NFC対応のAndroid搭載スマホなどでタッチ決済を提供できる「Tap to Pay」が日本でも提供開始! |
Block傘下のSquareは6日、日本の事業者向けにAndroid搭載のスマートフォン(スマホ)などでかざす決済(タッチ決済)を受け付け可能にする 「Tap to Pay on Android(タップ・トゥ・ペイ・オン・アンドロイド)」(以下、Tap to Pay)の提供を2023年9月6日(水)より開始したと発表しています。
Tap to PayはAndroid向け「Square POSレジアプリ」をインストールして簡単な設定を行えば、非接触IC機能「NFC Type A/B」による国際ブランドのかざす決済に対応したクレジットカード・デビットカードなどのカードや対応カードが追加されたスマホおよびスマートウォッチのウォレットアプリで決済を受け付けることが可能となります。
これまで日本では今年6月から試用プログラムが開始されてプログラムに参加を希望する事業者を募集していました。なお、対応するカードブランドはVISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discoverで、Tap to PayにおいてJCBのクレジットカード決済を商⽤サービスとして受け付けられるのはSquareが⽇本初となるとのこと。
Tap to Payはキャッシュレス決済端末の導入費用を気にすることなく市販のNFC対応のAndroid 9以上を搭載したスマホなどを決済端末として利用することができます。無料のSquare POSレジアプリをアプリ配信マーケット「Google Play ストア」からダウンロードしてインストールすることによって国際ブランドが展開するカードのかざす決済を受け付けることができます。
Squareでは日本にてTap to Payの試用プログラムを今年6月から実施し、プログラムに参加した加盟店へ調査を行ったところ、調査に回答した多くの加盟店がTap to Payの設定は簡単で便利だと回答しているとしたほか、多くの加盟店がスマホ1台で決済ができる手軽さや他の決済端末を用意しなくてよいことを利点に感じていると説明しています。
なお、Square POSレジアプリを利用すると、売上データや売上金の入金状況などが確認できるSquareデータを無料で利用することができ、データがクラウドにあることで、さまざまな分析などが気軽に行え、費用は決済手数料(決済ごと3.25%)のみで、月々の利用料や売上金の振り込み手数料などは一切ありません。
またTap to PayはSquare POSレジアプリのほか、Square 予約やSquare レストランPOSレジ、Square 請求書とも連携して加盟店のビジネスにおけるさまざまなシーンを支え、さらに決済サービス「PayPay」の加盟店審査をSquare経由で完了すると、Tap to Payだけではなく、Android搭載のスマホなどでPayPayによる決済を受け付けることが可能となります。
これにより、カードのかざす決済とPayPayのコード決済を同じSquareデータの管理画面で管理することができるため、売上データを一元化することが可能で、もちろんSquare以外での決済、例えば、現金での決済に関しても記録することができます。
アプリ名:Square POSレジアプリ
価格:無料
カテゴリー:ビジネス
開発者:Block, Inc.
バージョン:デバイスにより異なります
Android 要件:デバイスにより異なります
Google Play Store:https://play.google.com/store/apps/details?hl=ja&id=com.squareup
記事執筆:memn0ck
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