みずほ銀行を中心としたスマホなど向けコード決済サービス「J-Coin Pay」が登場!

みずほ銀行は20日、約60の金融機関と協働して“銀行系デジタル通貨のプラットフォーム”としてQRコードを活用したスマートフォン(スマホ)など向け決済サービス 「J-Coin Pay(ジェイ コイン ペイ)」を2019年3月より提供開始すると発表しています。

J-Coin Payはお店での買い物の代金を支払うだけでなく、企業・個人間送金サービスにも対応しており、金融機関の預金口座との入出金(アプリにチャージや口座に戻すといった機能)を含めてすべてスマホ上のアプリを使っていつでもどこでも無料でできるとのこと。

まずは3月1日よりAndroidおよびiOS向けアプリが提供開始され、みずほ銀行の預金口座が登録できるようになり、その後、3月25日以降に他の金融機関の預金口座も順次登録可能となる予定。チャージなどは1円単位で行え、チャージは50万円/日(最大500万円)まで、送金は25万円/日までで、各種手数料は無料。

利用できる店舗はファミリーマートやビックカメラ、ヤマダ電機、ダイソー、ウエルシア薬局、すかいらーくホールディングス、松屋、コスモ石油、東京急行電鉄、東日本旅客鉄道、ヤマトフィナンシャル、JapanTaxiなどが検討しているとしています。

なお、J-Coin Payでは「UnionPay(銀聯)」や「Alipay」との連携を皮切りに今後、アジアを中心にグローバルにネットワークを拡大していく予定で、訪日外国人も使えるサービスをめざしているということです。

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J-Coin Payアプリの画面

J-Coin PayはQRコードを利用したスマホなど向け決済サービスで、お店で買い物をする際にQRコードを読み取ることで支払いができるほか、企業・個人間の送金も行えます。送金はQRコードを読み取って行えるほか、電話番号やLINE IDを使っても可能。

また決済は現時点では店舗に設置された専用端末(タブレット)に表示したQRコードを読み取る仕組みとなっていますが、今後、より簡単に店舗に導入できるようにあらかじめ印字してあるQRコードを読み取る仕組みにも対応する見通しだとのこと。

さらに導入店舗についても「あなたのスマホに、ATMを」をテーマと掲げており、都市部や大手チェーンだけでなく、地方や小規模店舗にも積極的に導入を促していくとしており、同社では30万箇所以上を目標に加盟店を拡大する計画だとしています。

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対応予定金融機関


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導入を検討している店舗・サービス


記事執筆:memn0ck


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