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TONEモバイルの取扱い店舗が遂に宮城に初進出! |
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下、CCC)グループとフリービットによる合弁会社として2015年1月に設立された仮想移動体通信事業者(MVNO)のトーンモバイルが展開する携帯電話サービス「TONEモバイル」(以下、TONE)。
CCCの主要事業となるエンターテイメントサービス店舗「TSUTAYA」の店頭およびオンラインストアを活用し、050番号のIP電話とNTTドコモ回線でのLTEパケット通信使い放題サービスを組み合わせた回線契約を月額1,000円(税別)から提供。同社オリジナルのスマートフォン(スマホ)とセットで販売するサービスが話題です。
そのトーンモバイルが2016年9月21日(水)に全国では41店舗目、そして、宮城県内では初となるTONE取扱店舗を仙台市若林区にある複合型ショッピングセンター「クロスモール仙台荒井」内にオープンしました。今回、オープンに併せてさっそく店内の様子を含め、取材を行なってきましたので、その様子を紹介していきます。
今回宮城県初のTONE取扱店舗となったのは、クロスモール仙台荒井内に新規オープンしたTSTUTAYA仙台荒井店。仙台市営地下鉄東西線の六丁の目駅、あるいは、荒井駅から徒歩25分程度の立地にあり、同ショッピングセンター自体も9月1日より順次店舗の開店が進んでいるという新しい施設です。
このエリアにはこれまで別のTSUTAYA店舗(TSUTAYA沖野店)がありましたが、その移転リニューアルに合わせた形で今回、TONEの取扱いがスタートしました。なお、仙台荒井店および沖野店ともにTSUTAYAを10店舗展開しているホットマンが経営。
TONEでは現在、フランチャイズによる全国でのTSUTAYAでの出店を拡大しており、今回はその加盟店の協力を経て、東北の中心都市である仙台への進出に至ったとのこと。
店舗の周辺は新興住宅地となっており、学校なども多い場所です。仙台市街エリアも含め、既存店舗も多数ある中、今回このTSUTAYA仙台荒井店での出店となったことについては、店舗に訪れる客層がTONEモバイルがターゲットとしているファミリー層と一致している(地域のお客さんのニーズに合う)ことが大きな理由として挙げられていました。
前日までの天気予報ではオープン初日は午前中まで台風の影響による雨天となっていたものの、当日は太陽もしっかり拝める空模様に。シルバーウィーク中とはいえ、平日の午前中から多くの人で賑わいを見せていました。
店内は一見、よく見かけるTSUTAYA店舗と大きく変わらず。書籍やレンタルCD・DVD・コミック、ゲーム、文具といったコーナーが設置されています。ここに新店舗ならではの真新しい雰囲気があり、店内はかなり余裕を持って確保されたスペースによるゆったりさが感じられます。
そしてこの店内で、レジに並列する形でスマートに設置されているのがTONEの手続きカウンターです。
TSUTAYA仙台荒井店自体の営業時間は9時~25時(翌日1時)までとなっていますが、このうち手続きカウンターが開いているのは10時~20時の間、またMNP(電話番号を引き継いでの他社からの乗り換え)については19時まで、新規契約については19時30分までに来店して手続きを開始すれば、当日中の契約やスマホ本体の持ち帰りも可能とのことです。
また実店舗での販売ということで、手続きカウンター側には実際に販売されているスマホの展示スペースも。取材時には現在、TONEが実店舗にて販売を行なっているスマホ「TONE m15」が4台設置されており、自由にタッチ&トライができる状態でした。
もちろん、スタッフの人に購入・契約について相談することも可能。実際に取材中のわずかな時間においても来店したお客さんがスタッフに質問をしている様子が多く見られました。
今回の移転に伴い、新たにTONEの取扱いを始めることに対して現時点で何か感じていることはあるか、という質問に対してTSUTAYA仙台荒井店におけるTONEモバイル責任者の遠藤氏は「"契約"という行為が、旧店舗から従来行なっていた書籍やゲームの販売、レンタルサービスといった従来のオペレーションとは勝手が大きく異なる」と語ってくれました。
TONEの場合、スマホ単体での販売は行なっておらず、端末購入時には必ず"回線の契約"もセットとなります。ただ携帯電話の回線契約に関してはそもそも内容が複雑であり、ここがそもそも従来の「レンタル1泊50円」などといったシンプルなサービスと大きく異なることを強く感じているそう。
同氏は「きちんとした説明ができないまま契約をしてしまうことで後々困るケースがある、という話も実際に多々聞いている」とのことで「説明時の言い回しから気をつける必要がある」と強く語っていました。
なお、TSUTAYA仙台荒井店では現在、トレーニングをしっかりと積んだエキスパート4人でシフトを組み、契約対応を実施。取材した日がオープン初日ということもあり、この日は空き時間を活用して手続き対応の確認を行なっている様子もありました。遠藤氏の思いが他のスタッフにも伝わっていることが感じられた印象的な光景でした。
仙台では初のTONE取扱店舗ということで、これまでTONEのスマホに興味を抱いていたものの「実物を手にとって確認できないので購入・契約に踏み切れない」と考えていたユーザーの来店も予想されます。
こういった点について、遠藤氏は「オープンの前日時点で(オンラインストア上で契約し、これまでTONEスマホを使ってきたユーザーも含め)すでに電話での問い合わせをいただいている」と話していました。
TONEのスマホ自体がコールセンターによる電話でのサポート、画面共有による遠隔リモートサポート、化粧箱に内蔵されたNFCタグを使っての簡易トラブル解決機能を提供しています。
こういった「安心さ」を押さえつつ、TSUTAYA仙台荒井店では、子どもから大人まで、家族みんなで楽しめる「満足に出会えるお店」としてのサービス提供も目指していくとのこと。
TSUTAYA仙台荒井店では、オープン直後となる今週末(~9月25日)までの期間に抽選会をはじめとする催し物、DVDやCD、コミックといった各種レンタルサービスの割引キャンペーンも実施しています。
宮城県内初・実店舗での取扱いとなるTONEに関心がある方から、新しくオープンしたTSUTAYAが気になる方まで。ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。
記事執筆:そうすけ
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