dodomo withスマホ「Galaxy Feel2 SC-02L」を写真と動画でチェック! |
既報の通り、NTTドコモが「2018-2019冬春モデル」として縦長な約5.6インチHD+(720×1480ドット)Super AMOLED(有機EL)やオクタコアCPU、4GB内蔵メモリー(RAM)、3000mAhバッテリーなどを搭載したAndroid 8.1(開発コード名:Oreo)採用スマートフォン(スマホ)「Galaxy Feel2 SC-02L」(サムスン電子製)を発表しました。
発売日もすでに案内されたように11月9日(金)で、現在、ドコモショップや量販店などのドコモ取扱店や公式Webストア「ドコモオンラインショップ」で予約受付が実施されています。
本機は人気の月々サポートや端末購入サポートといった購入補助割引が付かない代わりに毎月の利用料から1,620円が割り引かれる「docomo with」の対象機種で、同じくdocomo with対象機種として2017年6月に発売された「Galaxy Feel SC-04J」の後継機種です。
価格は本体代42,120円(以下、すべて税込)と、Galaxy Feel SC-04Jよりも若干高くなりましたが、単なるマイナーアップデートではなく、新たにディスプレイが流行りの縦長になったり、チップセット(SoC)やRAMなどのスペックが大幅に強化されているなどしています。
そこで本記事ではそんなGalaxy Feel2 SC-02Lについて発表会場に併設されたタッチ&トライコーナーにて実機に触れる機会がありましたので、製品の外観や特長について写真や動画とともにご紹介します。
■流行りの超縦長有機ELディスプレイがお手頃価格で
Galaxy Feel2 SC-02Lを手に取って最初に気がつくのは画面の大きさです。前機種のGalaxy Feel SC-04Jではアスペクト比9:16の4.7インチ画面であったのに対し、本機ではアスペクト比9:18.5の5.6インチ画面を採用しています。
流行りの超縦長となった画面は0.9インチというサイズ差以上に大きく感じられ、Webサイトの閲覧や対応アプリではぐっと使いやすくなりました。画面解像度はHD+(720×1480ドット)と抑えられていますが、実利用上でドットの荒さを感じることはほぼありません。
上下のベゼルも程良く狭くなっており、画面サイズは大きくなってもGalaxy Feel SC-04Jから横幅で約3mm、縦幅でも約11mmのサイズアップに抑えられており、特に横幅は約70mmと片手で持つのに適したサイズに収められている点は大きく評価できます。
ディスプレイ素材にはGalaxy Feel SC-04Jに引き続き有機ELの「Super AMOLED」が採用されており、明るさと発色の良さが大きな特徴となっています。
有機ELディスプレイは液晶ディスプレイに比べて素材単価が高く、スマホではハイエンドやミッドレンジ以上に用いられることの多い素材ですが、手頃な価格で購入・運用できるdocomo with対象端末でこの品質を体験できることにはとても大きな意味があると感じます。
背面は光沢感の強いグロス塗装でオパールブラックなどのカラーでは指紋や利用者の映り込みが少々目立つ印象です。中央上部にカメラと指紋認証センサーが縦に並びます。
背面のアウトカメラはF値1.7の単眼レンズで約1600万画素の裏面照射型CMOSを採用。正面のフロントカメラはF値1.7の単眼レンズで約1600万画素の裏面照射型CMOSを採用しています。
2つのカメラの撮像素子がともに1600万画素となっている点はセルフィー(自撮り)を多くする女性層などには評価が高そうです。
本機では生体認証方式として指紋認証に加えて顔認証にも対応しており、画面を見るだけでロック解除などが可能です。指紋認証も顔認証も一長一短があるため、両方式を同時に利用できるのはとても便利です。
■若干保守的ながらも使いやすいデザイン
デザイン面ではサイドを金属ベゼルが取り囲む角ばったスタイルで、筐体全体に曲面を多用したデザインがトレンドとなっているハイエンドスマホとはこういった部分で差別化を図ってきた印象です。
また角ばっていてもサイドパーツには若干のアール(曲面)が設けられており、テーブルからの持ち上げやすさや手に持った際の持ちやすさには十分配慮されています。
左側面に音量調整ボタン、右側面に電源ボタンを備えるほか、上側面にはmicroSDカードおよびSIMカード用スロットがあります。下側面の外部接続端子はUSB Type-Cとなっており急速充電にも対応。3.5mmイヤホンジャックを備えている点もBluetoothイヤホンなどを用意する必要がない手軽さでターゲット層に合わせた良い仕様です。
■処理性能向上で各種機能を追加&強化
そしてもう1つの大きな特徴が大幅に向上が図られたチップセット性能です。Galaxy Feel SC-04Jでは「Exynos 7870(1.6GHz/オクタコア)」が採用されていましたが、Galaxy Feel2 SC-02Lでは「Exynos 7885(2.2GHz+1.6GHz/オクタコア)へと強化され、とくに3D処理などのグラフィック性能が向上しました。
これによってスマホ向けゲームやマップアプリの3D表示機能などで快適性が向上しており、以前はフレームレートが低く見づらかったコンテンツを快適に利用できるようになりました。
エントリーからミッドレンジモデルのスマホであってもゲームなどのエンターテインメントアプリで妥協しなくて良くなったことは大きな進歩です。
またフロントカメラの画素数向上とチップセットの性能向上は「AR絵文字」機能の実装も可能にしました。Galaxy Feel SC-04Jでは性能不足などから搭載が見送られていた機能ですが、Galaxy Feel2 SC-02Lでは快適に作成が可能で、SNSアプリなどで相手に送ったりして楽しむことができます。
この他、強化されたフロントカメラに合わせ手のひらを認識してシャッターを切る「手のひら認識」機能や音声でシャッターを切れる「音声コントロール」も搭載。サウンド関連では立体音響規格の「ドルビー・アトモス」に対応するなど、処理性能の向上が実利用のあらゆる面で機能の追加および強化につながっています。
本体デザインやチップセット強化によるゲーム動作の快適性などは以下の動画からもご覧いただけます。
S-MAX:サムスン電子製「Galaxy Feei2 SC-02L」タッチ&トライ
動画リンク:https://youtu.be/I9DNVvv3nfw
■コスパ重視のお手頃端末
バッテリー容量は3000mAh、RAMは4GB、内蔵ストレージは32GBと必要十分。得にバッテリー容量が若干多めなのが嬉しいところで、NTTドコモの2018-2019冬春モデルでは電池持ち時間が最も長くなっています。内蔵ストレージの容量が若干物足りない印象ですので、最大512GBのmicroSDカードもXC規格まで利用できる外部ストレージを上手く活用すると良いでしょう。
画面解像度をHD+に抑えて動作の軽さ(処理性能)とバッテリー持続時間を重視した設計は理にかなっており、高価な有機ELディスプレイでもコストを抑えることに成功している点も消費者目線として高く評価できます。4万円少々で購入できるdocomo with対応端末として考えた場合、コストパフォーマンスの良さが光るお買い得端末だと感じます。
契約種別 | 新規契約、機種変更、MNP |
本体価格 | 42,120円(分割1,755円/月×24回) |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 約149mm×約70mm×約8.4mm |
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質量 | 約168g |
OS | Android 8.1 Oreo |
ディスプレイ (サイズ、ディスプレイ方式、発色数) | 約5.6インチ Super AMOLED(有機EL) 約1677万色 |
ディスプレイ解像度(横×縦) | HD+(720×1480) |
CPU | Exynos 7885(S.LSI) 2.2GHz+1.6GHz オクタコア |
内蔵メモリー(RAM) | 4GB |
内蔵ストレージ | 32GB |
外部ストレージ(最大対応容量) | microSDXC(512GB) |
バッテリー容量 | 3000mAh |
防水機能/防塵機能 | ○/○ (IPX5、8/IP6X) |
VoLTE/VoLTE(HD+) | ○/- |
連続待受時間(静止時[自動]) (LTE/3G/GSM) | 約450時間/約530時間/約450時間 |
連続通話時間 (LTE/3G/GSM) | 約1090分/約940分/約690分 |
電池持ち時間※1 | 約140時間 |
受信時最大速度/送信時最大速度※2 | 500Mbps/75Mbps |
Bluetooth(対応バージョン) | ○(5.0) |
リアカメラ (有効画素数、F値) | 裏面照射型CMOS (約1600万、1.7) |
フロントカメラ (有効画素数、F値) | 裏面照射型CMOS (約1600万、1.9) |
ワンセグ/フルセグ | ○※3/- |
生体認証 | 指紋認証、顔認証 |
スグ電 | ○ |
非常用節電機能 | ○(緊急時長持ちモード) |
FeliCa※4/NFC(FeliCa搭載)※5 | -/○ |
ハイレゾ※6 | ○ |
HDR動画再生対応 | -※7 |
UIM | nanoUIM |
充電端子 | USB Type-C※8 |
カラー | Frost White/Opal Black/Aurora Pink |
製造メーカー | サムスン電子 |
※2 通信速度は、送受信時の技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。ベストエフォート方式による提供となり、実際の通信速度は、通信環境やネットワ-クの混雑状況に応じて変化します。
※3 「外付けテレビアンテナケーブルSC04」(同梱)が必要です。
※4 FeliCa方式のサービスのみご利用になれます。
※5 FeliCa方式のサービス及びTypeA/B方式のサービスがご利用になれます。TypeA/B方式のサービスのご利用には対応したドコモUIMカードが必要です。
※6 イレゾ対応のヘッドセットやスピーカー(別売)が必要です。
※7 ハイレゾ対応のヘッドセットやスピーカー(別売)と「3.5mmイヤホン変換・テレビアンテナケーブルSO01(同梱)」が必要です。
※8 充電には、「ACアダプタ 07」(別売)または「microUSB変換アダプタ B to C 01」(別売)が必要です。
※9 発表時[2018年10月17日(水)]の内容から変更となりました。
記事執筆:秋吉 健
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