GoogleがAndroidのロゴを刷新!今秋以降に提供する新機能も

Googleは5日(現地時間)、同社が開発しているスマートフォン(スマホ)など向けプラットフォーム「Android」やスマートウォッチ向けプラットフォーム「Wear OS by Google」において今秋以降に提供される新機能「New Android Feature - 2023 September」( https://www.android.com/google-features-on-android/september-2023/ )をお知らせしています。

また同社ではAndroidのブランドロゴを新しいモダンなデザインに刷新したと発表し、この変更によってGoogleではAndroidとそれらを使う人々がすでに知っている他のGoogleのサービスやアプリとの関係がより良く伝わることを願っているとしています。

なお、今回のロゴの変更はAndroidをGoogleの他のサービスのロゴと統一して長年に渡って使用してきた「android」の小文字スタイルから脱却することに加え、ロゴのAndroidの「A」を大文字にすることによってGoogleのロゴの隣に配置したときの見た目が良くなるようになっているとのこと。

またAndroidに特有の曲線と個性をさらに追加し、新しいAndroidのロゴではGoogleの他のサービスのロゴとの調和をより忠実に反映してバランスが良くなっており、Androidの文字の書体も変更され、Androidのキャラクターであるドロイド君も立体的になっています。


世界最大なOS(オペレーティングシステム)かつオープンなプラットフォームであるAndroidはメーカーや開発者、利用者の多様なコミュニティーにサービスを提供しており、現在では世界中で30億台を超えるAndroid搭載製品が稼働していると同時にGoogleが成長するにつれて同社のビジョンも同様に変化しています。

そうした中で過去10年に渡ってAndroidのブランドは見た目と操作性を常に最新化し、コミュニティーのニーズに合わせて進化するために何度かのアップデートを行ってきました。例えば、2019年にはロゴをよりアクセスしやすく、読みやすいものに変更し、Androidバージョンの命名規則をお菓子の名称(「Cupcake」や「Lollipop」など)からシンプルな数字(Android 14など)に変更してリリースがより明確になり、全体的に理解しやすくなりました。




また同社ではブランディングを全面的に見直すたびに変化するニーズだけでなく、将来の目標も評価しており、人々がより多くの選択肢と自主性を望んでいることを理解しているため、同社のブランドがAndroidを反映したもの、つまり人々が自分の思いどおりに自由に作成できるものにしたいと考え、AndroidのオープンプラットフォームとしてのブランドとGoogleのテクノロジーとブランドの両方がつながり、Googleのさまざまなサービスやアプリを使ってさらに多くのことを行うよう人々を誘うものであることが重要だということです。

そのため、今回、Googleの他のサービスやアプリと合わせたロゴにAndroidも刷新したとのこと。新しいAndroidのロゴはAndroidで採用している「マテリアルデザイン」からインスピレーションを得ており、Googleのブランドパレットを補完して他のGoogleのサービスやアプリのロゴと並べても違和感がなくなり、さらにリフレッシュされたダイナミックなドロイド君はAndroidがさまざま瞬間とつながる場所に現れることをイメージしているということです。

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<Android>
・ウィジェット「At a Glance」にてサポートアプリ「Google アシスタント」のAIを使って高精度な天気予報や旅行の最新情報、今後のイベントのリマインダーなどの役立つ情報を必要なときにホーム画面に表示可能に
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新しいAssistant At a Glanceウィジェットを使用して必要なときに情報を確認できます


・弱視または視覚障害の人のためのサポートアプリ「Lookout」が新たに日本語や韓国語、中国語を含む11言語をサポートし、Image Q&AではAIを使って画像の説明を生成して音声で質問したり回答したりできるように
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LookoutのImage Q&Aを使ってAIが生成した画像の説明に対して質問をします


・決済アプリ「Google ウォレット」にてバーコードやQRコードといったコードが含まれるポイントカードや入館証などをカメラで撮影して取り込んでデジタル化ができるように
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パスの写真のインポートを介してパスを Google ウォレットに追加します


・ナビゲーションアプリ「Android Auto」にてまもなくCiscoやZoom、Webexなどのコミュニケーションサービスを追加可能に
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音声で電話会議を開始したり、会議スケジュールを参照したりできるようになります。またアクティブな通話はAndroid Autoを通じて管理されるため、必要に応じてマイクをミュートして終了したら通話を終了できます


・サポートアプリ「Google アシスタント」におけるルーティンにて「Fitbit」や「Google Fit」の睡眠時間や睡眠開始時刻、歩数などを利用可能に
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ルーティンでアクティビティーと睡眠のデータを設定します


・チャットアプリ「Google Meet」にて新機能「On-the-go call」が追加されて外出先でもより簡単にビデオ通話を受けられるように
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Google Meetにて歩きながらでもビデオ通話をより安全かつ簡単に行えるように設計されたOn-the-goモードが追加されます


・メールアプリ「Gmail」にて外国語のメールを受信した際に自動的に希望の言語に翻訳するダイアログが表示されるように
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Gmailアプリにてメールを直接翻訳します


・写真アプリ「Google フォト」にてAIによるキュレーションで写真を整理できるように
・動画アプリ「YouTube」のYouTubeショートにてエフェクトを使ってフレーム内の人や場所を簡単に編集できるように
・一緒に移動する不明な追跡デバイス(Bluetoothトラッカータグなど)を自動的に検出して通知(アラート)されるように(それらを見つけたら無効にできるように)
・緊急地震速報が95カ国以上で利用可能に
・メッセージアプリ「Message by Google」にてRCSに準拠したチャットを含むすべてのメッセージがエンドツーエンドで暗号化されるように

<Wear OS by Google>
・Wear OS搭載製品にてコミュニケーションアプリ「WhatsApp」が利用可能に
・Wear OSの地図アプリ「Google マップ」にて新しい場所の情報や経路を検索可能に

記事執筆:memn0ck


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