既報通り、Lenovo Group傘下のMotorola Mobility(以下、Motorola)の日本法人であるモトローラ・モビリティ・ジャパン(以下、モトローラ)は24日、Motorolaが展開する「moto」ブランドにおける新商品としておサイフケータイ(FeliCa)に対応したエントリークラスのエントリースマートフォン(スマホ)「moto g37j」および「moto g37」(ともにMotorola Mobility製)を日本市場にて発表しました。発売日は2026年7月31日(金)より順次となっており、発売に先立って7月24日(金)10時より順次予約受付を実施しています。
販売されるモデルおよび販路はオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)「moto g37j(モデル名:XT2625-9)」が公式Webショップ「MOTO STORE」( https://store.motorola.co.jp/ )のほか、量販店やECサイト、仮想移動体通信事業者(MVNO)などに加え、移動体通信事業者(MNO)として楽天モバイルが取り扱い、さらに「moto g37(モデル名:XT2625-8)」がソフトバンクの携帯電話サービス「SoftBank」向け「moto g37(型番:A601MO)」とNTTドコモ向け「moto g37 MO-51G」となっています。
なお、内蔵メモリー(RAM)および内蔵ストレージはメーカー版が4GB RAM+128GBストレージ、楽天モバイル版が4GB RAM+64GBストレージ、SoftBank版とNTTドコモ版が8GB RAM+128GBストレージで、本体色はメーカー版および楽天モバイル版、SoftBank版がPANTONE Impenetrable(以下、インペネトラブルグレイ)およびPANTONE Nautical Blue(以下、ノーティカルブルー)、PANTONE Capri(以下、カプリシアン)、PANTONE Fuchsia Red(フューシャレッド)の4色、NTTドコモがインペネトラブルグレイの1色となります。
価格(金額はすべて税込)はオープンながら市場想定価格およびMOTO STOREでは38,800円で、メーカー版はMOTO STOREのほか、エディオンやジョーシン、ビックカメラ、ヤマダデンキ、ヨドバシカメラ、Amazon.co.jp、IIJmioなどとなっています。なお、メーカー版よび楽天モバイル版、SoftBank版は7月31日発売、7月24日10時予約開始ですが、NTTドコモ版のみ発売時期が2026年10月を予定しているとのことです。本記事ではそんなmoto g37jおよびmoto g37をモトローラ・モビリティ・ジャパンが開催した「新製品説明会」にて実際に試すことができましたので主に外観や基本機能を中心に写真や動画を交えて紹介したいと思います。
moto g37jおよびmoto g37はMotorolaが展開するエントリークラスからミッドレンジクラスくらいまでの手頃な価格で手に入られれる「moto g」シリーズの最新機種で、価格を抑えつつもしっかりと使えるバランスの取れた製品にまとめられており、価格帯的に昨年7月に発売されたミッドレンジスマホ「moto g66j 5G」やそのY!mobile版「moto g66y 5G」の後継機種として発売されます。なお、moto gシリーズではこれまで5G対応機種には製品名として「5G」が付けられていましたが、本作より5Gに対応していても製品名に「5G」は付かなくなりました。
本体色は引き続いて色見本帳などを開発・提供しているアメリカ合衆国のメーカー「Pantone(以下、パントン)」が監修したインペネトラブルグレイおよびノーティカルブルー、カプリシアン、フューシャレッドの4色がラインナップされ、エントリーモデルながら見た目だけでなく質感にまで配慮して手に取った瞬間に違いがわかるこだわりのプロダクトデザインを採用しているとのことで、背面パネルはPMMA(ポリメチルメタクリレート)製またはフェイクレザーとなっており、側面はプラスチック製ではあるものの、レザー風の表面処理が施されています。

moto g37jおよびmoto g37のカプリシアンは他社にはなさそうな“Motorola×Pantone”らしい色合いに。右上には非接触IC機能のアンテナがある印であるおサイフケータイマークがあります

moto g37jおよびmoto g37のフューシャレッドは紫がかったピンクといった感じで、こちらも“らしい”色合いで、表面処理はカプリシアンと似ています。中央にはモトローラのロゴ「M」が配置されています
画面は上部中央にパンチホールを配置したアスペクト比9:20の縦長な約6.7インチFHD+(1080×2406ドット)液晶ディスプレイ(約395ppi)を搭載し、最大120Hzリフレッシュレートや最大120Hzタッチさんぷりんグレードに対応し、画面占有率は84.66%に達しており、ステレオスピーカーと立体音響技術「Dolby Atmos」によって臨場感溢れるエンターテイメント体験をもたらします。またパンチホール部分には約800万画素CMOS(1画素1.12μm)/広角レンズ(F2.0)のフロントカメラが内蔵され、顔認証に対応しており、生体認証としては側面指紋センサーも搭載しています。
画面はGorilla Glass 7iで覆われ、生活防水・防塵(IP64)や耐衝撃(MIL-STD-810H)に対応しており、安心して使える優れた耐久性となっています。サイズは167×77×7.9mm、質量はインペネトラブルグレイが約194g、ノーティカルブルーおよびカプリシアン、フューシャレッドが約196g。リアカメラは以下のデュアル構成で、別途、環境光センサーとフリッカーセンサーによる2in1光センサーによって明るさや色味の調整をしているとのことです。
・約5000万画素CMOS(1画素0.61μm、4in1、PDAF)/広角レンズ(F1.8)
・約800万画素CMOS/超広角カメラ
性能面ではmoto g66j 5Gやmoto g66y 5Gはチップセット(SoC)にMediaTek製「Dimensity 7060」(オクタコアCPU「2.6GHz Cortex-A78コア×2+2.0GHz Cortex-A55コア×6」、GPU「900MHz IMG BXM-8-256」)を採用していましたが、moto g37はMediaTek製「Dimensity 6300」(オクタコアCPU「2.4GHz Arm Cortex-A76コア×2+2.0GHz Arm Cortex-A55コア×6」、デュアルコアGPU「950MHz Arm Mali-G57 MC2」)となっており、性能はそれほど違いはないくらいとなりそうです。
その他の仕様は5200mAhバッテリーおよび急速充電(最大20W)、microSDXCカードスロット(最大2TB)、USB Type-C端子(USB 2.0)、3.5mmイヤホンマイク端子、FMラジオ、デュアルステレオスピーカー、ハイレゾ音源、Dolby Atmos、マイク×2、Wi-Fi 5に対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5GHz)の無線LAN、Bluetooth 5.3、NFC Type A/B、位置情報取得(A-GNSS:GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSS)、近接センサー、加速度センサー、環境光センサー、ジャイロセンサー、SARセンサー、電子コンパスなど。

moto g37jおよびmoto g37の右側面には音量上下キーと指紋センサーを内蔵した電源キーが配置されています。なお、初期状態で電源キーの長押しは「Gemini」、2回押しは「カメラ」がそれぞれ起動されるように設定されています

moto g37jおよびmoto g37の左側面にはnanoSIMカード(4FF)とmicroSDカードのカードスロット(トレイ)が配置されています。付属のSIM取り出しピンをピン穴に刺してトレイを取り出します

moto g37jおよびmoto g37の下側面には3.5mmイヤホンマイク端子とメインマイク(受話口)、USB Type-C端子、外部スピーカーが配置されています。プラスチック製ボディーなのでアンテナラインはありません
SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMのデュアルSIMに対応しており、携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。またHPUEに対応しているため、送信速度が強化されているということです。OSはAndroid 16がプリインストールされており、内蔵ストレージをRAMとして拡張できる「RAM Boost」機能に対応し、最大+8GBを追加できるため、4GB RAMモデルなら最大12GB RAM、8GB RAMモデルなら最大16GB RAMで使え、さらにRAM Boostの追加容量を自動にすると、AIによって最適なRAM容量が追加されるようになっています。
[moto g37j / moto g37 (SoftBank)]
5G NR: n1, n3, n28, n40, n41, n77, n78
4G LTE: 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 17, 18, 19, 26, 28, 38, 40, 41, 42
3G W-CDMA: I, II, V, VIII
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz[moto g37 (NTTdocomo)]
5G NR: n1, n3, n28, n40, n41, n77, n78, n79
4G LTE: 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 17, 18, 19, 26, 28, 38, 39, 40, 41, 42
3G W-CDMA: I, II, V, VIII
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz

左が端末情報画面、右が規制情報画面。メーカー版の型番は「XT2625-9」で、日本向けの認証は電波法に基づく工事設計認証(R)が「202-JWM007」、電気通信事業法に基づく技術基準適合認定(T)が「HP26-0007202」。なお、FCC IDは「IHDT56AX3」で、中国製(Made in China)となっています

左が標準カメラアプリの撮影(ファインダー)画面、右が準カメラアプリの設定画面。カメラは「写真」および「動画」、「スローモーション」、「ポートレート」、「構図ガイド」、「ナイトビジョン」などのモードが用意されています
| 製品名(読み方) | moto g37j(モト ジーサーティセブンジェイ) moto g37(モト ジーサーティセブン) |
| サイズ | 約167×77×7.9mm |
| 質量 | インペネトラブルグレイ:約194g それ以外:約196g |
| 本体色 | ノーティカルブルー インペネトラブルグレイ カプリシアン フューシャレッド |
| ディスプレイ | 約6.7インチ液晶 FHD+(1080×2406ドット) 最大120Hzリフレッシュレート 最大120Hzタッチサンプリングレート |
| チップセット(SoC) | MediaTek Dimensity 6300 |
| CPU | オクタコア(2.4GHz Cortex-A76×2+2.0GHz Cortex-A55×6) |
| GPU | デュアルコア(1000MHz Mali-G57 MC2) |
| 内蔵メモリー(RAM) | 4GB、8GB(LPDDR4X) |
| 内蔵ストレージ | 64GB、128GB(UFS) |
| 外部ストレージ | microSD/microSDHC/microSDXC(最大2TB) |
| リアカメラ | 約5000万画素CMOS(1画素0.61μm)+広角カメラ(F1.8) |
| フロントカメラ | 約800万画素CMOS(1画素1.12μm)+広角レンズ(F2.2) |
| バッテリー容量 | 5200mAh(取外不可) |
| 外部接続・充電端子 | USB Type-C(USB 2.0、OTG) |
| 急速充電 | ⚪︎(最大20W) |
| ワイヤレス充電 | ー |
| 連続待受時間(LTE) | 測定中 |
| 連続通話時間(VoLTE) | 測定中 |
| 充電時間 | 測定中 |
| 生体認証 | 指紋(側面)、顔 |
| 防水/防塵/耐衝撃 | △(IPX4)/○(IP6X)/○(MIL) |
| FeliCa/NFC | ○/○ |
| ワンセグ/フルセグ/FMラジオ | ー/ー/○ |
| ハイレゾ音源 | ○ |
| 3.5mmイヤホンマイク端子 | ○ |
| 位置情報取得 | GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSS |
| 無線LAN(Wi-Fi) | IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠 (2.4および5GHz) |
| Bluetooth | Version 5.3 |
| テザリング同時接続数 [Wi-Fi/USB/Bluetooth] |
10台/1台/4台 |
| 赤外線通信 | ー |
| SIM | nanoSIMカード×1+eSIM(デュアルSIM) |
| OS | Android 16 |
| メーカー | Motorola Mobility |
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