iOS 9の新機能「Wi-Fiアシスト」に注意!?

iPhoneやiPadなど向け最新プラットフォーム「iOS 9」が配信開始されました。iPhone 4SおよびiPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPad 2、iPad Retinaディスプレイモデル、iPad Air、iPad Air 2、iPad mini、iPad mini 2、iPad mini 3、第5世代iPod touch、第6世代iPod touchにて無料でアップデートできますし、格安SIMなどの仮想移動体通信事業者(MVNO)での利用や不具合のあったアプリもかなり問題が解決してきており、そろそろ導入しようという人も多いかと思います。

そんなiOS 9には多くの新機能があるのですが、その中に「Wi-Fiアシスト」という機能に対応し、デフォルト(初期状態)ではオンになっており、せっかくモバイルデータ通信のデータ通信量を節約して無線LAN(Wi-Fi)に接続して使っているつもりが、場合によってはWi-Fiに接続しているのにモバイルデータ通信を使ってしまっているケースも出てきてしまいます。

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Wi-Fiアシストの設定

Wi-FiアシストはWi-Fiの通信速度が遅いときにモバイルデータ通信でも同時に通信して通信速度を向上させる機能です。Androidでは少し前からいくつかの機種が対応しており、iOSでもiOS 9で導入されました。

本来はWi-Fiが遅いので補助して通信速度を上げてくれるのでありがたい機能なのですが、現在の日本のモバイルデータ通信は月に何GBまでというようなデータ通信プランが多く、"GB(ジービー)"を減らさらないようにWi-Fiを使っているという人も多いかと思います。

実際にどの程度遅いとWi-Fiアシストでモバイルデータ通信が使われるのかは検証できていませんが、不意にWi-Fiを使っているつもりがモバイルデータ通信も使われて、残りGBが減ってしまっては困る場合もあるでしょう。

そんな人はひとまずWi-Fiアシストをオフにしておくと良いかと思います。Wi-Fiアシストは「設定」→「モバイルデータ通信」の下のほうに「Wi-Fiアシスト」という項目があるのでチェックを外します。

なお、設定のモバイルデータ通信には「モバイルデータ通信の使用状況」に「現在までの合計」が表示されているので、どの程度のモバイルデータ通信を行ったか把握できるようになっています。

もちろん、今月どれくらい使ったのかというのは携帯電話サービスのサポートWebサイトでも確認できる場合がほとんどだと思うので、最終的にはそちらを確認してみると良いでしょう。

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記事執筆:memn0ck


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