NTTドコモ向けのモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION SH-05L」が今秋発売予定! |
既報通り、NTTドコモは16日、今夏以降に発売予定の「2019年夏モデル」を発表し、新たに大容量4000mAhバッテリーを搭載した下り最大988Mbps対応のモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION SH-05L」(シャープ製)を今秋に発売する。
本体価格は未定となっており、法人ニーズを意識したモデルではあるものの、先に紹介した法人向けケータイ「SH-03L」(シャープ製)と同様、ドコモショップでの取り寄せ販売や公式Webストア「ドコモオンラインショップ」での販売など、個人向けにも販売される予定だ。
本記事では発表会に併設されたタッチ&トライコーナーにてWi-Fi STATION SH-05Lのモックアップを見ることができたので、写真を交えながら製品の外観や特徴をレポートする。
今秋発売のため、タッチ&トライでは残念ながら実機ではなくモックアップの展示のみだったWi-Fi STATION SH-05Lは、NTTドコモ向けのモバイルWi-Fiルーターとしては初めてのシャープ製品となる。
モックアップは展示されていたものの、公式には本体サイズや質量が現状未定となっている。本体のカラーバリエーションはBlackのみ。4000mAhの大容量バッテリーを搭載する予定。
本体正面には2.4インチQVGA(320×240ドット)TFT液晶が搭載され、タッチ操作が行える。本体上部側面には、nanoSIMカード(4FF)スロット、電源ボタン、リセットボタンが配置されるようだ。本体下部にはUSB Type-Cの端子を搭載する。
同梱品となる予定のクレードル(型番:SH01)には、有線LANポートとUSB Type-C端子を備える。
SH-03Lとは異なって大きく「法人向け」とはされていないものの、基本的には法人ニーズを意識したモデルとなっている。通信速度についてもPREMIUM 4Gで受信時最大988Mbpsという仕様だが、必要充分であろう速度に対応しており、今年3月に発売された「Wi-Fi STATION HW-01L」(Huawei Technologies製)などのように最高速度に対応したフラッグシップ的な意味合いのモデルではないという。
一方で、4000mAhというバッテリー容量についても、法人利用を意識しての大容量バッテリーを採用しているとのこと。その他、現状での仕様としては、PREMIUM 4Gにおける送信時最大速度は75Mbps、LTEにおける受信時最大速度は150Mbps、送信時最大速度は50Mbps、FOMAにおける受信時最大速度は14.4Mbps、送信時最大速度は5.7Mbps。
無線LAN(Wi-Fi)はIEEE802.11a/b/g/n(Wi-Fi 4)/ac(Wi-Fi 5)(2.4/5GHz)、有線LANはIEEE802.3ab(1000BASE-T)、IEEE802.3u(100BASE-TX)、IEEE802.3u(10BASE-TX)に対応する予定だ。
機種名 | Wi-Fi STATION SH-05L | |
サイズ[高さ×幅×厚さ:mm] | 未定 | |
質量[g] | 未定 | |
バッテリー容量(定格容量) | 4000mAh | |
通信方式 (ネットワーク側) | PREMIUM 4G (受信時最大速度/送信時最大速度) | 988Mbps/75Mbps |
LTE (受信時最大速度/送信時最大速度) | 150Mbps/50Mbps | |
FOMA (受信時最大速度/送信時最大速度) | 14.4Mbps/5.7Mbps | |
無線LAN | - | |
有線LAN | - | |
通信方式 (端末側) | 無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n(Wi-Fi 4)/ac(Wi-Fi 5) (2.4/5GHz) |
有線LAN | IEEE802.3ab(1000BASE-T)、IEEE802.3u(100BASE-TX)、IEEE802.3u(10BASE-TX) | |
インターフェイス | USB Type-C | |
国際ローミング | ○ | |
同時接続台数 | 11台(Wi-Fi:10USB:1) | |
連続待受時間(LTE/3G:時間) | 未定 | |
連続通信時間(LTE/3G:時間) | 未定 | |
カラー | Black | |
メーカー | シャープ |
記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)
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