Appleがパソコン向け最新OS「macOS Sierra 10.12」の正式版をリリース!

Appleは20日(現地時間)、同社のパソコン「Mac」シリーズ向けプラットフォーム「macOS」の最新バージョン「macOS Sierra 10.12」へのOSバージョンアップを提供開始したとお知らせしています。

アップデートはMac本体のみでインターネット経由(OTA)でダウンロードして行え、方法としては「Mac App Store」のトップページに掲載されている「macOS Sierra」のバナーからダウンロードページに行き、無償で行えます。

なお、対応機種は2009年以降のMacBookおよびiMac、2010年以降のMacBook AirおよびMacBook Pro、Mac mini、Mac Pro。

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macOS Sierraは、今年6月に開催された開発者向けイベント「WWDC 2016」にて発表され、これまで開発者向けや一般向けにベータ版が提供されてきましたが、当初の秋という予定通りに正式版がリリースされました。

新機能としてはスマートウォッチ「Apple Watch」シリーズを身につけている場合には近づくとMacにログインできる「Auto Unlock」が導入され、ほぼノートパソコンタイプのMacBookなどではラップトップを開いたときにはすでにログインされている状態になっています。

また、iPhoneやiPadなどのiOS搭載機器で利用できていた音声アシスタント「Siri」に対応し、ファイルの検索なども声でできるようになっています。

さらに写真では新たに「メモリー」機能に対応し、旅行や運動会、誕生会などのイベントを自動的にコレクションとして作成してくれます。

その他、一部モデルのみながらiOS搭載機器との間でコピー&ペーストができるユニバーサルクリップボード、「書類」および「デスクトップ」などのフォルダーとiCloudによる自動同期、決済サービス「Apple Pay」がWebで利用できるようになるなどしています。

なお、合わせてMac向けWebブラウザー「Safari」やWindows向け「iCloud」アプリもアップデートされており、macOS Sierraでは65件の脆弱性が修正されているほか、新しいSafari 10では21件の脆弱性を修正し、macOS Server 5.2では2件の脆弱性を修正、iCloud for Windows 6.0では1件の脆弱性を修正されているということです。

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記事執筆:memn0ck


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