シャープが新フラッグシップスマホ「AQUOS R」を発表!

シャープは18日、都内にて『「スマートフォンAQUOS」新製品発表会』を開催し、新たにフラッグシップスマートフォン(スマホ)のシリーズ名を「AQUOS R」に統一すると発表しています。これにより、これまでブランド名がばらばらだった同社のハイエンドスマホが「2017年夏モデル」よりAQUOS Rに統一されて投入されることになります。

AQUOS Rは「Reality(臨場感のある映像美)」および「Response(なめらかで俊敏なレスポンス)」、「Robotics(人工知能がかしこくサポート)」、「Reliability(長く使える信頼性)」の4つの“R”を意味し、従来通り、ハイスピードIGZO液晶ディスプレイや人工知能(AI)を使った「エモパー」などを搭載したハイエンドモデルになります。

現時点で開発中ながら本体色は「Mercury Black」と「Zirconia White」の2色があることが明らかにされており、発表会で披露された展示機は約5.3インチWQHD(1440×2560ドット)IGZO液晶やQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 835」、4GB内蔵メモリー(RAM)などを搭載したまさにフラッグシップに相応しい製品となっていました。

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シャープではこれまで国内のNTTドコモやau、SoftBankなどに向けたスマホにおいて各社ごとにシリーズ名を分けて、フラッグシップモデルについてもNTTドコモ向けが「AQUOS ZETA」、au向けが「AQUOS SERIE」、SoftBank向けが「AQUOS Xx」といったようになっていました。

今回、これらが統一されてAQUOS Rになります。また合わせてテーマはシリーズ名に付けられた4つのRとなり、RealityやResponseでは倍速120HzのハイスピードIGZO、Roboticsではエモパー、Reliabilityでは発売後2年に渡って最新のAndroidのOSバージョンアップを提供するなどが盛り込まれています。

Responseではさらに2016年夏モデルのシャープ製フラッグシップスマホ(例えば、NTTドコモ向け「AQUOS ZETA SH-04H」など)と比べて液晶の応答速度を約1.5倍を実現しているとのこと。OSはAndroid 7.1(開発コード名:Nougat)を搭載。

仕様としても前述通りにハイエンドとなっており、Snapdragon 835を採用したこともあってRAMはLPDDR4、内蔵ストレージはUFSが採用され、従来の既存機種や価格の安い機種などに採用されているLPDDR3やeMMCなどよりも高速にデータ処理できるようになっています。

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ディスプレイは風景の奥行きや素材の質感までもリアルに表現する高画質技術「HDR(ハイダイナミックレンジ)」(HDR 10)に対応し、さらにAQUOS Rで撮影した動画も表現豊かに表示できる「バーチャルHDR」を搭載。

またカメラにも注力しており、広角22mm・F1.9レンズの約2260万画素リアカメラ、広角23mmレンズの約1630万画素フロントカメラなどを搭載。ハイスピードAFおよび光学式手ブレ補正、電子式手ブレ補正(動画のみ)に対応。

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さらに防水・防塵やフルセグ・ワンセグ、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC Type A/B、指紋センサー(前面)にも対応しているなどしているほか、エモパーと連動して利用者のほうを向いて話しかけることが可能な充電台「ロボクル」も展示されていました。

その他の仕様では3160mAhバッテリーやMIMOに対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.0、USB Type-C(USB 3.0)など。サイズは約153×74×8.7mm(暫定値)。

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USB Type-C端子


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ロボクル




記事執筆:memn0ck


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風景の奥行きや素材の質感までもリアルに表現する高画質技術「HDR(ハイダイナミックレンジ)」に対応。さらに本モデルで撮影した動画も表現豊かに表示できる「バーチャルHDR」を搭載。
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