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KDDI東北総支社長がスマホ安全利用を中学生に呼びかけ

KDDI東北総支社は10月25日、宮城県警察との連携覚書に調印し、小中高生にスマホの安全利用を呼びかけるスマホ教室を共催で行うことになりました。

宮城県警察は携帯電話キャリアとのスマホ教室共催に積極的で、2月にはNTTドコモともスマホ教室共催の連携覚書を結んでいました。KDDIはこれまでも単独でスマホ教室を開催してきましたが、今後は宮城県警との共催も宮城県内の学校で行えることとなりました。

そして11月16日宮城県岩沼市の岩沼西中学校で、初の宮城県警とKDDI東北総支社共催となる「みやぎスマホ・KDDIスマホ・ケータイ安全教室」が開催されました。KDDI東北総支社からはなんと総支社長自らが講師として、中学生にスマホの安全利用を呼びかけました。

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KDDI東北総支社長松嶋伸一郎氏

まずはKDDI東北総支社長の松嶋伸一郎氏が登壇し、具体的な問題事例を挙げて分かりやすくスマホの安全利用について説明しました。

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マンガ仕立てのプレゼンで事例紹介


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中学生に安全利用を呼びかける松嶋氏

プレゼンテーションではマンガ仕立てでさまざまなスマホトラブルを紹介。言葉の行き違いによるいじめや、ゲームでの課金、長時間プレーの危険性、裸の自撮り画像を送る危険性などがビジュアルを通して分かりやすく伝えられました。

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宮城県警は「じょいふる」の合言葉で呼びかけ

続いて宮城県岩沼警察署少年・生活安全捜査係長熊谷由佳氏が登壇し、

じ…自撮りしない・送らない
よ…よるはケータイ使わない
い…いじわる言わない・書き込まない
ふ…フィルタリングで自分を守ろう
る…ルールを親子で話し合おう

「じょいふる」というわかりやすいキーワードを使って安全利用を呼びかけました。

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生徒会長による講師へのお礼

教室の最後に生徒会長から「『じょいふる』を守って安心安全で使いたい。スマホは使い方を間違えると恐ろしいということをみんなも考えて欲しい」と講師へのお礼と、生徒への呼びかけがありました。スマホ教室を受講した生徒からは「今はスマホを持っていませんが、いずれ高校で必要になります。その時は知らない人とのやりとりや、ゲームの課金を親に断り無くしないようにしたいです」「私たちの年代独特の人間関係もありますが、ネット上では人との距離感を考える必要があると感じました」という感想が聞かれました。

今後もさまざまな学校でのスマホ教室の開催により、子どもたちがトラブルに巻き込まれず、安心安全にスマホを活用できるようになることを願っています。



記事執筆:小林健志


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