移動体通信事業者(MNO)の大手3者が災害用音声お届けサービス終了を案内!

NTTドコモおよびKDDI、沖縄セルラー電話、ソフトバンクは26日、各社ともに災害時に音声メッセージをパケット通信で送ることができる「災害用音声お届けサービス」の提供を2022年3月31日(木)をもって終了すると発表しています。

なお、au 5Gでは先立って2021年9月30日(木)に終了するとのこと。各社ともにサービス終了後の災害時における安否確認については引き続いて「災害用伝言板」の利用を案内しており、さらに「+メッセージ」のボイスメッセージ送信においても音声メッセージをパケット通信で送ることができますので併せて利用するようお知らせしています。

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災害用音声お届けサービスは日本国内において大規模な災害が発生した際に提供するサービスで、災害時に電話がつながりにくくなった場合に、音声通信に代わってパケット通信によって安否などの音声メッセージを届けることが可能な災害時専用のサービスです。

NTTドコモでは2012年3月1日、KDDIおよび沖縄セルラー電話では2012年6月4日、ソフトバンクでは2012年7月5日に提供を開始し、その後、携帯電話事業者4社による相互利用を2013年4月1日に開始し、さらに2014年1月29日からはイー・モバイルやウィルコムのPHS向けにも提供されていました。

各社では昨今、音声メッセージなどをパケット通信で送ることができる類似サービスが数多く提供されており、災害時においても本サービス以上の内容を提供できる環境が広く普及したため、2021年度をもってサービスの提供を終了することとなったということです。

なお、各社ではこれからも災害時における重要通信の確保や通信サービスの早期復旧、被災エリアへの迅速なお客さま支援など、さらなるお客さまの利便性向上をめざして取り組んでいくとしています。









記事執筆:memn0ck


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