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相も変わらず独創的過ぎて、さして役にも立っていない河童丸の2016年振り返り! |
いよいよ2016年も残すところわずかになりましたが、みなさんは今年何台のガジェットを買いましたでしょうか?昨年末と同じ質問での切り出しに我ながら芸がないなと思いながら……。
今年の筆者は後ほど買った端末を述べていきますが、買ったガジェットはそれほど多くないのですが、それもひとえに"個性溢れる挑戦的な製品"の登場がほぼなかったからなのではないでしょうか。
特に国内の大手携帯電話会社3社から製品を発売しているメーカー各社は奇をてらった製品の投入をほぼやめてしまい、昨年以上に無難な、そして面白味の薄い製品が多かったように思います。
一方で、FREETEL(プラスワン・マーケティング)やZTEジャパン、ファーウェイ・ジャパンといったSIMフリー製品を中心に展開しているメーカーからは個性のある面白い機種が見られたように感じました。
今回は、年の瀬恒例の「年末企画」ということで、筆者が購入したガジェットを発売日順にざっと紹介しつつ、その中で筆者にとって特に良かった製品を3つ挙げていこうかと思います。
◯今年購入した端末たち
今年、筆者が購入したスマートフォン(スマホ)やタブレット、パソコン(PC)などのモバイル系のガジェットを並べてみました。
以上、10機種となります。昨年も10機種買っていたので、今年も昨年と同じだけ購入していたことになります。今年、まだ端末10個しか買ってない。
それでは、これらの端末をざっと紹介していきましょう!
・「i-dio Phone」


ワンセグ&i-dio両対応の「放送に強いスマホ」
発売は昨年末でしたが、筆者が購入したのは年明け間もない時期でした。V-Lowマルチメディア放送「i-dio」チューナーを内蔵した唯一のスマホで、ワンセグチューナーやFMラジオまで搭載しているため、スペックこそミドルクラスではありますがSIMフリースマホとしては非常に特徴的な性能を持つ1台となっています。
AbemaTV やradiko.jp for Android、らじる らじる NHKネットラジオのアプリまでインストールすれば「TV(ワンセグ)」+「i-dio(V-LOWマルチメディア放送)」+「FMラジオ」+「AMラジオ」の番組聴取のすべてをこなすことができる全方位放送サービス対応スマホとすることができます。
2万円以下で購入できるSIMフリーのスマホとしてはテレビ(ワンセグ)機能に対応するの唯一のスマホでもあるので、気になった方は今でもオススメしたい1台だったりします。
・「FREETEL MUSASHI」


閉じても開いてもタッチパネルという2016年最大の個性派スマホ
閉じた状態はディスプレイサイズ小型のスマホ、開くとテンキー+タッチパネルという異色の端末が、こちらのFREETEL MUSASHIです。
テンキー搭載でGoogle Playにも対応した本格的なガラホとして、高い注目を浴びた意欲的な製品だと思います。ただ、スペックがかなり抑えられていたこともあり、本格的にメインとして使うにはちょっと厳しい部分もみられるなど、改善の余地も多々見られたのが惜しかったですね。
方向性としては大賛成なコンセプトなので、是非とも後継機に期待したいですね!
・「ハローキティフォン KT-01」


最強の知名度を誇るキャラクターものケータイ
ただでさえSIMフリーのフィーチャーフォン(本機の場合はガラケーというよりもシンプルフォンですが)でも珍しい中、突如現れた"閉じた状態は完全にキティちゃんのフィギュア"という変わり種ケータイ。
発売以降もバージョンアップを重ね、テザリングや位置情報発信機能などが追加されどんどん便利になっていきました。先週、販売価格の値下げも行われるなど、今でも注目度の高い端末となっています。
・「HP Pavilion 11 x360(サンセットレッド)」


太陽の如く眩しい赤のコンパーチブルPC
モバイル向けのコンパーチブル(画面部分の360°回転)が可能なPCを持っていなかったので、お試し感覚で購入。購入の決め手は真っ赤な本体カラーに惹かれたためです。
CPUはCelelon N3050(1.6Ghzデュアルコア)と高いものではありませんが、ストレージにSSHDを採用しているため、それなりに使えるマシンとなっています。
約1.6kgとモバイル向けとしてはやや重量はありますが、鮮やかな赤が気に入っており外出時に持ち出す機会の多いPCです。
・「Elite x3 プレミアムパッケージwithノートドッグ」
OSにWindows 10 Mobileを搭載したスマホとして、本原稿執筆時点では最高の性能を誇るスマホとなります。以前、こちらの記事で紹介した展示会のHPブースへ来訪した企業・法人向けに実施されていた割引キャンペーンにて発注しました。
まだ到着が来週予定で実機が届いていないため画像が用意できませんが、専用周辺機器のノートドッグも一緒に注文しているため届き次第、レビュー記事を用意したいと思っています。
・「HUAWEI P9(限定カラー・レッド)」


落ち着きのあるレッドが美しいライカのダブルレンズカメラが輝くハイエンドモデル
5インチの筐体にライカ監修のダブルカメラを詰め込んだファーウェイのハイエンドモデルです。非常に鮮やかな写真が撮影でき、なおかつ高いスペックを搭載している今年の高価格帯のSIMフリースマホであダントツにオススメしたいモデルとなります。
現在、ファーウェイにはさらなるハイエンドのスマホとして「HUAWEI Mate 9」が発売されていますが、本体サイズの大きさの違いでP9と差別化がされており、カメラが楽しくなる高性能なスマホとして推しておきたい1台です!
・「GOLE 1」

5インチのキワモノ!?なフルタッチPC
5インチディスプレイサイズの小さな筐体にデスクトップWindowsに4基のUSB端子、フルサイズのHDMI端子、Ethernet端子(有線LANポート)の多数の外部接続端子をもつ極小サイズのWindowsタブレットPCです。
スペックもCPUにIntel Atom Z8300を搭載し、動作メモリ4GB RAMとかなりスペックは高めとなっています。単体での使い勝手の面は工夫がいりますが、多数のUSB機器が利用可能なのでアイデア次第で自由な運用ができるユニークな製品となっています。


豊富な外部接続端子で様々な運用方法が可能
・「GPD WIN」


待ち望んでいたのはゲームユーザーだけではない!?フルQWERTY+ゲームコントローラ両対応のウルトラモバイルPC新モデル
こちらもクラウドファウンディングから生まれた製品です。小型のクラムシェルPCでゲームプレイ用のコントローラが一体化されているのが最大の特徴です。
小型のフルキーボード搭載モバイルPCとしては数年ぶりの新型PCでクラウドファウンディングの出資者も大半が日本人だったというくらいに国内において待望されていたマシンとして話題となりました。
筆者も出資していたので、すでに実機を手にしていますが、小型のゲームPCとしてももちろん、フルキーボード搭載のモバイルマシンとしてお気に入りなのです!
・「Leagoo Venture 1」


レザー調のボディーが独特の存在感を放つラグジュアリースマホ
最後も海外モノの製品になります(汗)。Leagooは中国の深圳(深セン)市に拠点を持つスマホメーカーで、Venture 1は「V Series」と呼ばれるラインアップのスマホになります。
高性能さ(スペック)よりも端末そのものの質感などを重視した製品で、クラウンレッドのシックで落ち着きのある色に惹かれて購入しました。
どことなく「Vertu」の携帯電話を髣髴とさせるデザインで、ファッションとして持つ小物に近いものがありますが、非常に強い個性をもつスマホではないかと思います。
◯今年買った中で気に入ったのは!?
P9とGPD WIN、ハローキティフォン KT-01の3機種が今年買った端末の中では特に気に入っています。
GPD WINもハローキティフォンも強い個性やほかの製品にはない特徴を備えていますが、P9のダブルカメラは簡単に鮮やかな写真が撮れるので、多くの人に勧めやすいスマホではないでしょうか。
紹介したのがスマホや携帯電話だけではありませんが、今年はそれなりに個性の強い端末がいくつか出てきた&購入できたので結構満足度の高い1年になったと思います。
また来年も挑戦心に溢れた個性派スマホや変態ガジェットが出てきて欲しいですね!
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・【年末企画】SIMフリーの選択に幅が出たことに喜びつつも個性派モデルの少なさに残念さを感じた2015年を振り返る(個性派端末大好き兼業ライター・河童丸編) - S-MAX
・年末企画 記事一覧 - S-MAX
今年、筆者が購入したスマートフォン(スマホ)やタブレット、パソコン(PC)などのモバイル系のガジェットを並べてみました。
・Coviaネットワークス「i-dio Phone」(2015年12月17日発売)
・プラスワンマーケティング「FREETEL MUSASHI(ホワイト)」(2016年3月26日発売)
・オーラ「ハローキティフォン KT-01」(2016年5月26日発売)
・htc「HTC10 HTV32(レッド)」(au、2016年6月10日発売)
・HP「HP Pavilion 11 x360(サンセットレッド)」(2015年7月15日発売)
・HP「Elite x3 プレミアムパッケージwithノートドッグ」(2016年9月5日発売)
・HUAWEI「HUAWEI P9(限定色レッド)」(2016年11月25日)※通常カラーは2016年6月17日発売
・GOLE「GOLE 1」(国内未発売)
・GPD「GPD WIN」(国内版は2016年11月12日発売※先行予約分)
・LEAGOO「Venture 1(クラウンレッド)」(日本未発売)
以上、10機種となります。昨年も10機種買っていたので、今年も昨年と同じだけ購入していたことになります。
それでは、これらの端末をざっと紹介していきましょう!
・「i-dio Phone」


ワンセグ&i-dio両対応の「放送に強いスマホ」
発売は昨年末でしたが、筆者が購入したのは年明け間もない時期でした。V-Lowマルチメディア放送「i-dio」チューナーを内蔵した唯一のスマホで、ワンセグチューナーやFMラジオまで搭載しているため、スペックこそミドルクラスではありますがSIMフリースマホとしては非常に特徴的な性能を持つ1台となっています。
AbemaTV やradiko.jp for Android、らじる らじる NHKネットラジオのアプリまでインストールすれば「TV(ワンセグ)」+「i-dio(V-LOWマルチメディア放送)」+「FMラジオ」+「AMラジオ」の番組聴取のすべてをこなすことができる全方位放送サービス対応スマホとすることができます。
2万円以下で購入できるSIMフリーのスマホとしてはテレビ(ワンセグ)機能に対応するの唯一のスマホでもあるので、気になった方は今でもオススメしたい1台だったりします。
・「FREETEL MUSASHI」


閉じても開いてもタッチパネルという2016年最大の個性派スマホ
閉じた状態はディスプレイサイズ小型のスマホ、開くとテンキー+タッチパネルという異色の端末が、こちらのFREETEL MUSASHIです。
テンキー搭載でGoogle Playにも対応した本格的なガラホとして、高い注目を浴びた意欲的な製品だと思います。ただ、スペックがかなり抑えられていたこともあり、本格的にメインとして使うにはちょっと厳しい部分もみられるなど、改善の余地も多々見られたのが惜しかったですね。
方向性としては大賛成なコンセプトなので、是非とも後継機に期待したいですね!
・「ハローキティフォン KT-01」


最強の知名度を誇るキャラクターものケータイ
ただでさえSIMフリーのフィーチャーフォン(本機の場合はガラケーというよりもシンプルフォンですが)でも珍しい中、突如現れた"閉じた状態は完全にキティちゃんのフィギュア"という変わり種ケータイ。
発売以降もバージョンアップを重ね、テザリングや位置情報発信機能などが追加されどんどん便利になっていきました。先週、販売価格の値下げも行われるなど、今でも注目度の高い端末となっています。
・「HP Pavilion 11 x360(サンセットレッド)」


太陽の如く眩しい赤のコンパーチブルPC
モバイル向けのコンパーチブル(画面部分の360°回転)が可能なPCを持っていなかったので、お試し感覚で購入。購入の決め手は真っ赤な本体カラーに惹かれたためです。
CPUはCelelon N3050(1.6Ghzデュアルコア)と高いものではありませんが、ストレージにSSHDを採用しているため、それなりに使えるマシンとなっています。
約1.6kgとモバイル向けとしてはやや重量はありますが、鮮やかな赤が気に入っており外出時に持ち出す機会の多いPCです。
・「Elite x3 プレミアムパッケージwithノートドッグ」
OSにWindows 10 Mobileを搭載したスマホとして、本原稿執筆時点では最高の性能を誇るスマホとなります。以前、こちらの記事で紹介した展示会のHPブースへ来訪した企業・法人向けに実施されていた割引キャンペーンにて発注しました。
まだ到着が来週予定で実機が届いていないため画像が用意できませんが、専用周辺機器のノートドッグも一緒に注文しているため届き次第、レビュー記事を用意したいと思っています。
・「HUAWEI P9(限定カラー・レッド)」


落ち着きのあるレッドが美しいライカのダブルレンズカメラが輝くハイエンドモデル
5インチの筐体にライカ監修のダブルカメラを詰め込んだファーウェイのハイエンドモデルです。非常に鮮やかな写真が撮影でき、なおかつ高いスペックを搭載している今年の高価格帯のSIMフリースマホであダントツにオススメしたいモデルとなります。
現在、ファーウェイにはさらなるハイエンドのスマホとして「HUAWEI Mate 9」が発売されていますが、本体サイズの大きさの違いでP9と差別化がされており、カメラが楽しくなる高性能なスマホとして推しておきたい1台です!
・「GOLE 1」

5インチのキワモノ!?なフルタッチPC
5インチディスプレイサイズの小さな筐体にデスクトップWindowsに4基のUSB端子、フルサイズのHDMI端子、Ethernet端子(有線LANポート)の多数の外部接続端子をもつ極小サイズのWindowsタブレットPCです。
スペックもCPUにIntel Atom Z8300を搭載し、動作メモリ4GB RAMとかなりスペックは高めとなっています。単体での使い勝手の面は工夫がいりますが、多数のUSB機器が利用可能なのでアイデア次第で自由な運用ができるユニークな製品となっています。


豊富な外部接続端子で様々な運用方法が可能
・「GPD WIN」


待ち望んでいたのはゲームユーザーだけではない!?フルQWERTY+ゲームコントローラ両対応のウルトラモバイルPC新モデル
こちらもクラウドファウンディングから生まれた製品です。小型のクラムシェルPCでゲームプレイ用のコントローラが一体化されているのが最大の特徴です。
小型のフルキーボード搭載モバイルPCとしては数年ぶりの新型PCでクラウドファウンディングの出資者も大半が日本人だったというくらいに国内において待望されていたマシンとして話題となりました。
筆者も出資していたので、すでに実機を手にしていますが、小型のゲームPCとしてももちろん、フルキーボード搭載のモバイルマシンとしてお気に入りなのです!
・「Leagoo Venture 1」


レザー調のボディーが独特の存在感を放つラグジュアリースマホ
最後も海外モノの製品になります(汗)。Leagooは中国の深圳(深セン)市に拠点を持つスマホメーカーで、Venture 1は「V Series」と呼ばれるラインアップのスマホになります。
高性能さ(スペック)よりも端末そのものの質感などを重視した製品で、クラウンレッドのシックで落ち着きのある色に惹かれて購入しました。
どことなく「Vertu」の携帯電話を髣髴とさせるデザインで、ファッションとして持つ小物に近いものがありますが、非常に強い個性をもつスマホではないかと思います。
◯今年買った中で気に入ったのは!?
P9とGPD WIN、ハローキティフォン KT-01の3機種が今年買った端末の中では特に気に入っています。
GPD WINもハローキティフォンも強い個性やほかの製品にはない特徴を備えていますが、P9のダブルカメラは簡単に鮮やかな写真が撮れるので、多くの人に勧めやすいスマホではないでしょうか。
紹介したのがスマホや携帯電話だけではありませんが、今年はそれなりに個性の強い端末がいくつか出てきた&購入できたので結構満足度の高い1年になったと思います。
また来年も挑戦心に溢れた個性派スマホや変態ガジェットが出てきて欲しいですね!
記事執筆者:河童丸
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