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AppleがiPhoneやiPadなど向けiOS 16.7.11とiPadOS 16.7.11をリリース! |
Appleは31日(現地時間)、iPhoneおよびiPod touch向けプラットフォーム「iOS」とiPad向けプラットフォーム「iPadOS」において前バージョン「iOS 16」や「iPadOS 16」の最新版「iOS 16.7.11(20H360)」および「iPadOS 16.7.11(20H360)」を提供開始したとお知らせしています。変更点は重要な不具合や脆弱性の修正が含まれているとしており、不具合ではiOS 16.7.10およびiPadOS 16.7.10に続いて高度なデータ保護を有効または無効にできなくなる問題が修正されているとのこと。
またセキュリティーアップデートについてはCVEに登録されている脆弱性としてAccessibility関連の「CVE-2025-24200」とWebkit関連の「CVE-2025-24201」が修正されているとのこと。また同社ではこれらの脆弱性がともに特定の標的の個人に対する非常に高度な攻撃に悪用された可能性があるという報告を認識しているとしており、対象のすべての製品でアップデートすることを推奨しています。
対象機種はiOS 16やiPadOS 16の対応機種でiPhone 8以降およびiPhone SE(第2世代)以降、iPad(第5世代以降)、iPad Air(第3世代以降)、iPad mini(第5世代以降)、iPad Pro(全モデル)のうちの次の最新メジャーバージョン「iOS 17」や「iPadOS 17」に対応していない機種となり、具体的にはiPhone XやiPhone 8、iPhone 8 Plus、iPad(第5世代)、12.9インチiPad Pro(第1世代)、9.7インチiPad Pro向けとなり、これらの製品にて無料で更新可能となっています。
その他、すでに紹介しているように同社では合わせてiPhoneやiPadなど向け「iOS 18.4」および「iPadOS 18.4」や「iPadOS 17.7.6」、「iOS 15.8.4」および「iPadOS 15.8.4」、パソコン「Mac」向け「macOS Sequoia 15.4」、セットトップボックス「Apple TV」向け「tv 18.4」、スマートヘッドセット「Apple Vision」向け「visionOS 2.4」なども配信開始しています。
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