KDDIが「au WALLET」を発表!

KDDIおよび沖縄セルラーは13日、ネットとリアルの本格的な融合を実現する「3M戦略」の第3弾として「au WALLET(ウォレット)」構想を2014年5月(予定)より開始すると発表しています。

au WALLET 構想はauの各種ネットワークサービスを利用するための認証キーとして提供してきた「au ID」にリアル店舗でも利用可能な決済機能 (カード) を追加することで、ネットとリアルを融合し、日常をより便利にスマートに変えていくサービスイノベーションだとのこと。

実現するために約3400万のau顧客基盤を活用した新たなO2O事業を立ち上げ、第1ステップとして2016年度に流通規模1兆円のマーケット創出をめざすということです。

3M戦略では2012年に第1弾の「スマートパスポート構想」を開始し、業界初のアプリ取り放題サービス「auスマートパス」をはじめ、さまざまなコンテンツサービスの提供やauかんたん決済を用いたネットショッピングなど、インターネットサービスをマルチデバイスで利用できる環境を提供してきました。

また、2013年に開始した3M戦略第2弾では「スマートリレーションズ構想」を導入し、スマートフォンをより日常の生活で使いこなしていただけるよう「auスマートパス」を拡充し、リアル店舗のクーポンやタイムラインの提供を開始しています。

今回のau WALLET 構想により、マルチデバイスでネットとリアルのさまざまなサービスをシームレスに利用できるる日常を実現していくとしています。

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具体的には、au WALLETはau IDと連携したポイントもたまる新しい電子マネーカードを発行し、デジタルコンテンツの購入やネットショッピングに加え、世界約3600万の加盟店で利用できるネットとリアルが融合した新しい形のお買い物サービスです。

また、ネットでもリアルでも利用金額に応じてポイントがたまり、たまったポイントは、次の買い物に利用することができます。

発行されたau WALLETカードは日本国内最大級のサーバ管理型電子マネーである「WebMoney」とクレディセゾンの協業により実現した「MasterCardプリペイド決済システム」を活用することで、日々の買い物はもちろん、海外でのショッピングやデジタルコンテンツの購入など、世界約3600万のMasterCard加盟店にてキャッシュレスで利用できます。

また、au WALLETサービスに合わせて、新ポイントプログラム「au WALLET ポイントプログラム」の提供を開始。ネットとリアルのどの店舗でもau WALLETを利用するごとにポイントがたまります。

また、日々の買い物のほか、携帯電話の月額使用料や通信料に応じて毎月のポイントがたまり、たまったポイントは、ネットショッピングや携帯端末の購入代金として利用できるほか、カードにチャージすることで店舗での買い物にも利用できます。また、auの通信料金にも利用可能です。

au WALLETを便利に使いこなすためのスマートフォン向け連携アプリでは、ポイントや電子マネーの残高確認および電子マネーをスムーズにチャージできる機能を提供予定。

また、カードでお得に買い物できるお店をアプリで確認でき、au WALLETサービス開始以降、位置情報をはじめとしたビッグデータにより、ユーザーに最適なお店情報を届ける機能も提供予定です。

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記事執筆:memn0ck


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3M戦略 第三弾「au WALLET (ウォレット) 構想」始動! "ネット" と "リアル" の融合で新たな成長ステージへ | 2014年 | KDDI株式会社