JTの新しい電子たばこ「ウィズ2」をレビュー! |
JT(日本たばこ産業)が加熱式たばこ「with」ブランドにおける新商品として低温加熱式電子たばこ(以下、インフューズドたばこ)用デバイス「ウィズ2」を2023年9月5日(日)より順次発売しています。なお、ウィズ2は同社の公式Webショップ「CLUB JTオンラインショップ」では2023年8月7日(月)より先行販売していました。
販路はCLUB JTオンラインショップ以外では全国のコンビニエンスストア(以下、コンビニ)およびたばこ販売店などで、価格(金額はすべて税込)はオープンながら希望小売価格およびCLUB JTオンラインショップでは1,980円となっています。またウィズ用たばこカプセルは味・香りによって5銘柄がラインアップされています。
ウィズ2は超小型で持ち運びやすく、加熱待ち時間ゼロでオンオフ自由自在となっており、さらに臭いが少ないなどのメリットがあり、スマートフォン(スマホ)と併用するような使い方におすすめなため、スマホユーザーと相性の良い加熱式たばこです。今回はそんなウィズ2を実際に試してみたのでレビューしていきたいと思います。
当ブログメディア「S-MAX」( https://s-max.jp )では主にスマホなどのモバイルガジェットを紹介することが多いため、今回の電子たばこのレビューは少し異質になりますが、過去にもJTの従来のブランド「Ploom X」やジョウズ・ジャパンの「Jouz」などを紹介してきました。
そんなJTの新しい電子たばこのウィズ2が公式Webストアに続いてコンビニなどで販売開始され、より手軽に入手できるようになりました。既存のPloom XはスマホとBluetooth接続ができるため、スマホ周辺機器のような扱いができますが、ウィズ2にはBluetooth機能が搭載されていません。
それでも超小型で待ち時間ゼロで吸えるウィズ2はスマホユーザーと意外に相性の良さがあるので、そういった点を中心に紹介していきます。
●ウィズ2はインフューズドたばこ
加熱式たばこは植物のタバコの葉に火をつけて吸うのではなく、タバコの葉に熱を加えてニコチンを発生させる喫煙具となっています。タイプとして2種類あり、高温加熱式と低温加熱式がありますが、今回紹介するウィズ2は低温加熱式であり、インフューズドたばこという種類になります。
タバコの葉を直接加熱せず、霧化したリキッド(液体)がたばこ顆粒の入ったカプセルに通すことでタバコの味・香りが抽出されたタバコベイパー(蒸気)を発生させる仕組みです。タバコの葉を直接加熱しないので、たばこの臭いをほぼ感じず、燃焼に伴う副流煙が発生しない仕組みとなっています。加熱によるタバコの雑味を抑えているモデルです。
ウィズ2はUSB-Cポートで60分でフル充電ができ、リキッドカートリッジとたばこスティックを挿入して使用します。たばこカプセル1箱当たりの使用回数はノーマルモードで約250パフ、ハイモードで約150パフとなっています。加熱モードはノーマルモードとハイモードの2種類用意されています。本体のボタンでモード切替ができ、たばこスティックの使用回数の目安をディスプレイで確認できます。
●ウィズ2はスマホユーザーにおすすめ
ウィズ2のメリットは他の加熱式たばこと比較してまず待ち時間がないことです。加熱式たばこはタバコが加熱されるまでの待ち時間が発生しますが、インフューズドたばこのウィズ2は待ち時間がありません。本体のボタンを3回押してロックを外すとすぐに吸うことができます。
また3回押して中断することができます。短い時間でちょっとだけ吸いたいとき、スマホでメールを何通かチェックするような数分間で使うのに最適です。いつでも利用を中断できるのも魅力です。
もう1つのメリットとしては臭いがほとんどないことです。モバイル機器と一緒にポーチなどに入れてもほとんど臭いがありません。日常的にスマホと一緒に持ち歩くことが可能です。またたばこを吸いながらスマホを利用してもスマホに臭いが移るようなことがありません。
また超小型であることもメリットです。モバイル機器を多く持ち歩く人はバッテリーが内蔵されている製品はなるべく少なく軽くしたいものですが、ウィズ2は本体の大きさ約78mm×42mm×19mm、重さ約43gと小型軽量なのです。小型の完全ワイヤレスイヤホンの充電ケース程度の大きさのため、ズボンのポケットや胸ポケットに入れて持ち歩けます。
さらにちょっとしたポイントとしてはマウスピースが同梱されている点があります。加熱式たばこは熱による口内炎が発生しやすくなりますが、マウスピースを付けることで熱による口内炎トラブルが発生しにくくなります。
このようにウィズ2はスマホなどを使っているたばこユーザーにとって使いやすい仕様になっています。筆者はこれまで高温加熱式の「IQOS」や低温加熱式のPloom Xを使ってきましたが、今後はスマホの短時間利用の友としてウィズ2を愛用していきたいと思います。
記事執筆:伊藤 浩一
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