ファーウェイ・ジャパンのフラグシップスマホ「Mate S」を紹介!

既報通り、ファーウェイ・ジャパンは26日、都内にて「ファーウェイ・ジャパン 新製品発表会」を開催し、革新的なタッチ機能を搭載したAndroid 5.1(開発コード名:Lollipop)搭載の新フラグシップスマートフォン「HUAWEI Mate S」(以下、Mate S)を12月4日に発売することを発表した。

Mate Sは、今年9月にドイツ・ベルリンで開催された家電関連展示会「IFA 2015」にて発表されたHuawei Technologiesのフラッグシップモデルだ。特徴的な機能としてこれまでにない革新的なタッチ機能やタッチパッド操作を可能とする指紋センサーを搭載している。ディスプレイは約5.5インチフルHD(1080×1920ドット)AMOLED(有機ELディスプレイ)、CPUにはオクタコア(A53X 2.2GHz + A53 1.5GHz)のHisilicon Kirin 935を搭載する。

発表された販売価格は79,800円(税別)で、SIMフリースマホのなかでも高価な部類となる。今回はこのフラグシップスマホMate Sとはどんな端末なのか、発表会のプレゼンテーションをもとにその機能を紹介していく。

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Mate Sのプレゼンテーションを行ったのは、同社 端末統括本部 マーケティング統括部 ブランディングマネージャー 村上勝清氏。Mate Sを「ビジネスにもプライベートにもオススメできる製品」と紹介した。


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美しさと使いやすさの融合をコンセプトにしたというデザインは、手に自然とフィットする背面は、アーク形状とサテン仕上げの表面加工によるもの。これにより片手での使い勝手を良くしているのだという。側面の最薄部は約2.65mmの極薄デザインとしている。


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2.5Dの丸みを帯びた第4世代のGorillaガラスを採用し、これによって滑らかな外見だけではなくタッチパネルの操作性にも寄与していると説明。


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ディスプレイは5.5インチのFHD(1080×1920ドット)AMOLEDディスプレイを採用。鮮やかな色彩と圧倒的なコントラスト比によって躍動感のある美しい絵作りが可能となったのだという。


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同じ5.5インチの「話題のスマホ(大)」との比較では、ひじょうにコンパクトで薄くて軽い、高い携帯性をもったスマートフォンであると解説。なお、最厚部でも約7.2mmで、これにあわせてバッテリーもステップ形状という階段型のバッテリーを採用し、薄型化と2700mAhの大容量化を実現していると説明した。


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昨年発売した「HUAWEI Mate 7」から搭載した指紋認証機能は、最新のセンサーを搭載することで感度とスピードを倍増している。ストレスフリーで楽しめる機能となっているとアピールした。


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タッチパッドのような使い方ができる「指紋センサー 2.0」という機能を追加。使い方としては上下スライドで通知領域の開閉や、ダブルタップで通知の消去、フォトギャラリーでは左右のスワイプ操作に使えると説明した。さらにセルフィー(自撮り)の際のシャッターボタンとしても使える便利な機能であると紹介。


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指の第2関節部分でのタッチを検知する「ナックルセンス」技術についても新しくなったことに触れた。この機能は「HUAWEI P8」、「HUAWEI P8Max」において世界で始めて実現したテクノロジーであると紹介。


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Mate Sではこの機能をさらに進化させた「ナックルセンス 2.0」搭載し、スクリーンのクロップ(ハート型に切り抜いて保存するなど)や、画面を2回ノックするようにしてスクリーンショットが撮影できるほか、日本指で2回ノックすることで、画面操作をそのまま音声付きの動画として保存することもできる。


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さらにどの画面からでも使える「ナックルジェスチャー」機能では、「M」や「c」、「w」、「e」の4種類のアルファベットをなぞるだけで任意のアプリを起動が可能となる。


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1300万画素のイメージセンサーは、従来の光の三原色に白を追加したRGBWの4色イメージセンサーを搭載。これによって暗い場所でも鮮やかに明るい絵が撮れると解説。さらにクラス最大補正角の光学手ブレ補正、デジカメ仕様の画質調整を行う専用画像処理プロセッサを搭載し豊かな表現力を実現していると説明した。カメラの表面には傷に強いサファイヤプロテクターを採用している。


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撮影モードには「プロカメラモード」を搭載し、オートでは出せないニュアンスや撮影者の個性を反映することを可能としている。タッチ操作でホワイトバランスやシャッタースピードの変更が可能で、作例としてISO感度を低くしてノイズを軽減狙った写真を紹介していた。


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さらに「標準」、「インパクト」、「ND」という3種類のリアルタイムモノクロフィルターを搭載。インパクトはコントラストの強い力強い絵作りとなっている。一方でNDは階調豊で柔らかな空気感のあるモノクロ撮影が楽しめるというもの。


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800万画素のフロントカメラにはソフトライトLEDを搭載。夜景と一緒にセルフィーを行った場合でも、肌の質感を保ったまま明るく撮影できるのだという。


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最後に、ビジネスに使える便利なツールを紹介した。Mate Sに搭載されている3つのマイクを利用した音声レコーターには、音源の方向を検知し会議では発言者の方向の集音性をあげる機能と、集音する方向に限定することで周辺のノイズを低減する機能があると紹介した。


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Mate Sのボディーカラーは「ミスティックシャンパン」、「チタニウムグレー」、「ローズゴールド」の三色。ローズゴールドについて「大人の女性でも無理なく使える淡い落ち着いたピンク色」と解説した。


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ウィンドノイズキャンセルマイクが内蔵されたリモコン付きヘッドセットとレザー調の専用ケースが付属する。このヘッドセットは「DTS」に対応する製品にオプティマイズされており、力強い音が楽しめるものであると解説した。


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トークセッションのゲストとして登壇したモデルの道端アンジェリカさんは、Mate Sの指紋センサーの手軽さとセルフィーにも使えて便利である点が気に入っていると語った。さらにカメラ機能は一眼レフカメラのように綺麗に撮影できることを紹介した。Mate Sの魅力について「みんなと同じものよりも、”それどこの?みんなと使っているの違うんだ"という方が私は魅力的に感じます」と語った。

次回は、タッチ&トライコーナーでのMate Sの実機レポートを行っていく。

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記事執筆:mi2_303


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