新スタンダードスマホ「Galaxy A36 5G」をファーストインプレッション!

既報通り、サムスン電子ジャパンは19日、同社が展開する「Galaxy」ブランドの新商品として5G対応スタンダードスマートフォン(スマホ)「Galaxy A36 5G(ギャラクシー エーサーティーシックス ファイブジー」を日本市場にて発売すると発表しました。日本ではオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)「Galaxy A36 5G(型番:SM-A366Q)」に加え、移動体通信事業者(MNO)のNTTドコモから「Galaxy A36 5G SC-54F」が2025年6月26日(木)に発売されています。

販路はメーカー版が公式Webストア「Samsungオンラインショップ」( https://www.samsung.com/jp/offer/ )のほか、Galaxy最大級の旗艦店/ショールーム「Galaxy Harajuku」や体験スペース「Galaxy Studio Osaka」、大手ECストア「Amazon.co.jp」となっており、価格(金額はすべて税込)はオープンながら希望小売価格およびSamsungオンラインショップでは50,490円です。

一方、NTTドコモでは販路がドコモショップおよび量販店などのドコモ取扱店や公式Webストア「ドコモオンラインショップ」などで、価格はドコモオンラインショップなどの直営店では62,590円(1,408円+1,389円/月×22回+30,624円)となっており、残価設定方式の販売施策「いつでもカエドキプログラム」の対象なので23カ月目に返却して特典を利用した場合には実質負担額31,966円となるとのこと。

その他、サムスン電子ジャパンでは『「Samsung Galaxy A36 5G」同時購入割引キャンペーン』を6月19日よりSamsungオンラインショップやGalaxy Harajuku、Galaxy Studio Osakaにて実施し、Galaxy A36 5Gと専用の純正アクセサリーを同時に購入するとアクセサリーの価格を50%OFFになるということです。今回、そんなGalaxy A36 5Gをサムスン電子ジャパンよりお借りして実際に試してみましたので、外観や同梱品、基本機能、ベンチマークなどを写真や動画を交えて紹介したいと思います。

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Galaxy A36 5G SC-54Fの箱。NTTドコモ版もdocomoロゴは記載されていません

Galaxy A36 5GはSamsungが展開するGalaxyブランドにおけるエントリーからミッドレンジクラスのGalaxy Aシリーズの最新機種で、新たにGalaxy Aシリーズでは初の創造性を再考する人気のA機能「Galaxy AI」搭載を含むAwesome Intelligenceを統合し、耐久性と寿命の向上、堅牢なセキュリティーとプライバシー保護を実現して安全で長持ちするモバイル体験を提供する製品に仕上がっているということです。

パッケージは白を基調とした箱で、上面には「SAMSUNG」や「Galaxy A36 5G」といった文字に加え、Galaxy A36 5Gの外観が描かれており、側面に製品製造番号(IMEI)などの情報、底面には商品名や同梱品などが記載されています。また開けるにはまず底面に2カ所あるシールを剥がす必要があり、シールを剥がして箱を開けると、Galaxy A36 5Gの本体が現れ、蓋のほうにクイックスタートガイドなどの紙類が収納されたスリーブケースが収まっています。同梱品はGalaxy A36 5G本体以外はクイックスタートガイドとSIM取り出しピン(試供品)のみです。

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箱の底面にあるシールを剥がすと開けられるようになっています


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Galaxy A36 5Gの箱を開けたところ


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Galaxy A36 5Gの同梱物。Galaxy A36 5G本体のほか、クイックスタートガイドなどの紙類とSIM取り出し品のみ

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Galaxy A36 5Gの本体には画面に白い保護シートが貼られており、保護シートにはFeliCaやNFC Type A/Bといった非接触IC機能のアンテナ位置が記載されています

画面は上部中央にパンチホールを配置したアスペクト比9:19.5の約6.7インチFHD+(1080×2340ドット)Super AMOLED(有機EL)ディスプレイ(約385ppi)で、最大120Hzリフレッシュレートや最大輝度1200nits(ピーク時)、8bitカラー(1600万色表示)、ビジョンブースターなどとなっており、パンチホール部分には約1200万画素CMOS(1/3.2型)+広角レンズ(F2.2)のフロントカメラが内蔵され、顔認証に対応しているほか、生体認証として画面内指紋センサー(光学式)も搭載しています。

また画面は強化ガラス「Gorilla Glass Victus+」(Corning製)で覆われ、背面パネルもGorilla Glass Victus+が用いられて落下などでも割れにくく傷が付きにくくなっているとし、側面などのフレームは樹脂製となっており、防水・防塵(IP68)に対応しています。サイズは約162.9×78.2×7.4mm、質量は約195gで、スペックが近い「Galaxy A25 5G」は同じく画面が約6.7インチではあるものの、画面の周りの縁(ベゼル)がGalaxy A36 5Gのほうが狭いため、サイズが約168×78×8.5mm、質量が約210gと、Galaxy A36 5Gのほうが長さが短く、薄く、軽くなっています。

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Galaxy A36 5Gの画面を消した状態における正面。一番外側の縁だけ側面や背面と同じ色の素材があり、正面から見てもかろうじて本体色などがわかるデザインに


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電源キーを長押しして電源をオンにして画面を点けたところ。画面は十分に明るく、発色も良い


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Galaxy A36 5Gを持ってみたところ。画面は初期設定を終えた後の「設定」→「端末情報」

持った感触は良く、重さも感じずに画面の大きさと持ち心地のバランスはかなり良いように思われました。また本体色はメーカー版およびNTTドコモ版ともにオーサムホワイトおよびオーサムブラック、オーサムラベンダー、オーサムライムの4色がラインナップされていますが、NTTドコモではオーサムライムはドコモオンラインショップのみでの販売となっており、オーサムライムとオーサムラベンダーはとくに光の当たり具合によって反射が変わる偏光するようになっています。一方、オーサムホワイトとオーサムブラックは偏光しないようになっています。

各色ともに高級感はそこまでありませんが、質感はしっかりしており、どの色も艶のある質感となっていますが、画面を覆うガラスや背面パネルのガラスはAFコーティングが施されていて指紋はあまり目立たなくなっています。一方、側面などのフレームはガラス繊維を10%混ぜ込んだポリカーボネート(PC)素材で、っ特定の規格に準拠した耐衝撃性能は備えていませんが、頑丈な作りなっており、さらに表面はウレタンコーティングが施されているため、傷も付きにくくなっているということです。

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Galaxy A36 5Gのオーサムライムの背面。リアカメラモジュールの右側にLEDフラッシュライトがあり、下部に「SAMSUNG」ロゴがあるだけで、非接触IC機能のマークやGalaxy、docomoといったロゴはありません


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左からオーサムライム、オーサムホワイト、オーサムブラック、オーサムラベンダー

リアカメラは以下のトリプル構成で、明るく鮮明な10bitカラーによるHDR撮影に対応しているほか、クリエイター向けのツールでカメラ体験を新たなレベルに引き上げ、インテリジェントなビジュアル編集を通じて新しいエキサイティングな方法で創造性を高めることができるようになっているとのこと。またモーションフォトでは最大5人までの最高の表情や特徴を選択して組み合わせることで完璧なグループショットをこれまで以上に簡単に撮影できるため、誰かが瞬きしたり目をそらしたりしても1枚の完璧な写真が作れます

・約5000万画素CMOS(1/1.96型、PDAF、4in1)+広角レンズ(F1.8、OIS)
・約800万画素CMOS(1/4.0型、1画素1.12μm)+超広角レンズ(F2.2、画角123°)
・約200万画素CMOS(1/5.0型)+マクロレンズ(F2.4)

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Galaxy A36 5Gのリアカメラの出っ張り具合。なお、背面を下にして置いた場合にはカタカタするので、気になる人はケースを装着したほうが良さそうです


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Galaxy A36 5Gの標準カメラアプリのファインダー画面。0.5倍は超広角カメラで、1〜10倍のデジタルズームにも対応。モードは「写真」や「動画」、「ファン」、「ポートレート」のほか、その他として「プロ」や「プロ動画」、「ナイト」、「食事」、「パノラマ」、「マクロ」、「スーパースローモーション」、「スローモーション」、「ハイパーラプス」、「シングルテイク」が用意されています


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撮影例(1)メインとなる広角カメラでの撮影(屋外、晴れ、1倍)


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撮影例(2)メインとなる広角カメラでの撮影(屋外、晴れ、デジタルズーム2倍)


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撮影例(3)超広角カメラで撮影(屋外、晴れ、0.5倍)


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撮影例(4)メインとなる広角カメラでの撮影(屋内、蛍光灯、ポートレート)


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撮影例(5)メインとなる広角カメラでの撮影(屋内、蛍光灯、ポートレート)

バッテリー容量は5000mAh(19Wh)で、日々の利用に対応できるように設計されており、最大29時間の連続動画時間となったほか、最大45Wの急速充電「Super Fast Charge 2.0」にも対応し、0%から100%まで約68分で充電できるとのこと。なお、NTTドコモ版では充電時間は約80分(ACアダプタ 08利用時)、連続待受時間は4G(LTE)で約390時間、連続通話時間はVoLTE(HD+)で約1670分。またミッドレンジクラスながらもより大きなベイパーチャンバーが搭載され、パフォーマンスの安定性に役立ち、スムーズなゲームプレイやビデオ再生、マルチタスクを実現します。音響面ではステレオスピーカーを搭載。

その他の仕様ではUSB Type-C端子(USB 2.0、OTG)、Wi-Fi 6に対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(2.4および5GHz)の無線LAN、Bluetooth 5.4 LE、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC Type A/B、位置情報取得(A-GNSS:GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSSなど)、加速度センサー、照度センサー、ジャイロセンサー、地磁気センサー、仮想近接センサー、Samsung Knoxなど。なお、microSDカードなどの外部ストレージスロットや3.5mmイヤホンマイク端子、ワンセグ、フルセグ、赤外線通信、FMラジオ、ワイヤレス充電は非対応となっています。

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Galaxy A36 5Gの左右側面。フレームなどが樹脂製であることからアンテナラインを必要とせずに左側には何もなく、右側には音量上下キーとサイド(電源)キーが配置されています


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Galaxy A36 5Gの上下側面。上側には排気口(兼外部スピーカー)とマイク(上部)、下側には送話口/マイク(下部)や排気口、nanoSIMカードトレイ(スロット)、USB Type-C端子、スピーカー(下部)が配置


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nanoSIMカードトレイをSIM取り出しピンを使って引き出したところ

携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通りですが、日本国内ではすでに3G(W-CDMA方式)は利用できず、NTTドコモでは最大通信速度が下り(受信時)3.4Gbps、上り(送信時)218Mbpsと案内しています。SIMはメーカー版およびNTTドコモ版ともにnanoSIMカード(4FF)が1つとデュアルeSIMによるデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)をサポートしています。OSはAndroid 15ベースのOne UI 7がプリインストールされており、日本でもメーカー版およびNTTドコモ版ともに最大6世代のOSバージョンアップと6年間のセキュリティーアップデートを保証しています。

[Galaxy A36 5G SM-A366Q]
5G NR: n1, n3, n5, n28, n40, n41, n77, n78, n79
4G LTE: Band 1, 2, 3, 5, 8, 12, 18, 19, 21, 26, 28, 38, 39, 40, 41, 42, 66
3G W-CDMA: Band I, V
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz

[Galaxy A36 5G SC-54F]
5G NR: n1, n3, n5, n28, n41, n77, n78, n79
4G LTE: Band 1, 2, 3, 5, 8, 12, 18, 19, 21, 26, 28, 38, 39, 41, 42, 66
3G W-CDMA: Band I, V
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz

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初期設定を終えた直後のアプリ一覧(ドロワー)画面。One UI 7の「One UI ホーム」では初期状態のカスタムでは横スクロールですが、50音順にすると縦スクロールになるように。NTTドコモ版では同社のアプリがプリインストールされており、おすすめアプリやスマホ故障診断、dフォト、dポイントクラブ、d払い、dcard、iDアプリ、データ保管BOXなどはアンインストールが可能で、サードパーティー製アプリもAmazon ショッピングやDisney DX、Facebook、LinkedIn、Kindleなどは削除ができます

Awesome IntelligenceはGalaxy Aシリーズ向けに開発されたGalaxy Aシリーズで利用可能な初の包括的なモバイルAIであり、強力で楽しく使いやすいAIツールを提供し、Android 15ベースの独自プラットフォーム「One UI 7」とともにGalaxy Aシリーズを利用する人に素晴らしい検索と視覚体験をもたらします。また昨年のGalaxy Aシリーズで人気を博したGoogleの「かこって検索」にも対応し、画面からの検索と発見がこれまで以上に簡単になります。

一方、これらのAI機能を快適に実現するためにチップセット(SoC)には4nmプロセス(Samsung LPX)で製造されたQualcomm製「Snapdragon 6 Gen 3 Mobile Platform(型番:SM6475-AB)」(オクタコアCPU「2.4GHz Kryo Gold(Cortex-A78ベース)コア×4+1.8GHz Kryo Silver(Cortex-A55ベース)コア×4」、GPU「940MHz Adreno 710」が搭載され、内蔵メモリー(RAM)と内蔵ストレージはメーカー版およびNTTドコモ版ともに6GB RAM+128GBストレージとなっています。

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通知画面(画像=左)とクイック設定パネル画面(画像=右)。One UI 7では画面上部の左側を下になぞると通知、右側を下になぞるとクイック設定パネルが表示されるように


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アプリ切り替え画面(画像=左)とロック画面(画像=右)。アプリ切り替え画面では常に「全て閉じる」ボタンが表示されているので使いやすい


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電源メニュー画面(画像=左)とサイドボタン設定画面(画像=右)。初期状態ではサイドボタン(電源キー)の長押しが「デジタルアシスタント(Google)」に設定されているため、長押しすると「Gemini」が起動されて電源メニューが表示されません。そのため、物理キーで電源オフをするには電源キーと音量下キーを同時に長押しすると、電源メニューが表示されます


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左から「設定」の第1階層目、「設定」→「端末情報」→「ソフトウェア情報」、標準カメラの詳細設定


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初期設定直後はストレージが約22.2GB使われており、残りは105.8GBに。日本向けの認証(いわゆる「技適」)の番号はNTTTドコモ版では電波法に基づく工事設計認証(R)が「005-103647」、電気通信事業法に基づく技術基準適合認定(T)が「HP250015005」、メーカー版ではRが「005-103659」、Tが「HP250023005」。なお、FCC IDはともに「A3LSMA366JPN」で、どちらもベトナム製(Made in Vietnam)


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ベンチマークアプリ「AnTuTu Benchmark」と「3DMark」のWild Life Extremeの測定結果。AnTuTu Benchmarkは総合スコアが60万ちょっとで、Galaxy A25 5Gが40万弱、Galaxy A55 5Gが70万ちょっとであることを考えると、ミッドハイレンジクラスに迫る性能と言えそう


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ベンチマークアプリ「Geekbench」の測定結果。CPUのシングルコアが1025、マルチコアが2882、GPUのOpenCLが2238となっています。操作感としてはハイエンドモデルのようなキビキビとした快適さはないものの、Web閲覧やSNS、カメラなどの通常の使い方であれば、しっかりと動くといった印象です。最後に開封から外観や同梱品、実際に操作しているところをムービーで紹介しておくので、動作速度なども確認してもらえればと思います








記事執筆:memn0ck


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