NTTドコモ、セキュリティなどを徹底した法人向けビジネススマートフォン「F-04F」を発表!

NTTドコモは10日、今冬および来春に発売・開始するの新モデルや新サービスを披露する「2013-2014冬春モデル新商品発表会」を開催し、徹底したセキュリティー機能や電話・メールなどが使いやすくなった「ビジネスホーム」などを搭載した法人向け製ビジネススマートフォン「F-04F」(富士通製)を発表しています。2014年1月以降に発売開始予定。

F-04Fは、今年9月に「法人向けスマートフォン(仮)」として開発していることが発表されていたモデルで、ビジネスに適した機能や使いやすさを実現したスマートフォンです。

すでに専用のデータ通信が月額2,980円の定額で利用できるパケット定額サービス「Xiパケ・ホーダイ for ビジネス」も合わせて提供することが発表されています。




F-04Eは、電話やメールなどの基本機能が使いやすい専用のユーザーインターフェース(UI)のビジネスホームと省電力ディスプレイ「WhiteMagic」を搭載し、電話とメールの利用が多い法人ユーザーが安心して利用できるようにしています。

ビジネスホームは、電話やメールの着信をホーム画面ですぐに確認し、左右のスワイプで履歴を簡単に表示することができ、ひと目で直感的に使えるホーム画面となっているため、ケータイ(フィーチャーフォン)に慣れた人が安心して使うことができます。

明るさと省電力を両立したディスプレイ「WhiteMagic」は、直射日光の下でも見やすく、鮮やかで、省電力アプリ「NX!エコ」によって指定した電池残量や時間になるとエコモードになり、使い方に応じてきめ細かく省電力設定が可能。これにより、業務の頻繁な電話やメールも十分に対応できるとしています。

さらに、駅構内などの騒音を検知し、自分も相手も聞きとりやすい通話音声に自動で調整する「スーパーはっきりボイス」や「スーパーダブルマイク」など、状況に応じた最適な使いやすさを実現する「ヒューマンセントリックエンジン」を搭載しています。

音声機能では、自動で通話内容を録音し、後から通話内容を確認できる「自動通話録音機能」に対応しており、もちろん手動で録音することも可能。メモが取れない時に利用するなど、ビジネスシーンにあわせた使い分けができるようになっています。

また、法人のユーザーからニーズが高いセキュリティ面では、指先のみでロックが解除できる「スマート指紋センサー」やパスワードを一括管理できるアプリ「パスワードマネージャー」を採用したことにより、簡単に高度なセキュリティを保つことができ、初めてスマートフォンを利用する法人のユーザーでも、安全に利用できます。

法人向けセキュリティサービス「SECURITY for Biz」にも対応しており、端末管理やVPN、証明書などの機能をサポート。万が一スマートフォンを紛失しても、遠隔操作でスマートフォンのロックや初期化をすることができるほか、スマートフォン内のデータやmicroSDカードも暗号化できるため、外出先でスマートフォンを紛失したり、microSDカードを故意に抜き取られた場合でも、中身を見られないので機密情報の漏洩防止に役立ちます。

他にも、ユーザーが構築したMicrosoft Exchangeサーバーとアプリケーション連携することにより、外出先でもセキュアな環境でメールやスケジュール、連絡先をシームレスに利用でき、業務の効率化を図ることができ、購入後にアカウント登録などの設定なしで使用することができます。加えて、Google Playからのアプリケーションのダウンロードを制限しているため、業務外の利用を防ぐことができます。OSにはAndroid 4.2(開発コード名:Jelly Bean)を採用。

スペックとしては、ディスプレイが4.3インチqHD(540×960ドット)液晶、内蔵メモリー(RAM)が2GB、内蔵ストレージが8GB、アプリケーションチップがQualcomm製「APQ8064T」で最大1.7GHz駆動のクアッドコアCPUを採用。

通信チップは同じくQualcomm
製「MDM9215M」で、800MHz(Bank 19)および1.5GHz(Bank 21)、2GHz(Band 1)のトライバンドLTEに対応。下り最大100Mbpsおよび上り最大37.5Mbpsで通信が可能となっています。

また、3G(W-CDMA/HSPA+)は、FOMAハイスピードで下り最大14Mbpsおよび上り最大5.7Mbpsで、対応周波数帯は、新800MHz(Band 19)および800MHz(Band 6)、2GHz(Band 1)に対応し、1.7GHz(Band 9)には非対応です。この他、海外ではGSM/GPRS/EDGEも利用可能です。

他に、2.4GHzおよび5.xGHzのデュアルバンドによるIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)やBluetooth 4.0に対応。DLNAやDTCP、DTCP+、ワンセグ、フルセグ、NOTTV、NFC、おくだけ充電には非対応。一方で、防水・防塵や赤外線機能、おサイフケータイ(Felica)、GPSには対応しています。

サイズは、大きさが約131×65×11.0mm、質量が約145g。カラーバリエーションは、BLACK(ブラック)の1色のみ。バッテリーは、容量が2500mAhで取り外しできるタイプとなっています。

一方、料金面でも法人向けスマートフォンを利用するユーザーに向けて、法人のスマートフォン利用に最適なパケット定額サービス「Xiパケ・ホーダイ for ビジネス」を提供。データ通信が月額2,980円の定額で利用できるため、現在提供する「Xiパケ・ホーダイ ライト」と比較しても月当たり1,955円安い料金で利用できます。

NTTドコモでは、法人向けに「電話とメールも使いやすい、あんしんセキュリティーのビジネススマートフォン。」をテーマに、FPを使っている法人企業に向けて投入するとしています。なお、申込窓口は、全国のドコモ法人営業部門および全国のドコモショップ法人営業部門。

◯主な仕様
寸法
(高さ×幅×厚さ:mm)
約131×65×11.0
質量(g)約145
3G連続待受時間(静止時[自動])(時間)
LTE連続待受時間(静止時[自動])(時間)
GSM連続待受時間(静止時[自動])(時間)
連続通話時間(3G/GSM)(分)約/約
連続テレビ電話時間(分)
モバキャス連続視聴時間(分)
メインディスプレイ
(サイズ、ドット数[横×縦 通称]、種類、発色数)
約4.3インチ
540×960
QHD
White Magic液晶
1677万色
サブディスプレイ
(サイズ、ドット数[横×縦]、種類、発色数)
バッテリー容量2500mAh
ROM/RAM8GB/2GB
外部メモリー
(最大対応容量)
microSD(2GB)
microSDHC(32GB)
microSDXC(64GB)
外側カメラ機能
(撮像素子種類、有効画素数/記録画素数)
CMOS
約810万/約800万
内側カメラ機能
(撮像素子種類、有効画素数/記録画素数)
CMOS
約130万/約130万
CPU
(チップ名/クロック)
APQ8084T/1.7GHz クアッドコア
OSAndroid 4.0
「Xi」(クロッシィ)(LTE)100Mbps/37.5Mbps
FOMAハイスピード
(HSDPA/HSUPA)
14Mbps/5.7Mbps
Wi-Fi(無線LAN)
防水/防塵◯/◯
(IPX5、7/IP5X)
Black

※仕様は発表時点のもので、製品版は変更になる場合があります。

記事執筆:S-MAX編集部


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