リンクスインターナショナルのiPadシリーズ用ハードケース一体型Bluetoothキーボードを紹介!

千葉県・幕張メッセにて11月8日から10日まで開催されていたIT関連展示会の総合イベント「2017 Japan IT Week 秋」にリンクスインターナショナルが出展し、同社が輸入・販売を行う超小型PC「LIVA」シリーズやiPadおよびSurface向けのBluetooth接続キーボード「BRYDGE」シリーズを展示しました。

BRYDGEシリーズは同社が今年1月から国内での販売を開始したタブレット向けハードケース一体型キーボードで、純正オプション製品のような高級感と質の良い打鍵感を大きな特徴としています。今回新たにiPad Proに対応した10.5インチモデルが登場し、展示会場でも大きな注目を集めていました。

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秋葉原などではお馴染みのPC関連メーカー


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手のひらサイズの超小型PC「LIVA」シリーズは同社の主力製品の1つ


■まるで純正。アルミ削り出しのボディーが所有者欲を掻き立てる
BRYDGEシリーズの最大の特徴はiPadやSurfaceといったタブレットタイプの製品とのデザインの親和性や高級感です。アルミ合金素材を削り出して作られた本体はマテリアル感が強く、まるで純正オプションのような高級感があります。

タブレットへの接続はヒンジ部のラバークリップに挟むだけ。一見すると貧弱な接続方法に見えますが、タブレット部を引っ張っても簡単には抜けず、片手で持って振り回しても抜けないほどしっかりと固定されます。

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製品の完成度の高さに食い入るように見る人が多かったBRYDGEシリーズ


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アルミ削り出しの美しいボディーは適度な重さがあり所有者欲を十分に満たしてくれそうだ


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このように片手で持っても落ちることはない


■美しいだけじゃない。ユーザビリティを第一に考えた設計
キーボードはMacBookなどの純正キーボードとほぼ同じ配列&デザインで、キーの構造も一般的なパンタグラフ式(シザー構造)ではなくMacBookと同じバタフライ構造を採用し、打鍵音や打鍵感もMacBookの純正キーボードにギリギリまで近づけたとのことです。

またヒンジ部の形状についても対応するiPadによってベゼル部分の太さが変わるため、それぞれ専用のヒンジ形状となっている点もこだわりの1つです。

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キー配置やデザインもMacBookシリーズとほぼ同じ。純正品だと言われても誰も疑わないだろう


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対応するiPadによってヒンジの形状や大きさが違う


一般的なiPad用Bluetooth接続キーボードと言えば、キーボード側のスリットにiPad本体を立てかけるものが多く見られますが、こういった製品ではiPad本体の角度を自由に設定することができず、利用するシーンによっては画面が見づらかったり、立て掛けているだけであるために不安定で倒れたり机から落としてしまうことも少なくありません。

しかし、本製品の場合ヒンジ形状で固定するため、自由に角度変更が可能で、しかも180度まで本体を開くことができます。背面や側面のデザインもiPadに即しているため閉じれば二枚貝のような一体感となり、ノートPCのように手軽に持ち運べます。

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ヒンジ部が自由な角度でしっかりと止まるため、利用する場所や状況を選ばない


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このように180度開くことも可能だ


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美しい一体感。厚みや角のアールもiPadに合わせて作られている


■各モデルごとに細かく性能やカラーを改良
キーボードには白色LEDバックライトも搭載されており、3段階の明るさ調整が可能です。従来製品となる「BRYDGE 12.9」および「BRYDGE 9.7」、「BRYDGE 7.9」、「BRYDGE MINI」の4製品はボディーカラーがシルバー、スペースグレイ、ゴールドの3種類となり、バッテリー持続時間は最長3ヶ月となっています。

最新モデルとなる「BRYDGE 10.5」では対応するBluetooth規格が4.0となったことやバッテリーの改良などにより、1回の充電で最長12ヶ月使用可能としました。また本体カラーもシルバー、スペースグレイ、ゴールドに加えローズゴールドを用意し4種類となっています。

キーボードはUS配置のみが用意されており、日本語のJIS配置タイプは現在のところ予定はないとのことです。

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最新モデルのBRYDGE 10.5。手持ちのiPadに合わせたカラーを選ぼう


この他、Surfaceシリーズ向けのモデルとして「BRYDGE 12.3」もラインナップされており、こちらの本体カラーはシルバーの1種類のみです。その代わり128GBのSSDを内蔵したモデルが用意されており、よりビジネス&エンターテインメントに特化した方向性となっています。

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SurfaceとBRYDGE 12.3を合わせたところ。こちらもSurfaceと同等の形状にすることで一体感を生んでいる


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BRYDGE 12.3 SSD搭載モデルにはUSB3.0端子が搭載されており、ここからSurfaceに接続し外部ストレージとして利用する


■良いものは高くても売れる。ユーザー層と製品コンセプトがマッチしたBRYDGEシリーズ
美しさと実用性を兼ね備えた本シリーズはiPadユーザーやSurfaceユーザーであれば誰もが注目するほどの製品ですが、価格も実売13,000円から18,000円前後、SSD内蔵タイプのBRYDGE 12.3に至っては実売36,000円前後と若干高額です。

この価格や売れ行きについて担当者は「アルミ削り出しの本体パーツや厳選されたキーパーツなど、本当に良いものを作ろうとするとどうしてもこのくらいは掛かってしまう。しかしiPad Proなどを購入するユーザー層は「良いものであれば高くても買う」という層でもあるため、クオリティで妥協していない分堅調に売れている」と語ります。

新型となるBRYDGE 10.5は11月11日より全国の家電量販店やAmazonなどのネット通販サイトで販売が開始されており、価格は実売17,980円程度となっています。



記事執筆:あるかでぃあ


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