ZTEが新スマホ「AXION 7 mini」を発表!日本でも発売に

ZTEは1日(現地時間)、ドイツ・ベルリンにて2016年9月2日(金)から9月7日(水)まで開催される世界最大級の家電見本市「IFA 2016」に合わせてプレスカンファレンスを開催し、新しい約5.2インチフルHD(1080×1920ドット)AMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載したAndroidスマートフォン(スマホ)「AXON 7 mini」を発表しています。

同社の最新フラッグシップスマホ「AXON 7」の小型版で、同じように端が湾曲した2.5D強化ガラスとアルミフルユニボディーで丸みのある持ちやすいデザインを採用し、背面には指紋センサーを搭載して生体認証に対応。

販売国・地域はロシアおよびドイツ、スペイン、ポーランド、オーストラリア、インド、サウジアラビア、アメリカに加えて日本が明記されており、2016年9月7日(水)より順次発売されるということです。価格は発表会が開催されたドイツなどの欧州では299ユーロ(約34,600円)。

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AXON 7 miniはZTEのフラッグシップスマホ「AXON」シリーズの最新モデルであるAXON 7の小型機種で、AXON 7が5.5インチサイズであるのに対し、AXON 7 miniは5.2インチサイズとなっています。

AXON 7はかなりハイスペックでしたが、AXON 7 miniは少し小さくなる分だけ若干スペックが落とされており、Qualcomm製64bit対応オクタコアCPU「Snapdragon 617(MSM8952)」(1.5GHz×4コア+1.2GHz×4コア)や3GB内蔵メモリー(RAM)、32GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大128GBまで)など。

とはいえ、外観はAXON 7と同様に2.5Dガラスと金属素材による丸みのある洗練されたデザインで、BMWグループと協力して流体力学に従ったスポーツカーのようなデザインを採用。背面には指紋センサー、下部側面にある充電・通信用端子はUSB Type-Cを搭載しています。サイズは約147.5×71×7.8mm、質量は約153g、カラーバリーエーションはIon goldとQuartz greyの2色展開。

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また、バッテリーの容量は2705mAhで、取外不可ですが、急速充電「Quick Charge 3.0」に対応。さらにZTEで多く採用されている旭化成エレクトロニクス(AKM)の音源チップ「AK4962」を搭載し、384KHzのハイレゾ音源の再生やHi-Fiサウンドによる再生および録音のほか、ステレオフロントスピーカーやデュアルマイク、アクティブノイズキャンセリング、Dolby Atmosなどと音響面にも注力しています。

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その他の仕様ではF1.9の明るいサファイアレンズを採用した約1600万画素CMOSリアカメラやF2.2レンズの約800万画素CMOSフロントカメラ、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.1、NFC Type A/B、位置情報取得(A-GPS・GLONASS・BDS)など。リアカメラは像面位相差オートフォーカス(PDAF)やデュアルLEDフラッシュにも対応。

OSはAndroid 6.0.1(開発コード名:Marshmallow)を採用し、独自ユーザーインターフェース(UI)「MiFavor 4.0」を搭載。携帯電話ネットワークは4G(LTE方式)および3G(W-CDMA方式)、2G(GSM方式)に対応し、LTE UE Category 6による下り最大300Mbpsおよび上り最大50Mbpsで通信可能。SIMカードはnanoSIMカード(4FF)サイズが2つあるデュアルSIM対応。


動画リンク:https://youtu.be/XqVvsLChG5g

記事執筆:memn0ck


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