高コスパスマホ「motorola edge 60」をファーストインプレッション!

既報通り、Lenovo Group傘下のMotorola Mobility(以下、Motorola)が展開する「motorola edge」ブランドにおける5G対応ミッドレンジスマートフォン(スマホ)「motorola edge 60(型番:XT2505-5)」が日本市場にて2026年2月20日(金)に発売されました。現時点において日本ではKDDIおよび沖縄セルラー電話の携帯電話サービス「UQ mobile」における独占販売となっています。

販路はau Styleやauショップ、UQスポット、量販店などのUQ mobile取扱店および公式Webストア「UQ mobile オンラインショップ」などで、価格(金額はすべて税込)はオープンながら希望小売価格やUQ mobile オンラインショップなどの直営店では45,800円となっており、UQ mobile オンラインショップでは他社から乗り換え(MNP)で料金プラン「コミコミプランバリュー」または「トクトクプラン2」かつ「増量オプションⅡ」に加入の場合なら11,550円割引で34,250円となります。

さらに残価設定方式の販売施策「スマホトクするプログラム」の対象で、購入後13~25カ月目までに返却した場合の実質負担額はMNPや機種変更、au・povoからの番号以降なら初回1,354円+1,343円/月×22回+最終回14,900円で30,900円、新規契約なら初回993円+982円/月×22回+最終回23,203円で22,597円となり、MNPの場合には割引と合わせて実質負担額11,047円となります。

なお、UQ mobileにて販売されるmotorola edge 60は購入時からSIMロックはかかっておらず、日本市場でニーズの高いおサイフケータイ(FeliCa)にも対応しており、内蔵メモリー(RAM)および内蔵ストレージは8GB RAM+128GBストレージモデルで、本体色はPANTONE Gibraltar SeaとPANTONE Shamrockの2色が販売されます。今回、Motorolaの日本法人であるモトローラ・モビリティ・ジャパン(以下、モトローラ)よりmotorola edge 60をお借りして実際に試すことができたので、外観や同梱品、基本機能、ベンチマークなどを写真や動画を交えて紹介したいと思います。

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motorola edge 60のパッケージ(箱)

motorola edge 60は前述通りにMotorolaが展開するフラッグシップスマホのmotorola edgeシリーズの2025年モデルで、すでに海外では後継モデルとなる「motorola edge 70」が発売されていますが、日本では上位機「motorola edge 60 pro」からもかなり遅れ、しかもUQ mobileからのみの販売となりました。特徴はその製品名からもわかるように4辺が湾曲したカーブエッジディスプレイを搭載してより画面占有率が96.32%に達し、非常に没入感が高まっています。

またファッション性とエンジニアリングの卓越性の両方に焦点を当ててスタイリッシュであると同時にタフな製品を作り上げ、画面は強化ガラス「Gorilla Glass 7i」(Corning製)で覆われ、落下や傷に対する性能が2倍向上し、偶発的な落下や傷からよりよく保護されているので安心して使えるほか、米軍の調達基準「MIL-STD-810H」に準拠した最も過酷な環境における耐久性を満たして極寒の冬の寒さを乗り越える場合でも夏の暑さに耐える場合でも対応できるようになっているとのこと。

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箱を開けると、まずはクイックスタートガイドなどが収納されているスリーブケースがあり、その下にmotorola edge 60の本体があります


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スリーブケースとmotorola edge 60本体を取り出したところ。ACアダプターやUSBケーブルなどの周辺機器は付属していません

さらに最高レベルの防水保護であるIP68とIP69の両方を満たした防水・防塵にも対応しており、1.5mに最大30分間浸水したり、高音や高圧の水にも耐えられるように作られているため、濡れた状態や予測できない状況でも安心して使え、ウォータータッチテクノロジーも搭載されているため、濡れた状態でもタッチ操作の応答性を維持できます。加えて背面はフェイクレザー調のシリコン仕上げとなっており、これまでと同様にPANTONE(以下、パントーン)と複数年に渡るパートナーシップに基づいてPantone Color Instituteとのコラボレーションで厳選された“PANTONE”カラーが採用されています。

パッケージは白を基調とした非常にシンプルな箱になっており、上面に「motorola」ロゴと製品名の「edge 60」ロゴが記載され、側面にパッケージにプラスチック製品が使われていないことを示す「plastic-free packaging」と書かれています。また側面には製品名や本体色、型番(XT2505-5)、製品コード(MOG025SGA)、P/N(PBAJ001JP)、製品製造番号(IMEI)などが記載され、さらに「DESIGNED BY MOTOROLA MADE IN CHINA」といったことも書かれており、中国製であることがわかります。

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同梱品一覧。motorola edge 60本体のほか、SIM取出し用ピン(試供品)や保護ケース(試供品)、クイックスタートガイド、法的情報、アフターサービスガイドとなっています。なお、同梱品に記載はありませんが、画面保護フィルムが貼り付けた状態で販売されています


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motorola edge 60本体が収まっている半透明の紙の保護材から出しているところ

画面は上部中央にパンチホールを配置したアスペクト比9:20の約6.67インチSuper HD(1220×2712ドット)LTPS pOLED(有機EL)「フォーサイデッドカーブドディスプレイ」(約446ppi)を搭載し、最大120Hzリフレッシュレートや最大300Hzタッチサンプリングレート、10bitカラー(約10億色表示)、ピーク輝度4500nits、HDR10+、DCI-P3 100%、720Hz PWM調光、Amazon HD、SGS Low Blue Light Reduction、SGS Low Motion Blur Reduction、Pantone Validated、Colors Pantone Skintone Validatedをサポートしています。

またパンチホール部分には約5000万画素CMOS(1画素0.64μm、4in1)+広角レンズ(F2.0)のフロントカメラが内蔵され、生体認証としては顔認証のほか、画面内指紋センサー(光学式)にも対応しています。サイズは約161×73×7.9mm、質量は約179gとなっており、耐衝撃などには対応しているものの、側面などのフレームはプラスチック製とのことで、左右側面にエッジライトが搭載されており、通知などを光ってお知らせできるようになっています。さらに音響面もデュアルステレオスピーカーとハイレゾ音源やDolby Atmoに対応したサウンドシステムを備えています。

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motorola edge 60の画面を消した状態の正面。画面占有率が非常に高いため、真正面から見ると、まさにフルディスプレイといったところ


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motorola edge 60の電源を入れた状態の正面。まずは初期設定画面が表示されます


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上部中央にパンチホールが配置されており、パンチホール部分を見ると、購入時に画面保護フィルムが貼られているのがわかります。なお、ディスプレイの左右端の湾曲がかなり緩やかで“エッジ感”は強めです


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motorola edge 60を持ってみたところ。画面は初期設定を終えた直後のアプリ一覧(ドロワー)

本体色はPANTONE Shamrock(シャムロックグリーン)とPANTONE Gibraltar Sea(ジブラルタルシーネイビー)で、どちらもテクスチャー加工によって滑らかで柔らかな手触りとなっており、超薄型ながらも左右端の湾曲が緩やかなため、持ち心地が良く握りやすくなっています。ただし、長時間に渡って強く握っていると、手が痛くなるかもしれません。今回お借りしたのシャムロックグリーンですが、店頭でジブラルタルシーネイビーも確認してみましたが、個人的にはシャムロックグリーンの方が好みでした。

とはいえ、より質感が良くて好みだなと思ったのは以前にレビューをした「motorola razr 60 ultra」のスエード仕上げのフェイクレザー調ではありますが……。また新たに販売が開始されたmotorola razr 60 ultraの本物の木材を使った限定カラー「PANTONE Mountain Trail」も気になるところです。

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motorola edge 60の背面。こちらはフェイクレザー調のシャムロックグリーンで、右側にはおサイフケータイマーク(アンテナ)も記載されています。リアカメラ部分は左上がメインの広角カメラ、左下が望遠カメラ、右上がフラッシュライト、右下が超広角/マクロカメラとなります


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こちらは店頭で確認してきたジブラルタルシーネイビー(右)とシャムロックグリーン(左)を並べてみたところ。質感としてはナイロン調というよりも模様のあるフェイクレザー調といった感じではあり、本物のナイロンのようなサラサラしておらず、革のような少ししっとりした印象でした


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motorola edge 60のリアカメラの出っ張り具合。それなりに出っ張りがあり、背面を下にして置いた場合にはカタカタします。最近、このカタカタする遊びがあるから持ちやすいという意見を見て、今更ながら「なるほど、そういうメリットもあるんだな」と思ったりしました

リアカメラは以下のトリプル構成で、メインカメラにはSony Semiconductor Solutions製センサー「LYTIA 700C」と光学式手ぶれ補正(OIS)が搭載されており、より高い光感度に対応して低照度でも驚くほど美しい写真を撮影でき、さらにマクロビジョンを内蔵した超広角レンズは画角120°によって広大な風景をすべてフレームに収められるように撮影範囲を広げるだけでなく、3cmまで近づいて超クローズアップ撮影して小さなディテールの美しさを際立たせることもできます。

・約5000万画素CMOS(1/1.56型、1画素1.0μm、Omni-directional all-pixel PDAF、4in1)+広角レンズ(F1.8、焦点距離24mm、画角84°、OIS)
・約5000万画素CMOS(1/3.0型、1画素0.64μm、PDAF、4in1)+超広角&マクロレンズ(F2.0、焦点距離12mm、画角122°)
・約1000万画素CMOS(1/3.94型、1画素1.0μm、PDAF)+望遠レンズ(F2.0、焦点距離73mm、画角33°、OIS、光学3倍ズーム)

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標準カメラアプリのファインダー画面。光学1倍や光学0.5倍(超広角)、光学3倍といったズームがタッチで切り替えられるほか、選択されている倍率をタッチするとダイアル式で倍率を変更できたりします。また写真ではデジタルで最大30倍ズームまで対応しており、マクロ撮影も行えます


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モードは「写真」や「動画」、「スローモーション」、「ポートレート」、「プロ」、「スキャン」、「ナイトビジョン」、「パノラマ」、「最大画素」、「フォトブース」、「ディルトシフト」、「タイムラプス」、「デュアル撮影動画」が用意されています


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標準カメラアプリの詳細な設定画面


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撮影サンプル(1)屋外、晴れ、写真モード(光学1倍)


IMG_20260221_124641855_HDR
撮影サンプル(2)屋外、晴れ、写真モード(光学0.5倍)


IMG_20260221_124648447_HDR
撮影サンプル(3)屋外、晴れ、写真モード(光学2倍)


IMG_20260221_124653217_HDR
撮影サンプル(4)屋外、晴れ、写真モード(光学3倍)


IMG_20260221_122421606_HDR_PORTRAIT
撮影サンプル(5)屋外、晴れ、ポートレートモード


IMG_20260301_040706360_HDR
撮影サンプル(6)屋外、夜景、写真モード(光学1倍)


IMG_20260226_184030736_HDR_PORTRAIT
撮影サンプル(7)室内、白熱等、ポートレートモード

チップセット(SoC)はグローバル向けモデルではMediaTek製「Dimensity 7400」ですが、日本で販売されているモデルではインド向けと同様でMediaTek製「Dimensity 7400」となっており、4nmプロセスで製造されたオクタコアCPU「2.6GHz Arm Cortex-A78コア×2+2.0GHz Arm Cortex-A55コア×6」やデュアルコアGPU「Arm Mali-G615 MP2」を搭載し、ベンチマークアプリ「AnTuTu Benchmark」(Version 11.0.9)で測定したところでは総合スコアが95万程度となっていました。またRAMはLPDDR4X、ストレージはuMCPとのこと。

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motorola edge 60の左右側面。左側にはわかりにくいですが、エッジライトがあり、右側には音量上下キーと電源キー、換気口、エッジライトが配置されています。なお、換気口は保護ケースを使用している場合、通話中やメディア再生中のノイズを避けるために換気口がふさがれていないことを確認するように案内されています


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motorola edge 60の上下側面。上側には動画撮影など用のサブマイク、下側にはnanoSIMカードスロットのトレイや通話など用のメインマイク(送話口)、USB Type-C端子、外部スピーカーが配置されています


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nanoSIMカードスロットのトレイを付属のSIM取り出しピンで引き出したところ

その他の仕様はmicroSDXCカードスロット(最大1TB)やUSB Type-C端子(USB 2.0)、加速度センサー、環境照度センサー、近接センサー、ジャイロセンサー、電子コンパス、マイク×2、Bluetooth 5.4、NFC Type A/B、位置情報取得(A-GNSS:GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSSなど)など。3.5mmイヤホンマイク端子や赤外線、ワンセグ、フルセグは非対応。

バッテリーは5200mAhの大容量で、急速充電「TurboPower」(最大68W)にも対応しており、au回線では連続通話時間がVoLTEで約3170分、連続待受時間が4G LTEで約480時間となっており、充電時間は約120分(TypeC共通ACアダプタ02使用時)。なお、ワイヤレス充電には対応していません。携帯電話ネットワークは最大通信速度が下り2.6Gbpsおよび上り252Mbpsで、対応周波数帯は以下の通りとなっており、SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMによるデュアルSIMに対応しています。

5G NR: n1, n3, n5, n7, n8, n20, n26, n28, n38, n40, n41, n71, n75, n77, n78
4G LTE: Band 1, 2, 3, 5, 7, 8, 18, 19, 20, 26, 28, 32, 38, 40, 41, 42, 43, 71
3G W-CDMA: Band I, II, V, VIII
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz

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付属の保護ケースを装着してみたところ

OSはAndroid 16がプリインストールされており、RAM拡張機能「+ RAM Boost」やAI機能「Moto AI」、ThinkShield、Moto Secureなどに対応しており、Moto AIではメッセージや不在着信を要約してお知らせしてくれる「とりまリスト」のほか、会議や会話などを録音して要約してくれる「おまとメモ」、画像やアバター、ステッカーなどを生成できる「イメージスタジオ」、スクリーンショットや写真、テキストなどを学習データとして保存してリマインドしてくれる「お気にいリマインダー」などが利用できます。

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記事執筆:memn0ck


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