富士ソフトは15日、同社が展開する「+F」ブランドの新商品として5G RedCap対応のUSBスティック/ドングル型データ通信端末「+F FS045U」を発表しています。2026年7月15日(水)に発売され、取扱店はガイアースネットショップおよびダイワボウ情報システム、モバイル・プランニング、Global Gateway、SB C&S、TD SYNNEXで、これらによってAmazon.co.jpや楽天市場、Yahoo! ショッピングなどでも販売されています。
またパソコン(PC)に挿すだけでインターネット通信が可能な通常の「簡単接続モデル」に加え、専用ドライバーなどによって限定したインターネット通信が可能な「セキュア接続(モデムモード)モデル」が用意され、価格(金額はすべて税込)はオープンながら希望小売価格が簡単接続モデルでは36,800円、セキュア接続モデルでは39,800円となっています。
+F FS045Uは5Gの低遅延・高信頼性といった特長を維持しながら低消費電力化、低コスト化、小型化を実現したIoT/M2M用途向けの新しい通信規格である「5G RedCap」に対応したUSBドングル型データ通信端末で、4G(LTE方式)にも対応しているため、5G RedCapエリア外でも安定した通信を継続でき、全国の幅広いエリアで柔軟かつ安定した運用を実現します。
これにより、富士ソフトでは拡大するIoT/M2M市場を背景にIoT事業を強化しており、従来の5GはIoT/M2M用途においては性能面で優れる一方、消費電力やコスト、機器サイズの面でオーバースペックとなるケースがありましたが、5G RedCapに対応したことによって+F FS045Uは産業用機器や監視カメラ、医療・ヘルスケア機器などといった幅広いIoT/M2M分野での活用が期待されているとしています。
またnanoSIMカード(4FF)スロットを2つとeSIM(3つのプロファイルまでインストール可能)を1つに対応した「トリプルSIM構造」を採用しており、用途に応じた回線の使い分けやバックアップ回線の確保が可能で、SIMロックがかかっていない設計によって回線選択の自由度を確保し、法人における検証環境の構築やPoC用途にも柔軟に対応できるとしています。
さらに簡単接続モデルはPCに挿すだけでインターネット通信が可能であり、遠隔で管理・制御できるクラウドサービス「+F MDM LiNK」に対応しているため、複数拠点に設置された製品の通信状況や稼働状態を一元的に管理できるほか、遠隔からの設定変更や制御も可能で、+F MDM LiNKは情報見える化や利用者管理、通信規制、遠隔設定・操作、遠隔監視、eSIM制御、API連携に加え、今後、インポート・エクスポートIoT連携に対応する予定です。
セキュア接続モデルは専用のドライバーとツールによって設定した製品に限定したインターネット通信が可能なほか、端末制御による高いセキュリティーと柔軟な通信環境を両立できるようになっており、SIMの不正抜き差しやなりすまし接続を防止し、セキュリティー運用に最適化され、ATコマンドによる制御も可能でよりIoT利用に適したモデルとなっています。
他にも+F FS045Uは独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が運営するセキュリティー要件適合評価およびラベリング制度「JC-STAR」の適合ラベル(レベル1)を取得しており。一定のセキュリティー要件を満たした製品として安心して選定できるとのことです。なお、適合ラベル登録番号は「2026070100002979」で、取得日は2026年7月9日(木)とのこと。
加えて海外ローミングや地域BWAにも対応し、URLフィルタリングなども利用可能です。接続端子はUSB Type-A(USB 2.0)で、携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通りで、日本国内ではNTTドコモおよびKDDI・沖縄セルラー電話、ソフトバンク、楽天モバイルの移動体通信事業者(MNO)の4者に対応し、最大通信速度は5G RedCapで下り223Mbpsおよび上り123Mbps、4G LTEで下り195Mbpsおよび上り75Mbpsとなっています。サイズは約101.0×32.0×12.2mm(USB接続部分収納時)、質量は約41g、本体色はブラックの1色のみ。
5G RedCap: n1, n3, n8, n18, n26, n28, n41, n77, n78, n79
4G LTE: Band 1, 3, 8, 11, 18, 19, 21, 26, 28, 39, 41
対応OSは簡単接続モデルがWindows 11(64bit)およびmacOS Monterey 12以降、Chrome OS、iPadOS 15以降、Linux 2.6以降、セキュア接続モデルがWindows 11(64bit)およびLinux 2.6以降となっています。ただし、セキュア接続モデルではどちらもARM版は保証対象外となっているほか、Linuxでの利用は環境によってはサポートできない場合があるとしています。表示言語は簡単接続モデルが日本語、英語、中国語、セキュア接続モデルが日本語、英語。同梱品は通信端末本体のほか、USB Type-A to C変換アダプタおよびクイックスタートガイドとなっています。
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