Moto G5S Plusはミッドレンジ向け「Moto G」シリーズの第5世代「Moto G5」の改良モデルで、日本でも「Moto G5」および「Moto G5 Plus」が今年3月より販売されていますが、新たに“Plus”モデルのみ追加されることになりました。

Moto G5 Plusの後継機種の位置付けで、プレミアムな機能を備えながらもお求めやすい価格を実現するという特長はそのままにカメラ機能などを向上させる機能強化を図っています。特に背面のリアカメラは新たにデュアルレンズカメラに。

F2.0レンズと約1300万画素CMOSセンサーがそれぞれ2つ搭載され、ピントを調整できる「セレクティブフォーカスモード」に対応し、美しいぼやけた背景効果を追加できるようになっています。またフロントカメラは広角撮影に対応したF2.0レンズと約800万画素CMOSセンサーとF2.0レンズを搭載し、LEDフラッシュと新しいパノラマモードに対応。


外観はMoto G5 Plusと同じくメタルユニボディーを採用し、サイズは約153.5×76.2×8.04〜9.5mm、質量は約170g、揮発性ナノコーティングやGorilla Glass 3、ディスプレイ下中央の指紋センサーも同様。その他、Nigh DisplayとQuick Replyという2つの新しいMotoエクスペリエンスに対応しています。

主な仕様は約5.5インチフルHD（1080×1920ドット）IPS液晶（約401ppi）や64bit対応のQualcomm製チップセット「Snapdragon 625（MSM8953）」（2.0GHzオクタコアCPU＋GPU「Adreno 506」）や4GB内蔵メモリー（RAM）、32GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット（最大128GBまで）、3000mAhバッテリー（取外不可）、急速充電「TurboPowe」（15W）、2.4および5.xデュアルバンド対応でIEEE802.11a／b／g／n準拠のWi-Fi、Bluetooth 4.2、NFC Type A／B、位置情報取得（A-GPS・GLONASS）、FMラジオ、加速度センサー、ジャイロセンサー、環境光センサー、近接センサー、microUSB端子、3.5mmイヤホンマイク端子、マイク×2など。


OSはAndroid 8.0（開発コード名：Oreo）へのバージョンアップを予定。携帯電話ネットワークではLTE UE Category 7による下り最大300Mbpsおよび上り最大50Mbpsに対応し、SIMカードはnanoSIMカード（4FF）サイズを採用（片方のSIMカードはmicroSDカードと共用）。日本でも使える3G＋4GのデュアルSIMデュアルスタンバイ（DSDS）に対応。対応周波数帯は以下の通り。

2G: 850MHz / 900MHz / 1800MHz / 1900MHz
3G: B1 / B2 / B5 / B8 / B19(B6含む)
4G: B1 / B3 / B5 / B7 / B8 / B18 / B19 / B20 / B26 / B28 / B38 / B40 / B41

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