AppleがiPhoneなど向けiOS 18.0.1とiPadOS 18.0.1をリリース! |
Appleは3日(現地時間)、同社が販売するスマートフォン(スマホ)「iPhone」シリーズ向けプラットフォーム「iOS」とタブレット「iPad」シリーズ向けプラットフォーム「iPadOS」の最新バージョン「iOS 18.0.1(22A3370)」および「iPadOS 18.0.1(22A3370)」を提供開始したとお知らせしています。
対象機種はiOS 18では最新の「iPhone 16」シリーズを含めてiOS 17と同様にiPhone XSシリーズやiPhone XR以降やiPhone SE(第2世代)以降の21機種が対象で、iPadOS 18ではiPadOS 17とは異なってiPad(第7世代)以降およびiPad mini(第5世代)以降、iPad Air(第3世代)以降、11インチおよび13インチiPad Air(M2)、11インチおよび13インチiPad Pro(M4)、12.9インチiPad Pro(第3世代)以降、11インチiPad Pro(第1世代)以降となっており、各製品にて無料で更新可能です。
一方、iPadOS 17の対象機種だったiPad(第6世代)や12.9インチiPad Pro(第2世代)、10.5インチiPad Proは対象外となり、対象外の機種ではそれぞれiPadOS 18にはアップデートできないのでご注意ください。変更点は重要な不具合の修正やセキュリティーアップデートが含まれており、一部のiPhoneやiPadでメモリー(RAM)の割り当ての不具合によってパフォーマンスに影響が及ぶことがある問題や共有されたスマートウォッチ「Apple Watch」の文字盤を含むメッセージに返信すると、メッセージが予期せず終了することがある問題が修正されているとのこと。
またiPhone 16シリーズにおけるタッチスクリーンが状況によって一時的に反応しなくなることがある問題やiPhone 16シリーズのProモデルにおいて超広角カメラでHDRをオフにして4Kのマクロモードビデオを録画すると、カメラがフリーズすることがある問題が修正されているということです。さらにセキュリティーアップデートについてはMedia Sessionに関する「CVE-2024-44207」(iPhone 16シリーズのみ)とPasswordsに関する「CVE-2024-44204」といったCVEに登録されている2個の脆弱性が修正されてます。
Media Sessionの脆弱性はメッセージ内の音声メッセージでマイクのインジケーターがアクティブになる前に数秒間の音声が録音される可能性があるとし、Passwordsの脆弱性は保存したパスワードがボイスオーバーによって読み上げられる可能性があるとし、それぞれアルゴリズムの確認・検証を改善することで修正したとしています。その他、Apple Watch向け「watchOS 11.0.1」、パソコン「Mac」向け「macOS Sequoia 15.0.1」なども提供開始されています。
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