今度のARROWS Tabは、1920×1200ドット液晶搭載!既報の通り、NTTドコモは11日「2012年冬モデル新商品・新サービス発表会」において、LTE規格の次世代高速データ通信サービス「Xi(クロッシィ)」に対応した、10インチフルHDディスプレイ搭載タブレット「ARROWS Tab F-05E」(富士通製)を発表した。
同発表会の展示会場でARROWS Tab F-05Eを試用してきたのでその様子を写真で紹介したいと思う。

ARROWS Tab F-05Eは、10.1インチの大画面に1920×1200ドットのTFT液晶を搭載している。ポイントは16:9のフルHD(1920×1080ドット)ではなく、Androidの通知領域を兼ねた16:10のWUXGAを採用している点にある。これによってフルHDのコンテンツを再生しても通知領域が邪魔することなく全画面で表示することが可能となっている。
ディスプレイの高解像度化をサポートするのが、3Dグラフィックチップメーカーでお馴染みのNVIDIA製Tegra3(1.7GHz)だ。Tegra3は、パワフルな12コアのGPUと、F-05Eのディスプレイに最適なフルHDのビデオ再生支援を機能を持っている。
GPUだけではなくCPUはクアッドコアとなっており、高速処理と高速描画が可能となった。
実機を触ってみたところ描画フレーム数が向上していることもあり、滑らかにスクロールし指の操作への追従も良い。解像度が上がったにもかかわらず、前機種のF-01Dにあった描画のカクカクした感じはないため、端末として一つの完成形となったように思える。

本体サイズは、約幅259 × 高さ169 × 厚さ9.9mmとF-01Dより一回り小さくなっている。サイズ変化の顕著な部分が上下の枠で、ディスプレイ周りの黒い枠のフレーム部分が薄くなり洗練された雰囲気となった。
本体サイズの縮小に伴い、重量も約17g軽量化となる約580gとなった。たかだか約17gの差だが、新しい要素としてWUXGA液晶パネルと、LTE連続待受時間約1,300時間と大容量化した10,080mAhのバッテリーが加わっている点を見逃してはならない。

さらに、本体右側には指紋認証用のセンサーが搭載されている。このセンサー部分はボタンになっており、画面のロックやロック解除画面へのスイッチも兼ねている。ロック操作に関しては、背面に電源スイッチがあった前機種より格段に使いやすくなっている。
使いやすさと言えば、電源スイッチやボリュームキーが本体の側面に変更になったことで目視しやすく押しやすくなった。電源スイッチは本体上部の中央、ボリュームキーは本体左側面と場所が別れたため押し間違いをすることもないだろう。

本体上面には電源スイッチ

本体底面には卓上ホルダ用の穴

本体左側面にはイヤホン端子、USB端子、ボリュームキー

本体右側面にはドコモminiUIMカードスロットとmicroSDカードスロット
ボリュームキーが本体左側面に来たことで、miniUIMスロットとmicroSDスロットが右側面に変更なった。この変更に関しては滅多に抜き差しすることはないと思うので、特に使い勝手に影響はないだろう。

F-05Eに搭載されているWUXGA液晶の率直な感想は、高解像度ではあるがパッと見はF-01Dとの違いが分からない。appleのiPadが4倍の解像度となるretinaディスプレイとなった時のようなインパクトがないように思えた。
とはいえ、webページやアイコンの文字など、輪郭の滑らかさやアイコンの綺麗さなどよくよく見るとリッチな表示となっており、タブレット端末に要求される表示の情報量はこれぐらいあった方が良いと実感もできた。
前機種にもあったDTCP-IPに対応したDLNA機能(DIXIM)やワンセグ機能の他にNOTTV(ノッティービー)のサービスにも対応する。
ARROWS Tab F-05Eは、フルHD動画再生やDLNA連携などAV機能ばかりがフィーチャーされるが、セキュリティー対策となる指紋認証や子どもからお年寄りでも簡単に使えるスタイルがインストールされているなど、細かい部分も作り込まれるという。
10.1インチの大画面ながら、軽くて防水(IPX5、8相当)と防塵(IP5X)性能を持ち、使う場所を選ばない便利なタブレットとなっている。
発売は、2012年12月を予定となっている。
■主な仕様
| 寸法 (高さ×幅×厚さ:mm) |
約169×259 ×9.9 |
| 質量(g) | 約580 |
| 3G連続待受時間(静止時[自動])(時間) | 約1,800 |
| LTE連続待受時間(静止時[自動])(時間) | 約1,300 |
| GSM連続待受時間(静止時[自動])(時間) | 約1,500 |
| 連続通話時間(3G/GSM)(分) | -/- |
| 連続テレビ電話時間(分) | – |
| モバキャス連続視聴時間(分) | – |
| メインディスプレイ (サイズ、ドット数[横×縦 通称]、種類、発色数) |
約10.1インチ 1,920×1,200 WUXGA TFT液晶 1677万色 |
| サブディスプレイ (サイズ、ドット数[横×縦]、種類、発色数) |
– |
| バッテリー容量 | 10,080mAh |
| ROM/RAM | 32GB/2GB |
| 外部メモリー (最大対応容量) |
microSD(2GB) microSDHC(32GB) microSDXC(64GB) |
| 外側カメラ機能 (撮像素子種類、有効画素数/記録画素数) |
CMOS 約810万/約800万 |
| 内側カメラ機能 (撮像素子種類、有効画素数/記録画素数) |
CMOS 約125万/約120万 |
| CPU (チップ名/クロック) |
Tegra3 /1.7GHz クアッドコア |
| OS | Android 4.0 |
| 「Xi」(クロッシィ)(LTE) | 100Mbps/37.5Mbps |
| FOMAハイスピード (HSDPA/HSUPA) |
14Mbps/5.7Mbps |
| Wi-Fi(無線LAN) (Wi-Fiテザリング同時接続台数) |
◯ (8台) |
| 防水/防塵 | ◯/◯ (IPX5、7/IP5X) |
| 色 | White |
■関連リンク
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