Android搭載の鏡が登場!実は色々やれるんです!

東京・お台場にある東京ビッグサイトにて法人・商談向けの12もの展示会が同時に行われる国内最大のIT関連の複合イベント「第31回Japan IT Week 春」(主催:RX Japan)が2022年4月6日(水)から8日(金)までの3日間に渡って開催されました。

本イベントレポートの3本目はAndroidやWindows(タブレット・ノート)端末といったの中古売買やOEM生産(ざっくりと説明すると、外部からの委託を受けて生産を担当する事業)などを行っているメーカーのシルバーウィンのメーカーに展示されていたAndroidを搭載した鏡「LED スマートミラー」が展示されていたので紹介します。

【据え置きや洗面台や浴室などの壁への設置にも対応するAndroid端末】
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LEDスマートミラー(画像は10.1インチモデル)

LEDスマートミラーは下半分ほどの部分にAndroidタブレットを埋め込んだような形状の端末で、スタンドを利用して置いた状態で利用可能なほか、洗面台の鏡として設置したり、浴室の壁に埋め込んで使うといったシーンを想定しています。(鏡の部分にのみ、IP65準拠の防水防塵機能を有しています)

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LEDスマートミラーのスペックシート。Androidのバージョンが7.1と古めなのは動作の安定度を最優先しているため

まず、端末名に「LED」とついていますが、これはディスプレイではなく、鏡の外周部分がLEDライトになっているためで、ディスプレイ自体はIPS液晶となっています。
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かなり光量の強いLEDライトが鏡の周囲に配置されている。また、Android端末なのでホームキーなどの操作ボタンが確認できます。

LEDライトの光量の調整については未確認ですが、これだけ明るければ化粧をする際の鏡としてもかなり有用ではないでしょうか。

Android側の画面サイズは10.1インチと15.6インチの2種類が用意されています。10.1インチモデルは鏡の部分込みでの本体サイズが横幅 315mm × 縦幅 420mm × 厚さ 20mmで、据え置きで利用するならするなら、このサイズでも十分かと思われます。

そして、15.6インチモデルの本体サイズは鏡の部分込みで、横幅 505mm × 縦幅 660mm × 厚さ 20mmと大きく、店舗やホテルなどの化粧室の洗面台の鏡として設置して、情報ターミナルの機能を持たせるなど、活用の幅はより本格的なものになります。

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LEDスマートミラーの背面側。電源コネクタやUSB端子、LANケーブルコネクタなど豊富な拡張機能を有しています

本機は内蔵バッテリーなどは搭載しておらず、専用ACアダプタを使って電源の供給を受けるようになっているほか、ネットワーク接続については、LANケーブルを接続して利用する形となります。(オプションとしてWi-Fiユニットがあり、上の画像では背面側に横向きにWi-Fi用アンテナが接続されているのが確認できます。)

利用シーンとしては、据え置き設置での鏡を使った作業の片手間に動画などのコンテンツを流すといった、一般的なタブレット端末のような使い方をしたり、商業施設の休憩所や化粧室、インフォメーションなどに設置し、情報端末として使ったり、浴室に設置してお風呂に入りながら、大画面でコンテンツを楽しむ、といった使い方となります。

本機は今回、初出展のアイテムで、実機を多くのメーカーに見てもらい、売り込んでいく予定とのことです。

電源非搭載なものの、タブレット(鏡に埋め込まれた形だけど)然とした端末ながら、USB端子が複数あるのは結構魅力で、浴室の壁に設置した場合でも、予めUSB接続タイプのテレビチューナーを接続しておけば、お風呂でTV、Webコンテンツ(動画含む)が一通り楽しめる「スマート浴室」が構築できるのは、個人的にはかなり魅力に感じました。

現在、シルバーウィンは一般向けへの端末販売は行っておらず(過去にはやってました)、商社や住宅メーカーなどが採用してくれないことには我々の手元に入手するのはかなり難しいのですが、魅力的なアイテムなので、期待したいですね!!


【実はこっちにも期待したい端末が・・・】
シルバーウィンのブースにはLEDスマートミラーの他にも、OEMで制作を請け負っている端末のベースモデルなどが多数展示されていました。
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ブース内に展示されていたAndroidやWindowsタブレットが中心のOEMモデル

その中に「SIMフリーのミドルレンジ~アッパーミドル級のAndroidタブレット」がありましたので、こちらも軽く触れておきます。

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OEMベースモデル「SWA10E3」

SWA10E3はシルバーウィンがOEMでの生産を受け付けている10.1インチのAndroidタブレットです。

注目な点としては受注カスタマイズで動作メモリーに6GB RAM、本体ストレージに128GBと、Androidタブレットとしては比較的高めのスペックが選択可能となっています。
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SWA10E3のスペックシート。SoCはMediaTek製のMtk8788(2Ghz × 8コア)と2019年発売のモデルで性能はそこそこ


国内のメーカーが販売しているAndroidタブレットは先日、国内向けへのリリースが発表されたサムスンエレクトロニクス製のGalaxy Tab S8+Galaxy Tab S8 Ultraがあるものの、どちらも国内向けはモバイルネットワークに非対応(それでいてかなり高額)で、これに対応したものとなると、国内での選択肢はごく僅か(しかもスペックが軒並み低め)なものとなっています。

そんな中、SWA10E3はスペックは上位構成であれば、かなり良好な性能で国内向けへ端末供給する商社やメーカーが本機を採用してくれれば、Androidタブレットのミドルレンジ~ミッドハイのところに潜り込めるので、こちらも是非、一般向けへの発売を期待したいところです。(最上位構成でそれなりのお値段なら筆者も欲しいくらいです)


シルバーウィンのブースにはユニークで魅力的な端末が展示されていて、国内向けの販売を期待したい端末たちがありました。

LEDスマートミラーはかなり商業向けの色の濃い端末ですが、一般家庭向けならホームセンターや住宅メーカーがユニットバスを販売・設置する際ののオプションとして選択できれば活用できそうですし、AndroidタブレットのベースモデルのSWA10E3は純粋にAndroidタブレットとして悪くない選択肢になれる可能性があるので、こちらも是非、(上位構成で)登場して欲しいところです。

シルバーウィンのWebサイトではタブレットのSWA10E10やその他のOEM受け付けに対応したタブレット端末の仕様が確認できますので、興味のある方は是非、チェックしてみてください。(LEDスマートミラーについてはまだWebサイトには掲載されていませんので、要問合せになります)


記事執筆:河童丸


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