Googleが専用ドッキングキーボードを用意したAndroidタブレット「Pixel C」を発表!

Googleは29日(現地時間)、米サンフランシスコにあるLeft Space Studiosにてプレス向け発表会を開催し、約10.2インチ2560×1800ドット液晶(約308ppi)を搭載したAndroidタブレット「Pixel C」を発表しています。

きっちりと合体する専用のドッキング型Bluetoothキーボードが用意され、最新プラットフォーム「Android 6.0(開発コード名:Marshmallow)」を採用。また、チップセットには64bit対応NVIDIA製「Tegra X1」を搭載し、8コアCPUおよび256コアGPU「Maxwell」を内蔵するなど、ハイスペックとなっています。

グローバル市場で今年11月後半から12月末にかけて発売され、アメリカ(米国)での価格は32GBモデルが499ドル(約60,000円)、64GBモデルが599ドル(約72,000円)。専用キーボードは別売りで149ドル(約18,000円)。日本での販売については不明。

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Pixel Cの説明で登壇したGoogleプロダクトマネージメントディレクターのAndrew Bowers氏は低価格なネットPCとして受け入れられたChrome OS搭載ノートパソコン「Chromebook」でハイエンド仕様のハードウェアで高級感のあるプロダクティビティーを追求した製品が「Chromebook Pixel」であるならば、Pixel CはAndroidタブレットをベースにハイエンド仕様のプロダクティビティーを追求した新製品だと紹介しました。

10.2インチ2560×1800ドット液晶(最大輝度は500nitおよび色域はsRGB)やTegra X1のほか、3GB内蔵メモリー(RAM)、32または64GB内蔵ストレージ、USB type C端子など、Androidタブレットとしては確かにかなりハイスペックな製品となっています。

また、特長はドッキング型専用キーボードで、使わないときにはタブレットの表側に装着してカバーとなり、使うときにドッキングさせます。ドッキング時にはスタンドとなってタブレット(画面)の角度を調整できるとのこと。キーボードを利用時にタブレットから給電・充電されるため、キーボードを別途充電しなくても良いそうです。



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Chromebook Pixelが紹介され、高級仕様のPixelシリーズという位置付けが紹介


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Pixel Cの外観


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Chromebook PixelとPixel Cとのキーボード比較


記事執筆:memn0ck


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