feedlyは、Googleリーダーと同じオンライン型のフィードリーダーサービスで、スマートフォン向けアプリもAndroid版およびiOS版が用意されているので、これまでGoogleリーダーを利用していた人も同じ環境で利用できるはずだ。

また、Webブラウザーで利用するユーザーインターフェース（UI）もGoogleリーダーと非常に近くなっており、乗り換えやすくなっている。

実際に、Googleリーダーからfeedlyへの移行は、数クリックで完了する非常に簡単な手順で行うことができる。そのため、引き続き、現在もGoogleリーダーを使っている人は必見だと思う。では、以下に手順を紹介していく。なお、今回は、パソコンのWebブラウザーを利用して乗り換え作業を行った。

1）feedlyのWebサイトにアクセスし「One-click Google Reader Import」を実行する

feedlyのWebサイトで「One-Click Google Reader Import」をクリックする

上記のボタンをクリックするとfeedlyがGoogleリーダーの情報にアクセスすることを許可するか確認するダイアログが表示されるので、内容を確認し承諾する。


2）feedlyがGoogleリーダーへアクセスすることを許可

feedlyがGoogleリーダーへアクセスすることを許可

feedlyがGoogleリーダーの情報へアクセスすることを許可してしばらく待つと、特に操作をしなくても移行が完了している。

筆者は、上記の操作をGoogleアカウントにログインした状態で操作したが、Googleアカウントにログインしていない状態の場合、別途、途中でGoogleアカウントへのログインが必要になる。


3）しばらく待つと移行が完了！

Googleリーダーからの移行が完了！

たったこれだけの操作で、Googleリーダーに登録していたフィードの情報だけでなく、スター登録した情報なども、feedlyで利用可能になった。

筆者は、これまでGoogleリーダーでショートカットキーを多用していたが、大抵のショートカットキーは、feedlyでも同様に利用可能となっていたのが、Googleリーダーからfeedlyへ移行しても特に違和感なく利用を継続することができた理由として大きい。

Googleリーダーからの移行は、実際にやってみるまでは「面倒くさい」と思い込んでいたが、実際の移行は数クリックで完了する非常に簡単なものだったので、Googleリーダーのサービス終了前に忘れることなく、まずは移行手続を行っておくと良いのではないかと思った。


4）念のためGoogleリーダーのデータをエクスポート！

Googleリーダーのデータをエクスポート

feedlyへのデータ移行は無事に完了したが、継続してfeedlyを利用しないかもしれないので、念のためGoogleリーダーの情報をエクスポートする方法も紹介しておく。

Googleリーダーからのエクスポートは、「Googleリーダー」→「設定」→「インポート／エクスポート」→「情報をエクスポート」から行えるので、念のためバックアップをとっておくと良いと思われる。これで、feedly以外のフィードリーダーサービスでもフィード情報は多くのサービスで引き継げるようになる。

最後に、Googleリーダーは来週月曜の7月1日にサービス終了となり、これらの操作も7月1日以降はできなくなってしまうはずなので、現在まだGoogleリーダーを利用中の人は余裕をもって移行を行うことをオススメする。



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