Galaxy S10シリーズはすでに主力の「Galaxy S10」と「Galaxy S10+」の他にその下位機種として「Galaxy S10e」が販売されており、一方、Galaxy Note10シリーズも初のほぼ画面サイズのみの違いによる「Galaxy Note10」と「Galaxy Note10+」の2モデルとして販売されていますが、より低価格なモデルが投入されることになりそうです。

認証機関ではBluetooth SIGにてGalaxy S10 Lite（Declaration ID：D048331）およびGalaxy Note10 Lite（Declaration ID：D048654）ともに12月5日付で通過しているほか、Galaxy S10 Liteは米連邦通信委員会（FCC）も11月20日付で通過（FCC ID：A3LSMG770F）しています。またFCCではすでに発表されているGalaxy Noteシリーズ以外の製品向けのSペン「EJ-PN770」が11月27日付で通過（FCC ID：A3LEJPN770）しています。


いずれも未発表のため、詳細な仕様などは不明ながら噂では上位モデルと同様にハイエンド向けチップセット（SoC）「Snapdragon 855」や「Exynos 9810」を搭載しているという。また同時期に発売されるというミッドレンジスマホ「Galaxy A51」がAndroid 10を搭載するということなので、恐らくGalaxy S10 LiteやGalaxy Note10 Liteも発売時からAndroid 10となると予想されます。

一方、FCCの資料からGalaxy S10 Liteについては外部ストレージとしてmicroSDカードスロットを搭載し、デュアルSIMモデルが存在するほか、電池パックの型番が「EB-BA907ABY L」となっており、Samsung Electronics Viet Namの工場によるベトナム製となることが明らかとなっています。またGalaxy S10 LiteのSM-G770F/DSはLTE DL Category 11およびLTE UL Category 5に対応し、下り最大600Mbpsおよび上り最大50Mbpsをサポートしています。




対応する携帯電話ネットワークの周波数帯は4GのFDD-LTE方式でBand 1および2、3、4、5、7、8、12、13、17、20、26、28、66、TDD-LTE方式でBand 38および40、41、3GのW-CDMA方式でBand IおよびII、IV、V、VIII、2GのGSM方式の850および900、1800、1900MHz。IEEE802.11a／b／g／n／ac準拠（2.4および5.xGHz）の無線LAN（Wi-Fi）やBluetooth 5.0、NFC Type A／Bにも対応。

ベンチマークアプリ「Geekbench」が公開している結果ではGalaxy S10 LiteのSnapdragon 855および8GB内蔵メモリー（RAM）を搭載したモデルでシングルコアなら742、マルチコアなら2604、Galaxy Note10 LiteのExynos 9810および6GB RAMを搭載したモデルでシングルコアなら667、マルチコアなら2030と掲載されており、ともにOSはAndroid 10とされています。







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