BlackBerry OS7を搭載したフラッグシップモデル! |
既報通り、NTTドコモは、18日に開催した「2011-2012冬春モデル 新商品・新サービス発表会」において先進的なイメージのスマートフォンシリーズ「docomo NEXT series」としてRIM(リサーチ・イン・モーション)製スマートフォン「BlackBerry Bold 9900」を発表しています。2012年2月末に発売予定で、他のスマートフォンと比べて端末価格を安く設定したいとのことです。
BlackBerry Bold 9900は、外でもBlackBerry Boldシリーズの最新モデルで、最新のBlackBerry Device Software v7(通称「BlackBerry OS 7」)や1.2GHzの高速CPUを搭載した前面QWERTYフルキーボードを搭載したスマートフォンです。海外では、今年5月に発表され、8月に発売開始されたBlackBerryシリーズのフラッグシップモデルの最新機種がようやく日本でも発売されることが発表されました。
今回は、そんなフラッグシップモデルのBlackBerry Bold 9900を発表会においてタッチ&トライをしていましたので、展示機の写真で詳細を紹介していきたいと思います。
デザインは、従来のBlackBerryシリーズと同様に前面QWERTYで、黒を基調としており、側面がメタルフレームでスタイリッシュになっています。
ディスプレイは、2.8インチVGA(640×480ドット)のTFT液晶(1,677万7,216色表示=24ビットカラー)で、287dpiの高解像度です。また、フルキーボードやトラックパッドだけでなく、マルチタッチに対応したタッチパネル操作にも対応しています。
これまでのBlackBerryシリーズよりもさらに幅の広く打ちやすいQWERTY配列フルキーボードを搭載し、シリーズ最薄の10.5mmのスリムボディとなっています。サイズは、大きさが66×115×10.6mm、質量が130gです。
キーは、凹凸をつけたクリック感のあるボタンを採用しており、従来通り、押しやすくなっています。
前面のQWERTY配列のフルキーボードは、暗いところでは、白く光って打ちやすいようになっています。
BlackBerry Bold 9900では、キーだけでなく、画面を直接触って、タッチパネルでタッチ操作することもできるようになっています。Webブラウザのスクロールなどは、タッチ操作でかなりスムーズな動きをしています。
背面がラバーテイスト素材になっており、よりグリップ感のある形状が採用されています。
カメラは、500万画素CMOSで、手ブレ補正やオートフォーカス、HDムービー撮影(720p)などに対応しています。カメラ用LEDライトも搭載しています。
バッテリーは、1230mAhで、連続待受時間が約500時間(3G)、連続通話時間が約350分(3G)となっています。
本体メモリは、ROMが8GB、RAMが786MBとなっています。外部メモリは、microSD/microSDHCカード(最大32GB)スロットが搭載されています。
通信方式としては、GSM (850/900/1800/1900MHz)やW-CDMA (800/850/1900/2100MHz)に対応し、FOMAハイスピードによって下り最大14Mbps、上り最大5.7Mbpsでデータ通信が可能となっています。他にも、2.4GHzおよび5GHzのデュアルチャンネルに対応した802.11a/b/g/n規格準拠の無線LAN (Wi-Fi)やBluetooth 2.1+EDRに対応しています。
右側面に音量アップ/ズームキーやミュートキー、音量ダウン/ズームキー、右サイドキーが配置、左側面に3.5mmイヤホンマイク端子やmicroUSB端子が配置されています。
本体下部側面にマイク穴が配置、本体上部側面にロックキーが配置されています。
BlackBerry OS 7は、WebブラウザもiPhoneやAndroidと同じWebkitベースとなっており、JITコンパイラによる高速なJavaScript実行環境やHTML5対応、操作性の改善、動作の高速化などが行われています。また、新機能としてデータを仕事用とプライベート用に切り分けられる「BlackBerry Balance」が導入されています。
Webブラウザは、Liquid Graphics技術によって最大60fpsのスムーズなレンダリングとタッチパネル操作で快適で直感的な操作が実現されています。QUALCOMM製1.2GHzの高速Snapdragon CPUを搭載したことによって、約45%の高速化がなされ、さらにスムーズな描写ができるようになっています。
右側面下の右サイドキーは、各種機能の割り当てが可能となっています。また、A-GPSやジャイロセンサ、加速度センサ、近接センサなどにも対応しています。
アプリ配信システム「BlackBerry App World」も一新された3.0になり、日本語にも対応して、安心して利用できるようになっており、DropboxやEvernote、foursqure、QR code Scanner Proなど、他のプラットフォームでも人気のアプリや機能が追加できます。もちろん、ドコモ独自サービスであるspモードメールも引き続きプリインストールされ、利用可能となっています。
これまで国内向けBlackBerryシリーズは、海外向けに比べえてかなり発売サイクルが遅れていましたが、少しだけ近づいた印象もあります。とはいえ、海外で8月に発売されたものが、発表はされましたが、実際の発売が来年になるというようにまだまだ差があり、もう少し頑張って欲しい感じもしますね。発売までまだ時間がありますが、かなりハイスペックなモデルなので、発売されるのが楽しみですね!
記事執筆:S-MAX編集部/写真撮影:2106bpm
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新しいのが出たら買っちゃおうおうかな。