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| 超広角レンズのデュアルカメラを搭載！ドコモスマホ「V20 PRO L-01J」を写真と動画でチェック |
既報通り、NTTドコモは19日、今冬および来春に発売する「2016-2017冬春モデル」を発表し、約5.2インチQHD（1440×2560ドット）ディスプレイや4GB内蔵メモリー（RAM）、32GB内蔵ストレージなどを搭載したハイスペックなAndroid 7.0（開発コード名：Nougat）採用のスマートフォン（スマホ）「 V20 PRO L-01J 」（LG Electronics製）を2017年2月に発売すると発表した。
デュアルカメラと常時表示可能な有機EL方式のサブディスプレイを特長としている。さらにオーディオ機能にも力を注いでおり、DACにESS Technology製「ES9218」を搭載して低ノイズでハイレゾオーディオを再生でき、デンマークの音響機器メーカー「B&O（バング＆オルフセン）」が技術協力して音質のチューニングを行っている。
今回はそんな2016-2017冬春モデルでは最も高い性能と多くの機能が詰まったV20 PRO L-01Jを発表会のタッチ＆トライコーナーで試すことができたので、外観および機能を写真と動画で紹介していく。なお、製品の詳細仕様などについてはすでに公開しているこちらの記事を参照して欲しい。
V20 PRO L-01Jは、Android 7.0 Nougatを初搭載した海外モデル「LG V20」をベースにしたハイエンドスマホだ。ディスプレイ上部にはサブディスプレイがあり、この部分までタッチ操作が可能となっている。
またディスプレイの下部には静電タッチ式のナビゲーションキーが搭載されており、設定でホームキーや戻るキーなどの位置の入れ替えといったカスタマイズが可能だ。フロントカメラは広角レンズを搭載する約500万画素裏面照射型CMOSを搭載。
背面には、F1.8レンズの約1620万画素裏面照射型CMOSを搭載するメインリアカメラと、超広角撮影が可能なF2.4レンズを搭載する約820万画素裏面照射型CMOSのサブリアカメラがある。いわゆる"デュアルカメラ"だが、カメラアプリでレンズ・カメラを切り替えて撮影する。
カラーバリエーションは写真のTitanの1色のみで、サイズは約149×72×7.9mm、質量は約140g台を予定している。通信面では「Xperia XZ SO-01J」とともに下り最大500Mbpsに対応。
画面オフ状態でもサブディスプレイで時計を確認することができる。またサブディスプレイは有機ELなので常時点灯させてもバッテリー消費が少ないようになっている。
サブディスプレイを左右にスクロールさせて機能を切り替えることも可能だ。ショートカットを呼び出さなくてもサブディスプレイでWi-Fiのオン／オフやLEDライトの点灯が直接できる。
カメラとしては機能、オートモードやマニュアルモードなどを搭載するほか、画面中央上部のアイコンで標準レンズと広角レンズを切り替え可能だ。
135度の広角レンズならここまで広く写る。
右側面（写真＝上段上）には、NTTドコモのnanoUIMカード（nanoSIMカード）スロットとmicroSDカードスロット、左側面（写真＝上段下）には、ボリュームキーがある。なお、電源キーは背面の指紋センサーを兼ねたボタンがそれに当たる。
上面（写真＝下段上）には、内蔵マイク、下面（写真＝下段下）には、3.5mmイヤホンマイク端子、内蔵マイク、USB Type-Cコネクター、スピーカーがある。
展示機では、全体のRAMサイズは3.7GBとなっており、内蔵ストレージは32GBだが8GBほどがシステムで利用されていた。また、microSDカードは256GBまでのmicroSDXCに対応する。
オーディオのデモンストレーションでは、CDラジカセで再生するCDとそのCDをリッピングしたものをV20 PRO L-01Jとの比較を行っていた。
CDラジカセでは、音源のほかにアナログ回路から起因するホワイトノイズが乗っていることが確認できた。一方のV20 PRO L-01Jではホワイトノイズがなく音源そのものを楽しむことができた。
雑音が多い展示会場での視聴ということもあり、V20 PRO L-01Jのノイズレベルがどれだけ低いのかという評価は難しいが、オーディオ関連に関しては「B&O PLAY」によるチューニングが施されているとのことで自信を持っている様子だった。
ハイレゾオーディオはDSD再生にも対応する。なお、試供品で付属するイヤホンは、B&Oロゴ入りだが、ハイレゾオーディオに対応するものではなくあくまで試供品のイヤホンということだった。
価格は詳細がまだ決定されていないということだが、毎月の利用料を割り引く「月々サポート」を適用した後の実質負担額は、新規契約および機種変更、契約変更で3万円台後半、他社から乗り換え（MNP）で2万円台半ばを予定しているということだ。
最後にV20 PRO L-01Jの外観や操作している様子を動画で紹介しておく。V20 PRO L-01Jの発売はまだ先だが、標準でAndroid 7.0を搭載し、デュアルカメラや「匠」のオーディオ機能、サブディスプレイなど、他にはない魅力の詰まったスマホだと言える。
【NTTドコモ向けLG製スマホ「V20 PRO L-01J」のファーストインプレッションムービー】
動画リンク：https://youtu.be/XBS3GtqMFKk
◯主な仕様
| 製品名 | V20 PRO L-01J |
| メーカー | LG Electronics |
| 本体色 | Titan |
| サイズ | 約149×72×7.9mm |
| 質量 | 約140g台（予定） |
| OS | Android 7.0 |
| ディスプレイ | 約5.2インチTFT液晶 WQHD（1440×2560ドット） |
| CPU | クアッドコア（2.1GHz×2コア＋1.5GHz×2コア） |
| 内蔵メモリー（RAM） | 4GB |
| 内蔵ストレージ | 32GB |
| 外部ストレージ （最大対応容量） | 256GB |
| リアカメラ （撮像素子種類、有効画素数／記録画素数） | 裏面照射型CMOS 約1620万画素／約1600万画素＋裏面照射型CMOS 約820万画素／約810万画素 |
| インカメラ （撮像素子種類、有効画素数／記録画素数） | 裏面照射型CMOS 約510万画素／約490万画素 |
| フォトライト／フラッシュ | ○／○ |
| 手ブレ補正／手ブレ軽減 | ○／― |
| オートフォーカス | ○ |
| バッテリー容量 | 2900mAh |
| 連続待受時間［静止時］ （LTE／3G／GSM） | 未定 |
| 連続通話時間 （LTE／3G／GSM） | 未定 |
| 電池持ち時間※ | 未定 |
| 充電時間 ［ACアダプタ05／ACアダプタ06］ | 未定 |
| PREMIUM 4G対応 | ○ |
| 通信速度 （受信時最大／送信時最大） | 500Mbps／50Mbps |
| LTE国内対応周波数 （2GHz／1.7GHz／800MHz／1.5GHz／700MHz／3.5GHz） | ○／○／○／○／―／― |
| LTE国際ローミング （2GHz／1.7GHz／2.6GHz／700MHz／3.5GHz） | ○／○／○／○／― |
| TD-LTE対応 | ― |
| VoLTE／VoLTE（HD＋）対応 | ○／○ |
| 海外対応 | ○ |
| ビデオコール対応 | ○ |
| 連続ビデオコール時間 | 未定 |
| UIMカード形状 | nanoUIM |
| SIMロック解除対応 | ○ |
| Wi-Fi（IEEE802.11a／b／g／n／ac) ［対応通信規格］ | ○／○／○／○／○ |
| テザリング （同時接続可能数） | 13台（Wi-Fi：8台＋USB：1台＋Bluetooth（PAN）：4台を併用） |
| Bluetooth （対応バージョン） | ○（4.2） |
| 赤外線通信 | ―（リモコン機能のみ） |
| 防水／防塵 | ○／○ |
| ワンセグ／フルセグ | ○／○ |
| FeliCa／NFC（CE／P2P／RW） | ○／○（○／○／○） |
| 生体認証 （ログイン・決済） | ○（指紋） |
| シンプルメニュー | ― |
| 非常用節電 | ○ |
| ハイレゾオーディオ対応 | ○ |
| 伝言メモ | ○ |
| FMトランスミッター | ― |
記事執筆：mi2_303
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