auの開発者向け情報Webサイト「au OPEN DEVICE DEVELOPER SITE」においてOrbic FUN+ 4GおよびOrbic TAB8 4G、Orbic TAB10R 4GがIOT完了製品に追加され、au網で利用するために定めされた接続試験に合格したことで、au回線のネットワークに接続されることがKDDIによって保証されました。

これにより、各機種ともにau回線の4GにてOrbic FUN+ 4Gでは音声通話およびデータ通信、Orbic TAB8 4GおよびOrbic TAB10R 4Gではデータ通信が利用できることがKDDI公式に案内されました。なお、各製品ともにSIMはnanoSIMカード（4FF）の「au Nano IC Card 04」で利用します。



なお、Orbicブランドはアメリカにて2006年にOrbic USが創業され、その後、2019年からはアメリカ最大手の通信事業者であるVerizon Wirelessに採用されて徐々に販売台数を伸ばしており、昨年からはアメリカ以外の国・地域にも展開を開始してオーストラリアに参入しています。今回、こうしたグローバル展開の一環として日本参入となったとのこと。

また日本参入に当たって日本法人であるJapan Orbicの代表取締役社長には以前にMotorola Mobilityの日本法人であるモトローラ・モビリティ・ジャパンの代表取締役社長を努めていたDanny Adamopolos（ダニー・アダモポウロス）氏が就任しており、KDDIのIOTなどについても手慣れた手腕を発揮しています。

日本参入ではまずは手軽に手に取れるOrbic FUN+ 4GやOrbic TAB8 4G、Orbic TAB10R 4Gといった3機種が用意されました。各機種の携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。その他詳細な製品情報は『Orbicが日本参入を発表！スマホ「FUN+ 4G」やタブレット「TAB8 4G」および「TAB10R 4G」、完全無線イヤホン「Ear Buds」などを発売 - S-MAX』をご覧ください。

[Orbic FUN+ 4G (ORB609LB-RW/JP/ORB609LPW-RW/JP)]
UE Cat.7, DL: CAT13, UL: CAT13
5G: -
4G LTE: B1/B3/B5/ B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28/B34/B38/B39/B40/B41
3G W-CDMA: B1/3/5/8

[Orbic TAB8 4 (ORB8L1TB-RW/JP)]
UE Cat.7, DL: CAT13, UL: CAT13
5G: -
4G LTE: B1/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28a/B28b/B40/B4
3G W-CDMA: B1/B5/B6/B8/B19

[Orbic TAB10R 4G (ORB10RLTB-RW/JP)]
UE Cat.7, DL: CAT13, UL: CAT13
4G LTE: B1/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28a/B28b/B40/B4
3G W-CDMA: B1/B5/B6/B8/B19

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