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FeliCa対応の最新ミッドハイスマホ「Nothing Phone (3a)」が日本で4月15日に発売! |
Nothing Technologyの日本法人であるNothing Technology Japanは8日、同社が展開する「Nothing」ブランドにおける新書品として5G対応ミッドハイレンジスマートフォン(スマホ)「Nothing Phone (3a)」(型番:A059)を日本市場にて2025年4月15日(火)に発売すると発表しています。また発売に先立って4月8日(火)12時より予約販売が開始されています。
販売されるのは日本でニーズの高いおサイフケータイ(FeliCa)に対応した日本のオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)で、Nothingとして初めてeSIMにも対応し、内蔵メモリー(RAM)と内蔵ストレージの違いによって複数のモデルがあり、本体色はブラックとホワイトの2色となっています。なお、防水・防塵はIP64準拠の生活防水・防塵です。
販路は公式Webサイト( https://jp.nothing.tech )内の公式Webストアのほか、Amazon.co.jpや楽天市場、ヨドバシカメラ、ビックカメラなどのECサイトや量販店などで、価格(金額はすべて税込)はオープンながら市場想定価格や公式Webストアでは8GB RAM+128GBストレージが54,800円、12GB RAM+256GBストレージが59,800円となっており、ヨドバシカメラやビックカメラなどの一部のECサイトや量販店では1%ポイント還元で販売されています。
今回、日本では楽天モバイルがNothingブランド初の移動体通信事業者(MNO)での取り扱いを行い、同じく4月15日に発売し、4月8日12時より予約受付が実施されています。販売拠点は楽天モバイルショップや量販店などの楽天モバイル取扱店および公式Webサイト「
さらに楽天モバイルが日本では限定カラーとなるブルーを販売し、ブラックおよびホワイトの価格は8GB RAM+128GBストレージが54,890円、12GB RAM+256GBストレージが59,900円、ブルーの価格は8GB RAM+128GBストレージが56,900円、12GB RAM+256GBストレージが61,900円となっており、実施中のキャンペーンを利用すると、他社から乗り換え(MNP)で料金プラン「Rakuten最強プラン」を初めて契約した場合に最大20,000ポイントの「楽天ポイント」が還元されるため、実質34,890円から購入できます。
Nothing Phone (3a)はNothing Technologyが展開するメインブランドであるNothingの新しい廉価スマホで、これまでと同様に背面に「Glyphインターフェイス」と呼ばれる仕組みのLEDライトを備え、通知や充電など状況に合わせてが光るようになっており、新たに光学ズーム機能付きの高度なトリプルカメラや強力なチップセット(SoC)、より明るく応答性に優れたディスプレイ、Essential SpaceなどのNothing OSなどを独自に洗練されたデザインにまとめたということです。
外観は前機種「Nothing Phone (2a)」や「Nothing Phone (2a) Plus」をベースにしており、柔らかな曲線が美しいデザインを装い、高級感を感じさせる質感で象徴的な左右対称性が歪むようなデザインによって透明でダイナミックかつ斬新な演出を加える一方、ガラス製の背面パネルがアップグレードされ、内部構造の対称性が強化されて全体の剛性と耐久性も高め、本体色にはブラックおよびホワイト、ブルーの3色がラインナップされています。
画面は上部中央にパンチホールが配置されたアスペクト比9:19.9の縦長な約6.77インチFHD+(1080×2392ドット)低温多結晶酸化物(LTPO)フレキシブルOLED(約387ppi)で、最大120Hzアダプティブリフレッシュレートや最大1000Hzタッチサンプリングレート(標準480Hz)、10bitカラー(10億700万色)、コントラスト比100万:1、PWM調光2160Hz、色域DCI-P3 100%、HDR10+、SGSローブルーライトに対応し、明るさは最大1300nits(ピーク時3000nits)とNothing Phone (2a)と比べて131%の向上しています。
また画面占有率は91.4%に達し、画面はCorning製の強化ガラス「Panda Glass」(Tunghsu Optoelectronic製)で覆われており、パンチホール部分にはフロントカメラが内蔵され、フロントカメラは約3200万画素CMOS(1/3.44型、4in1)+広角レンズ(F2.2、焦点距離22mm、画角89°)となっており、顔認証に対応しているほか、生体認証としては画面内指紋センサーも搭載しています。サイズは約163.52×77.50×8.35mm、質量は約201g。
リアカメラは以下の構成で、メインカメラとなる広角カメラのセンサーはSamsung Semiconductorと共同開発したとし、何百万もの写真撮影シナリオでトレーニングされたオンセンサーディープラーニング処理ソフトウェアアルゴリズムを統合して画像の鮮明度を高め、ノイズを減らして実物に忠実な精度を提供するようになっており、高度なセンサー技術によって撮影体験をさらに向上させてオートフォーカスが43%高速化し、実際の撮影時におけるピクセルサイズが2倍になって厳しい照明条件でもより詳細な撮影が可能になっています。
・約5000万画素CMOS(1/1.57型、1画素1.0μm、Dual Pixel PDAF、4in1)+広角レンズ(F1.88、焦点距離24mm、画角84.5°、OIS)
・約800万画素CMOS(1/4型、1画素1.12μm)+超広角レンズ(F2.2、焦点距離15mm、画角120°)
・約5000万画素CMOS(1/2.75型、1画素0.64μm、PDAF、4in1)+広角レンズ(F2.0、焦点距離50mm、画角49.5°、光学ズーム2倍、ウルトラズーム30倍)
また高度な計算アルゴリズムやAI処理、マルチフレーム技術を組み合わせた「TrueLens Engine 3.0」によってプロ仕様のリアルな写真撮影を実現しているとのこと。さらに超広角カメラは120ºの視野を誇り、アップグレードされた Sony製センサーによって低照度でも綺麗に撮影可能となり、望遠カメラも搭載しえ光学2倍ズームを実現し、AIを利用した最大60倍のウルトラズームが可能になり、テレマクロ撮影にも対応して被写体から15cmまで近づけて焦点を合わせることができるようになっています。
性能面では両機種ともに4nmプロセス(TSMC N4P)で製造されたQualcomm製SoC「Snapdragon 7s Gen 3 Mobile Platform(型番:SM7635)」(オクタコアCPU「2.5GHz Kryo Gold(Cortex-A720ベース)コア×1+2.4GHz Kryo Gold(Cortex-A720ベース)コア×3+1.8GHz Kryo Silver(Cortex-A520ベース)コア×4」、Adreno 810 GPU)を搭載し、Nothing Phone (2a)と比べてCPUが最大33%、GPUが最大11%も高速化しており、ゲーミング機能「Snapdragon Elite Gaming」も利用できるようになっています。
またAI処理についてもNothing Phone (2a)よりも92%向上しており、どのようなAI機能が導入されても対応できる将来性を備え、最新のNothing OSとEssential Spaceを最大限に活用して製品上での音声テキスト変換などの作業で短時間で行えるようになっています。さらに4500mm2の大型ベイパーチャンバーによってNothing Phone (2a)と比較して温度が23%低下してより安定して動作でき、ソフトウェア的にストレージを活用してRAMを追加できる「RAM Booster」機能によって最大20GBで利用可能です。
電池持ちもSoCの省電力化によって一般的な使い方で8%の電力消費を削減し、毎日30分長く使えるようになり、大容量5000mAhバッテリーを搭載しているため、フル充電で最大2日間使え、急速充電も最大50Wにアップグレードされたため、20分で1日分の電力となる50%まで充電できるとのことです。なお、ACアダプターは付属していないため、別途用意する必要があります。同梱品はNothing Phone (3a)本体のほか、USB Type-C to Cケーブル(100cm)およびスクリーンプロテクター(貼付済み)、SIMトレイ取り出しツール、安全に関する情報(紙類)。
主な仕様はUSB Type-C端子、触覚タッチモーター、環境光センサー、加速度センサー、ジャイロセンサー、近接センサー、センサーコア、電子コンパス、Wi-Fi 6に対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(2.4および5GHz)の無線LAN、Bluetooth 5.4、NFC Type A/B、位置情報取得(シングルバンドA-GNSS、GPS、Galileo、GLONASS、BDS、QZSS)、デュアルステレオスピーカー、マイク×2など。また本体右側面には「Essential Key」も搭載。なお、ワンセグやフルセグ、microSDカードなどの外部ストレージスロットは非対応。
SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットとeSIMのデュアルSIMに対応し、携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。OSはAndroid 15ベースの独自ユーザーインターフェース(UI)「Nothing OS 3.1」がプリインストールされ、高速でスムーズな操作性や安定性、実用性、そしてカスタマイズ性を追求してデザインされており、ギャラリーやカメラ、天気アプリもアップデートされています。また3年間のOSバージョンアップと6年間のセキュリティパッチ提供が実施されるとのこと。
5G NR: n1, n2, n3, n5, n7, n8, n12, n20, n28, n38, n40, n41, n48, n66, n77, n78
4G LTE: Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 17, 18, 19, 20, 26, 28, 38, 40, 41, 42, 48, 66
3G W-CDMA: Band I, II, IV, V, VI, VIII, XIX
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz
記事執筆:memn0ck
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