docomoがiPhone 11シリーズ発売記念セレモニーを開催!

NTTドコモは20日、都内にある直営店舗「ドコモショップ丸の内店」にて、Apple(アップル)製の新型スマートフォン(スマホ)「iPhone 11」および「iPhone 11 Pro」、「iPhone 11 Pro Max」の発売記念セレモニーを開催しました。

日本では販売台数シェアが50%を超える人気の「iPhone」シリーズの最新機種は毎年9月に発表および発売が行われることから、発売記念セレモニーも恒例イベントのような扱いとなっており、今年もNTTドコモのほか、KDDIやソフトバンク、そしてアップルの直営店「Apple Store」でセレモニーが開催されました。

NTTドコモではゲストに同社TVCMでおなじみの新田真剣佑さんが登壇し、NTTドコモ 代表取締役社長の吉澤和弘氏とともにiPhone 11シリーズの魅力について語りました。

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新型iPhoneのカメラ機能で盛り上がる新田真剣佑さん(左)と吉澤和弘社長(右)


■国内最速スマホをお求めやすく!
セレモニー冒頭で登壇した吉澤和弘社長はiPhone 11 ProおよびiPhone 11 Pro Maxの大きな特徴として通信速度の高さを挙げ、「国内最速の(受信時最大)約1388Mbpsを実現。よりお客様に素晴らしい体験をして頂けるだろう」と語りました。

上記2機種で受信時最大約1388Mbpsで通信が可能なのは、現在のところ東名阪エリアの一部地域のみとなっていますが、今後順次拡大していく予定とのことです。なお、それ以外の地域や、下位モデルとなるiPhone 11では受信時最大約844Mbpsとなります。

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通信キャリアとしては、通信速度の高さは最もアピールしたい性能だ


また同社の新料金プラン「ギガホ/ギガライト」との組み合わせの良さも強調。通信料金と端末代金を分離したプランであることから端末代金が実質的に高くなることを考慮し、iPhoneでも36回の分割払いで購入した後に同社へ返却した場合に、その翌々月請求分以降の分割支払金(最大12回分)の支払いを不要とする「スマホおかえしプログラム」が適用されることを発表しました。

またiPhoneシリーズを対象として、同社取扱機種へ機種変更などを行う際に下取りを申し込むと最大8万円(税込)を購入機種代金から割引く「下取りプログラム」も紹介し、ギガホ/ギガライトと合わせた価格メリットも強くアピールしました。

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シンプルさを前面に打ち出した新料金プラン「ギガホ/ギガライト」


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高額化するスマホを少しでも安価に購入できるよう各種プログラムが用意されている


■機種変更をしたくなる超広角レンズの魅力
セレモニー後半では8時の販売開始時間に合わせ、同社で予約を行ったユーザーを招いてカウントダウンイベントを実施。

同社でのiPhone 11シリーズ購入第1号となったユーザーはiPhone 7からiPhone 11への機種変更で、「(超)広角レンズを使ってみたい。スポーツ観戦が好きなので、スタジアムで写真や映像を撮ったり(iPhone 11の)大画面で観たりしたい」と語り、iPhone 11シリーズで初搭載された35mm判換算で13mm相当となる超広角レンズに大きな魅力を感じているようでした。

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iPhone 11では13mm相当/26mm相当の2眼、iPhone 11 Pro/iPhone 11 Pro Maxの2機種では13mm相当/26mm相当/52mm相当の3眼となる


ゲストの新田真剣佑さんは普段映像作品から動物の動画まで幅広くスマホで視聴しているとのことで、iPhone 11 Pro/iPhone 11 Pro Maxの画面の美しさに注目。「より美しいスクリーンで何が観られるのか楽しみです」と笑顔で語ってくれました。

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ユーザーも交えて発売開始のカウントダウン


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購入第1号の方には吉澤和弘社長自らiPhone 11を手渡し


■完全分離時代の新しい販売施策に注目
10月からの法改正によって通信料金と端末代金の完全分離が義務化されることを受け、高級端末として位置付けられてきたiPhoneシリーズにも新たな販売施策が必要になりました。

NTTドコモではその戦略としてスマホお返しプログラムや下取りプログラムを用意し、さらにドコモショップでは料金相談フェアを開催するなど、ユーザーが混乱しないための取り組みも行っています。

担当者の談話によれば、「昨年はiPhone XSシリーズの発売から1ヶ月以上遅れてiPhone XRが発売されたことで様子見からの買い控えの動きが若干あったが、現在のところiPhone 11シリーズの予約状況は順調」とのことで、すべてのラインナップが同時発売されたことで昨年のような混乱は起きていないようです。

端末の販売方式の大転換が起きた2019年のiPhoneシリーズは、果たしてどの程度売れるのでしょうか。各種プログラムや受信時最大1Gbpsの大台に乗った最大通信速度を武器とした同社の販売戦略の成否が注目されます。

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新しいiPhoneを、より買いやすく、より買い替えやすく






記事執筆:秋吉 健


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