次期スマホ「motorola edge 60」と「motorola edge 60 pro」が各認証機関を通過！写真は既存機種の50 pro

ロシアやカザフスタンなどのユーラシア経済連合の管理組織であるユーラシア経済委員会（EEC）がMotorola Mobility（以下、Motorola）の未発表な次期スマートフォン（スマホ）「motorola edge 60」および「motorola edge 60 pro」と見られる機種2025年1月9日（木）付で認証を取得したことを明らかにしています。

認証を取得したのはmotorola edge 60と見られる「XT2507-1」とmotorola edge 60 proと見られる「XT2503-4」で、認定番号は「KZ0000009613」で、motorola edge 60 proと同等機種でアメリカなどの北米向けモデルとなる「motorola edge (2025)」と見られる「XT2505-1」も同時に認証されており、

motorola edge 60 proおよびmotorola edge (2025)となるXT2503-*およびXT2505-*は他にもアメリカの連邦通信委員会（FCC）やインドの標準規格（Bureau of Indian Standards：BIS）でも認証を通過しており、5G（NR方式）および4G（LTE方式）、3G（W-CDMA方式）、2G（GSM方式）の携帯電話ネットワークやWi-Fi 6に対応した無線LAN、Bluetooth、NFCで認証されており、ワイヤレス給電やUWBには対応しないようです。

なお、FCCでは「XT2503-1」および「XT2505-3」（FCC ID：IHDT56AU7）が2025年1月24日（金）より順次、「XT2503-4」および「XT2505-1」（FCC ID：IHDT56AU8）が2025年2月11日（火）より順次、BISでは「XT2503-2」および「XT2505-2」（R Number：R-93013790）が2025年2月10日（月）にそれぞれ認証されています。その他、海外メディア「WinFuture.de」にてmotorola edge 60とmotorola edge 60 proと見られる外観のレンダリング画像がリークされています。

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EECにて公開されている認証情報

motorola edge 60およびmotorola edge 60 proはMotorolaが展開するフラッグシップスマホ「motorola edge」シリーズの次期モデルで、motorola edgeシリーズは日本でも「motorola edge 50 pro」やその同等機種となるソフトバンク向け「motorola edge 50s pro」が昨年に発売されるなど、ここ数年は何かしらの機種が投入されており、日本でも販売される可能性がある機種となります。

また昨年のmotorola edge 50シリーズには最上位機種「motorola edge 50 ultra」もラインナップされており、恐らく今年のmotorola edge 60シリーズにも最上位機種として「motorola edge 60 ultra」が用意されると見られており、そのためか、少なくとも現時点ではFCCの認証情報からmotorola edge 60 proでもワイヤレス給電やUWBには対応しておらず、また無線LANもWi-Fi 7やWi-Fi 6Eに対応していません。

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motorola edge 60 proおよびmotorola edge (2025)と見られるXT2503-1とXT2505-3のFCCによる資料の一部


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XT2503-*とXT2505-*はBISでも認証を取得済み

このことからスペック的にはミドルレンジからミドルハイレンジクラスあたりになると予想されます。一方、WinFuture.deでは外観からアンテナラインがないことに注目し、メタルフレームを廃止するのではないかと予想しており、それによってコストを削減するのではないかと推測しています。またカメラについても両機種ともにトリプルリアカメラとなり、メインセンサーは約5000万画素CMOSのソニーセミコンダクタ製「Lytia」となるとのこと。

これにより、1画素1.0μmでピクセルビニング技術によって4つの画素を1つにして1画素2.0μm相当で撮影でき、motorola edge 60とmotorola edge 60 proの違いとして焦点距離がmotorola edge 60では12〜24mm相当ですが、motorola edge 60 proでは12〜73mm相当となり、motorola edge 60 proではメインの広角カメラに加え、超広角カメラと望遠カメラを搭載するとしています。

なお、外観としてはこれまで通りに「edge」を冠していることもあり、左右端がラウンドしたエッヂディスプレイを搭載した流線型デザインとなっているほか、本体色としてはmotorola edge 60がダークブルーやターコイズ、ローズピンク、motorola edge 60 proがパープルやモスグリーン、インディゴブルーといったそれぞれ3色がリークされ、他の色のバリエーションも可能性があるとしています。

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motorola edge 60 proと見られる外観画像


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motorola edge 60と見られる外観画像


記事執筆：memn0ck


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・IHDT56AU7 - OET List Exhibits Report - FCC
・IHDT56AU8 - OET List Exhibits Report - FCC
・R-93013790 | Bureau Of Indian Standards
・Motorola Edge 60 (Pro?): Offizielle Bilder der Design-Smartphones vorab | WinFuture.de
・motorola.co.jp
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