iPhoneなど向けマップアプリにてGoogle マップのストリートビューのような機能が日本でも利用可能に |
AppleがiPhoneやiPadなど向けアプリ「マップ」をバージョンアップし、新たに日本における地図を詳細化したほか、日本の一部地域において実際の風景を写真で確認できる機能「Look Around(ルックアラウンド)」に対応しています。
日本でルックアラウンドが利用できるのはiOS・iPadOS向けマップアプリのVersion 1.3.5で、現時点ではmacOS向けマップアプリでは利用できない模様。なお、ルックアラウンドに対応している地域は東京23区や大阪市、名古屋市などとなっています。
マップアプリは2012年9月にリリースされたiOS 6からそれまでの「Google マップ」に代わってiPhoneやiPadなどにプリインストールされている標準アプリで、直近では2018年9月にリリースされたiOS 12で大幅に地図や機能が改善され、その後も機能を順次拡充してきています。
そんなマップアプリが日本でも地図がより精細になり、ランドマークなどのアイコンが改善され、さらにアメリカなどで提供されていたGoogle マップにおける「ストリートビュー」のような実際の風景を写真で見れるクックアラウンドが利用できるようになりました。
クックアラウンドが利用できる場所ではある程度まで地図を拡大すると右上に「双眼鏡」アイコンが表示され、タップすると実際の風景の写真が表示されます。写真はスライドすると360°見渡せ、さらにタップすればそこに向かって移動できるなど、基本的な操作はストリートビューと同じです。
なお、マップアプリでは日本の地図データは「MapFan」などを展開するインクリメントPのものをベースに使っており、最近はGoogle マップが店舗情報の口コミなどに力を入れて雑多な印象となっていることもあり、シンプルに地図として使いたい場合にはマップアプリは便利になってきています。
アプリ名:マップ
価格:無料
カテゴリー:ナビゲーション
開発者:Apple
バージョン:1.3.5
互換性:iOS 10.0およびwatchOS 2.2以降が必要です。iPhone、iPad、およびiPod touchに対応。
iTunes Store:https://itunes.apple.com/jp/app/id915056765?mt=8
記事執筆:memn0ck
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