia A4 SO-04G」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)を発表しています。

発売時期は2015年6月中旬を予定しており、5月13日(水)からドコモショップ店頭や公式Webストア「ドコモオンラインショップ」などにて事前予約が開始されています。

Xperia A4 SO-04Gは昨秋冬モデル「Xperia Z3 Compact SO-02G」をベースにし、背面がマットな質感な流行りのスモーキーパステルカラーになり、ラウンドフォルムで手にフィットするデザインになりました。

また特に一昨年の夏に"ツートップ"として大幅な割引で販売され、人気機種となった「Xperia A SO-04E」から2年が経ったため、乗り換えユーザーに向けて投入されるとのことで、価格面でもなんらかの優遇がある可能性もあります。

そんな見た目にもかわいいXperia A4 SO-04Gを発表会のタッチ&トライコーナーで試作機に触れることができましたので写真や動画とともに紹介したいと思います。

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Xperia A4 SO-04Gの正面。左からPinkおよびWhite、Blue、Black

Xperia A4 SO-04Gは昨年秋冬のコンパクトフラッグシップモデル「Xperia Z3 Compact」をベースにし、Xperia A SO-04Eや昨夏モデル「Xperia A2 SO-04F」に続く「Xperia A」シリーズ第3弾です。

基本性能はXperia Z3 Compactと同等となっており、主にデザインが変更されたほか、OSが最新のAndroid 5.0 Lollipopになりました。デザインではフラットなオムニバランスデザインかつXperia Z3 Compactに対し、より丸みのあるラウンドフォルムで手に馴染むようになっています。

また、Xperia Z3 Compactの背面はガラスパネルで平らでツルッとしていますが、Xperia A4 SO-04Gではマットなバール調で、質感も思わず触りたくなるような心地良いサラッとした触感になり、指紋がつきにくく、より持ちやすさを向上させています。イメージとしては"陶器"の質感とのこと。

カラーバリエーションはBlue(ブルー)およびGray(グレイ)、Pink(ピンク)、White(ホワイト)のスモーキーバステルな4色。マットな質感と光沢フレームの意外性のある組合わせで特長付けています。サイズはラウンドフォルムになったためか、Xperia Z3 Compactより微増しており、約128×66×9.1mm。質量は約129g。

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Xperia Z4 SO-04Gの背面。中央に「docomo」ロゴ、右上に型番、下に「XPERIA」ロゴが記載。サラッとした質感になったので、机の上での横滑りはしにくく、自然に落ちたりすることは減りそう

リアカメラはサイバーショットで培ったソニーの技術が惜しげもなく詰め込まれており、F2.0および広角25mm相当で暗い場所でも撮影できる「Gレンズ」、高精細撮影が可能な画像処理エンジン「BIONS for mobile」、スマホ最大級の1/2.3型2070万画素イメージセンサー「Exmor RS for mobile」を搭載し、すべてソニー製のXperia最高スペックのパーツを搭載。ISO12800までの高感度撮影が可能で、「ARファン」や「ARエフェクト」、「マルチカメラ」、「背景ぼかし」、「サウンドフォト」などの機能が利用可能。

また、動画撮影ではハンディカムの技術を用いた「電子式手ブレ補正」で縦横方向だけでなく、回転方向のブレも補正し、美しい動画を撮影することも可能です。

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ディスプレイはXperia Z3 Compactと同じく約4.6インチHDトリルミナスディスプレイ for mobileを搭載。ブラビアで培った映像技術や高画質エンジン「X-Reality for mobile」により、低画質動画のぼやけた被写体の輪郭や画素のレッカを復元し、本来の質感を再現できます。

ディスプレイ上の右側には約220万画素裏面照射型CMOSフロントカメラ、左側には近接センサーおよび光センサーが搭載。ディスプレイの上と下にスピーカーが配置され、横持ちで動画などを視聴した場合にはステレオサウンドでより臨場感のある音が楽しめます。ホームキーなどのナビゲーションキーは専用のハードキーは搭載されず、オンスクリーンボタンに。

また、テレビ機能はワンセグのみ対応し、フルセグおよびNOTTVには非対応。なお、ワンセグ視聴も同梱の外付けアンテナが必要。この他、日本で需要の高いおサイフケータイ(FelicaおよびNFC)や防水(IPX5およびIPX8準拠)、防塵(IP6X準拠)には対応していますが、赤外線には非対応。

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Xperia A4 SO-04Gの上下側面。上側面(上)に3.5mmイヤホンマイク端子とマイク、下側面(下)にストラップ穴とマイクが搭載


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Xperia A4 SO-04Gの左右側面。左側面(上)にmicroSDカードスロット(最大128GBまで)およびmicroUSB端子があるカバーとUSIMカードスロットがあるカバー、そして、マグネット式充電端子が配置。右側面(下)にカメラ/シャッターキーおよび音量上下キー、電源/画面ロックキー


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Xperia A4 SO-04Gの左側面の各色。側面はアルミフレームで光沢のある質感


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microSDカードスロットおよびmicroUSB端子があるカバーを開けたところ。Xperia Z4シリーズではmicroUSB端子もキャップレスになったので、Xperia A4も変更して欲しかったところ


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USIMカードスロットのカバーを開けたところ。USIMカードはnanoSIMカード(4FF)サイズ

バッテリーは2600mAh(取外不可)で、STAMINAモード搭載による電池持ちを良くする省電力モードを搭載。急速充電2には対応し、非接触充電機能「おくだけ充電」には非対応。なお、別売りのマグネット式充電端子が搭載された充電台が用意されます。

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チップセットは32bitの2.5GHz駆動クアッドコアCPU(Qualcomm製「Snapdragon 801 MSM8974PROAC」)、内蔵メモリー(RAM)は2GB、内蔵ストレージは16GBを搭載。

その他、2.4GHzおよび5.xGHzのデュアルバンドによるIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)やBluetooth 4.0、テザリング(Wi-FiおよびUSB)、DLNA・DTCP・DTCP+、ハイレゾ音楽再生、PS4リモートプレイ機能などにも対応しています。

OSは新たにAndroid 5.0.2 Lollipopを採用し、Xperiaのエッセンスを加えたマテリアルデザインに統一。馴染みやすい心地よいユーザーインターフェース(UI)を心がけて開発されており、読みやすさを追求した新しい書体を採用しています。

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左からXperia A4 SO-04Gのアプリ一覧画面および端末情報画面、ストレージ画面

実際にXperia A4 SO-04Gを操作しているところおよび特長について担当者に説明してもらったところを動画で紹介しておきます(Xperia A4 SO-04Gの部分は8分頃から)。



OSがAndroid 5.0 Lollipopになっているものの、内容的にはXperia Z3 Compact SO-02Gとほぼ同じで、残念に思っている人もいるかと思いますが、実際に比較してみるとターゲットとされるXperia A SO-04Eからの乗り換えであれば確実に数世代のスペックや機能の向上が得られるように思われ、価格次第ではありますが、Xperia Z3 Compactをベースにしたことで安くなればかなり魅力的な製品なのかなと思われました。

また、夏モデルの中では最もサイズの小さなスマホなのでできるだけ小さな機種が欲しいという人も店頭などで実際に手にしてみて是非検討してみてください。

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左からXperia A4 SO-04G(Blue)およびXperia Z3 Compact SO-02G(Silver Green)、Xperia A2 SO-04F(Lavender)、Xperia A SO-04E(Mint)

機種Xperia A4Xperia Z3 CompactXperia A2Xperia A
型番SO-04GSO-02GSO-04FSO-04E
発売時期2015年6月中旬2014年11月12日2014年6月19日2013年5月17日
OSAndroid 5.0Android 4.4Android 4.4Android 4.2
サイズ128×66×9.1mm127×65×8.6mm128×65×9.7mm131×67×10.5mm
質量129g129g138g141g
画面4.6インチHD4.6インチHD4.3インチHD4.6インチHD
CPU2.5GHz
4コア
2.5GHz
4コア
2.2GHz
4コア
1.5GHz
4コア
メモリー2GB2GB2GB2GB
ストレージ16GB16GB16GB16GB
microSD(公式対応)128GBまで128GBまで64GBまで64GBまで
リアカメラ2070万画素2070万画素2070万画素1310万画素
フロントカメラ220万画素220万画素220万画素31万画素
電池容量2600mAh2600mAh2300mAh2300mAh
LTE連続待受約620時間約650時間約450時間約390時間
3G連続通話約700分約700分約580分約630分
VoLTE
LTE下り最大速度150Mbps150Mbps150Mbps100Mbps
USIMnanoSIMnanoSIMmicroSIMmicroSIM
防水IPX5、8IPX5、8IPX5、8IPX5、8
防塵IP6XIP6XIP5XIP5X
赤外線
カラーBlue
Gray
Pink
White
Orange
White
Black
Green
Gray Black
White
Lavender
Orange
White
Black
Pink
Mint
Miku



ドコモオンラインショップで事前予約受付中


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◯主な仕様
機種名Xperia A4 SO-04G
寸法(高さ×幅×厚さ:mm)約128×66×9.1
質量(g)約129
OSAndroid 5.0
CPU
(チップ名、クロック)
MSM8974AC
2.5GHzクアッドコア
内蔵メモリー
(ROM/RAM)
16GB/2GB
外部メモリー
(最大対応容量)
microSDXC(128GB)
バッテリー容量2600mAh
連続待受時間(静止時[自動])
(LTE/3G/GSM:時間)
約620/約760/約590
連続通話時間
(LTE/3G/GSM:分)
約990/約700/約650
実使用時間(時間)※1未定
ディスプレイ
(サイズ:インチ、解像度:ドット、
方式、発色数)
約4.6インチ
HD 720×1280
TFT液晶 トリルミナス ディスプレイ for mobile
1677万色
Xi(LTE、受信時最大/送信時最大)150Mbps/50Mbps
VoLTE
LTE対応周波数帯
(2GHz/1.7GHz/1.5GHz
/800MHz/700MHz)
○/○/○/○/ー
対応方式
(FDD-LTE/TD-LTE)
○/ー
FOMAハイスピード
(HSDPA/HSUPA)
14Mbps/5.7Mbps
外側カメラ機能
(撮像素子種類、有効画素数/記録画素数)
裏面照射積層型CMOS
約2070万/約2070万
内側カメラ機能
(撮像素子種類、有効画素数/記録画素数)
裏面照射型CMOS
約220万/約210万
防水/防塵○/○(IPX5、8/IP6X)
Bluetooth○(4.0)
ワンセグ/フルセグ
(◎は録画対応)
◎/ー
ハイレゾオーディオ対応
LTE/Wi-Fi同時接続による
高速ダウンロード
LTE/Wi-Fi同時接続による
スムーズな通信
UIMカードnanoUIM
Blue
Gray
Pink
White
製造メーカーソニーモバイル コミュニケーションズ
※1 一般に想定されるスマートフォンの利用(Web閲覧、アプリの利用等、約80分間/日の利用)があった場合の電池の持ち時間です(NTTドコモ調べ)。実際の利用状況(連続通話や動画を大量にダウンロードした場合など)によっては、それを下回る場合があります。なお、各機種の実使用時間については、 順次ドコモのホームページで公表される予定。
※2 外付けのアンテナケーブル(同梱)が必要。
※3 仕様は発表時点のもので、製品版は変更になる場合があります。

記事執筆:S-MAX編集部
写真・動画撮影:2106bpm(つとむびーぴーえむ)


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