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秋吉 健のArcaic Singularity:あなたのスマホ、画面ロックしてますか? 驚愕の調査データからスマホのセキュリティ意識について考える【コラム】


スマホのセキュリティー意識について考えてみた!

今年1月、個人的に少々衝撃的なアンケートデータを見る機会がありました。MMD研究所が公開した「スマートフォンの認証システムとパスワードに関する調査」というものですが、その調査項目の1つに「スマートフォンに画面ロックをかけているか」というものがあったのです。

スマートフォン(スマホ)の画面ロック(スクリーンロック)はかけるのが「当たり前」だと思っていた筆者でしたが、調査結果を見て驚愕。なんと全体では18%もの人がスマホにロックを掛けておらず、Androidユーザーに至っては29.7%もの人がロックを掛けていなかったのです。

まさかの数字に目眩がする思いでしたが、先日も女性のスマホを盗んで中身を覗くのが趣味だったというスリのニュースが話題となっており、これだけ画面ロックを掛けない人が多いなら盗んだスマホの中身を見ることも案外容易だっただろうな、と想像してしまったほどです。

人はなぜセキュリティー意識が低くなってしまうのか、セキュリティーを高く保なければいけない理由とは何か。感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する連載コラム「Arcaic Singularity」。今回はスマホ関連のセキュリティーを中心に、私たちのセキュリティー意識について考察します。

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秋吉 健のArcaic Singularity:生体認証の光と影。iPhone XのFace IDは本当に安全?指紋認証や顔認証の安全性と利便性について考える【コラム】


iPhone Xの「Face ID」は安全か?生体認証と正しく向き合う方法について考えてみる

「こんにちは、ヤカモトさん」、「ミスターヤカモト、あなたにオススメの商品があります」。厳しい捜査網を掻い潜るために眼球の移植手術をしたジョン・アンダートンは、身を隠すようにして街を歩いていた。すると街頭のデジタルサイネージに組み込まれた網膜センサーが眼の「元の持ち主」を認識し、その名前を連呼してターゲット広告を表示するのだった――。

いきなりSF映画「マイノリティ・リポート」のネタバレから始めてしまいました、すみません。しかしこのような物語は、もはやSFの世界だけとは言い切れなくなってきています。

指紋認証や虹彩認証などがスマートフォンへ搭載されるようになって久しい昨今、生体認証は誰もが当たり前に使う技術となりました。今年発売されたAppleの最新スマートフォン(スマホ)「iPhone X」では「Face ID」と呼ばれる顔認証技術が採用され、その精度の高さについてさまざまな議論や実証・検証が繰り返されるなど、未だに大きな話題を巷へ提供し続けています。

感性の原点からテクノロジーの特異点を俯瞰する「Arcaic Singularity」。今回は、そんな「生体認証」にまつわるお話をしましょう。

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話題の次世代スマホ「iPhone X」の注目機能である顔認証「Face ID」が3Dプリントしたマスクで突破される!AIによる学習効果に頼りすぎ?


iPhone XのFace IDが3Dプリンターで作ったマスクに破られる!

話題の次世代スマートフォン(スマホ)「iPhone X」(Apple製)の魅力は赤外線による3Dセンサーを利用した顔認証「Face ID」もそのひとつで、Appleでは既存の指紋認証「Touch ID」よりも認証精度が高いことを売りにしています。

実際に女性が化粧をする前と後でも問題なかったり、冬場はマスクをしてしまうとうまく認証されないといった問題もあるものの、かなり精度が高くかつ認証も速いため、ケースバイケースではありますが、Touch IDよりも便利な点も多くあるといった印象です。

そんなFace IDですが、ベトナムのセキュリティー関連企業であるBkavは10日(現時間)、3Dプリンターで作成した顔のマスクを使うことで破ることができたと発表しています。

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