美人すぎる書道家も注目のタブレットが登場だ!

既報通り、アスクは2日、ZOTAC製の7インチタブレット「ZOTAC Tegra Note 7」(以下、Tegra Note 7)を国内向けに販売することを発表しました。海外では9月に発表されていたTegra Note 7ですが、スマートフォンやタブレット向けの最新チップセット「Tegra 4(テグラ・フォー)」を搭載したAndroidタブレットです。日本では明日4日(木)から家電量販店にて販売を開始する予定で、価格は25,800円になるとのこと。

最近では、Appleの「iPad mini Retinadディスプレイモデル」や、ASUSの「Nexus 7 (2013)」、Amazonの「Kindle fire HDX」など7~8インチクラスの小さめタブレットが相次いて市場投入されていますが、今回発表されたTegra Note 7は4つの特徴により、他にないタブレットに仕上がっているそうです。さて、その特徴とはなんでしょう……?

■即応性、追随性の高い「DirectStylus」
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7インチタブレットとしては珍しくスタイラスペンを備えたTegra Note 7は、他のスマートフォンやタブレットに搭載されている静電容量式のディスプレイを改良し、ワコム式とも呼ばれる電磁誘導式スタイラスと同等の操作性を低価格で搭載することに成功したそうです。

付属のスタイラスペンは最も細い部分が2mmとなっており、他のタブレットではうまく操作ができないほど細かい部分まで操作が可能だそうです。また、ディスプレイに触れている部分を判別することで、ペンで記入する際に手のひらが触れている部分は敢えて感知せず、スタイラスペンで触れている部分のみを描画するという制御も行っているとのことです。


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(上=付属のスタイラスペン、下=筆者の私物のスタイラスペン)
上記画像のように、太さや繊細さは一目瞭然です。非常に細かい部分まで再現ができているほか、かなり速く記入しても追随性が落ちるということもなく、まるで紙にボールペンで書いているかのごとくの滑らかさでしたよ!


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また、美人すぎる書道家としても有名な「涼風花」さんも壇上に上がり、Tegra Note 7のスタイラスを体験していました。スタイラスペンなのですが、筆のような感覚で利用できる点や、他社のタブレットでは書いている最中に筆跡が途切れてしまうような微妙な力加減も、見事に再現してくれるので非常に書きやすいとのことでした。


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会場では実際に涼風花さんによる実演も行い、滑らかな書き心地や素早い即応性なども見て取れました。


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Tegra Note 7を持ち、スタイラスペンが使いやすいですよとアピールする涼風花さん。かわいい。この日は取材にデジタル一眼レフカメラを持って行かなかったのを悔やまれます。

なお、このスタイラスペンの筆圧検知ですが、電磁誘導式や感圧式とは違い、実際の圧力を検出しているわけではなく、ペンを押し当てる際の面積を求め、静電容量を計算することで、筆圧の強さを求めているそうで、低価格で高性能なスタイラスになったのではないかとのことでした。


■タブレット初プリインストールされた「Camera Awesome」
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続いて、タブレットには初めてプリインストールされたカメラアプリの「Camera Awesome」が紹介されました。Tegra Note 7には500万画素のリアカメラが搭載されていますが、カメラとチップセットのTegra 4の性能を組み合わせることで非常に高い効果を得ることができるそうです。

まず、常にHDR(ハイダイナミックレンジ合成)撮影機能。常に明暗差の高い画像を合成することで、白飛びや黒つぶれを防ぐ効果が得られますよという機能なのですが、これは今後のアップデートにて対応予定とのことでした。また、動くものに常にオートフォーカスを当てることができる「Tap-To-Track」や、720pのHDサイズの動画を4分の1の速度(120fps)で撮影ができるスローモーションビデオ撮影もできるそうです。


■迫力のあるフロントステレオスピーカー
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最近ではNexus 7(2013)やKindle fire HDXでもステレオスピーカーを搭載していますが、Tegra Note7は更に踏み込んだ音へ追求をしています。

それは、5ccの空気室を設けるという大容量のスピーカーをフロント側に2基設置し、映像やゲームを体験しているユーザーへ直接音を届けるそうです。実際に体験してみましたが、他社タブレットに較べても大きな音を感じることができました。

スピーカーは左右でどうしても音の差というものができてしまうそうなのですが、NVIDIAでは「PureAudio」という調整を施すことにより音の差を改善しているそうです。


■家庭用ゲーム機並みのゲーム性能
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NVIDIAのTegraというチップセットは、2年前のTegra2の頃より高性能なゲーム性能を提供してきていました。今回は最新チップセットのTegra 4なのですが、今回も高性能なゲーム性能を発揮します。

Tegra Note 7には今では珍しいmicroHDMI端子を搭載し、テレビと接続することができます。また、対応ゲームであればBluetooth対応ゲームパッドを利用することで、自宅で家庭用ゲーム機のような遊び方もできるそうです。


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Tegra 4の高性能さをアピールする中で一部のゲームにはTegra 4搭載モデル専用のエフェクトや専用ステージも用意されるそうで、例えばTegra 4を搭載していないNexus 7やiPad mini Retinaディスプレイモデルにはエフェクトも簡略化されるほか、専用ステージも表示されないそうです。


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(左=Tegra 4非搭載モデルのゲーム、右=Tegra Note 7のゲーム)
画像でも一目瞭然で、床の水たまりへの映り込みや、ディスプレイ画面への水滴処理、画面内でのスチームエフェクトなどを一気に表示させるのはTegra 4でなければできないとのこと。


以上、4つの秘密を背負ったTegra Note 7は、NVIDIAのプラットフォームモデル(GoogleのNexusシリーズのようなもの)として展開していくそうで、今後はTegra Note 7をベースとした他社モデルも登場する可能性があるとコメントしていました(詳細はお話できないそうです)。

また、国内外のサードベンダーと協力し、アクセサリー類を一気に増やしていく戦略も取り、手書きアプリの「mazec」や、ディスプレイ保護シートなどを手がける「BUFFALO」などが展示されていました。


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中にはフルセグを受信するためのチューナーの展示も。非常に滑らかにテレビ映像が写っていました。

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Tegra Note 7はAndroid OS 4.2.2(開発コード:JELLY BEANS)。12月中にもAndroid 4.3へアップロードをし、4.4(開発コード:KitKat)へも時期未定ながら提供したいそうです。

ちなみに、内蔵されているプリインストールアプリなども定期的にアップデートすると約束すると発表していましたので、タブレットを購入すると、本体もアプリもアップデートされないという事態は無さそうですね。


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初期の状態ではユーザーが自由に利用できるメモリは約12.3GB。外部メモリとして最大32GBまでのmicroSDHCメモリーカードに対応します。

持ってみた感じでは、昨年発売されたNexus 7(2012)に極めて近く、昨今発売された7インチタブレットよりも少しずっしりしたイメージを受けました。また、ディスプレイも1世代前のHD(1280x800)ディスプレイを採用している面も、コストダウンの影響を受けていると感じます。

しかしながら、Tegra 4によるサクサクした操作性やゲーム性能、スピーカー性能、スタイラスペンの使い勝手など、スペック以外の部分で使いやすさ、新しい体験を提供しようという気持ちを感じるモデルに仕上がっています。現状では最も高性能なスマートフォン・タブレット向けチップセットを搭載した7インチタブレットが25,800円というのは興味深いのではないでしょうか。




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