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UQコミュニケーションズから発表された「WiMAX 2+」に対応した新しいモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi WALKER WiMAX2+ NAD11」(NECアクセステクニカ製)がいよいよ明後日6月20日(金)に発売される。
auの「4G LTE」に対応しないながらも、WiMAXハイパワーやクレードルに対応するなど、これまで販売されてきた初代WiMAX 2+対応モバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14」(ファーウェイ製)との違いが結構ある。
そこで、今回は、これらのWiMAX 2+対応モバイルWi-Fiルーター2機種のスペックを比較してみた。
WiMAX 2+対応「NAD11」と「HWD14」のスペック比較
両モデルのスペックを比較してみると、単純にどちらが良い・悪いではなくてNAD11は、従来よりNECアクセステクニカがWiMAX向けのルーターで提供してきた、WiMAXハイパワー対応やクレードル連携への対応、Bluetoothを使ったリモート起動などに対応しており、従来機種からのバージョンアップ(WiMAX 2+への対応)である点を強く感じる。
NAD11はauの4G LTEには非対応となっており、WiMAX(およびWiMAX 2+)と比べて広いエリアでの利用はできない。ただし、ハイスピードプラスエリアモードに非対応となることで「7GB/月までの通信量制限」を気にする必要がなくなるなど「WiMAXルーター」として考えた場合、HWD14と比べて非常にシンプルな仕様と言える。
NAD11は下り最大220Mbpsには非対応となっているので、スペック的な面での通信速度はNTTドコモのモバイルWi-Fiルーター(下り最大150Mbps)に劣るものの、WiMAXサービスの最大の特長である「通信量無制限」についてはWiMAX 2+でも「契約から2年間」は守られているため、通信量制限を心配無く利用できる点は嬉しい。
本体サイズも厚さ8.2mmと非常に薄型化されており、HWD14と比べると約半分。重さの81gは、WM3800Rの80gとほぼ変わらない端末サイズが実現されている。さらに、連続通信時間もWM3800Rの「パワーセーブモード」を有効にした際の10時間よりも長い630分(10.5時間)と、連続通信時間が延長している。
というわけで、NAD11は「WiMAXルーターからの乗り換え」で使ってほとんど不便を感じることが無いスペックと言える(機器追加オプションなどはサービスとして非対応)ので、初代のWiMAXサービスユーザが乗り換える端末としてオススメしたい一台だ。
なお、6月20日の販売開始に合わせて各MVNOでもキャンペーンが開始されているけれど、現時点でのオススメはクレードルセットで機種代が1円および14,000円のキャッシュバックを行っている@nifty WiMAXのキャンペーンだ。@nifty WiMAXのキャンペーンは以下より。
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型番 | Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11 | Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14 |
---|---|---|
メーカー | NECアクセステクニカ | ファーウェイ (Huawei) |
発売日 | 2014年6月20日 | 2013年10月31日 |
実売価格 | NAD11単体:2,800円 クレードルセット:4,800円 ※UQオンラインショップの販売価格/2年契約時 | 800円 ※UQオンラインショップの販売価格/2年契約時 |
対応ネットワーク および通信速度 | ・WiMAX 2+ 下り最大110Mbps 上り最大10Mbps ・WiMAX 下り最大40Mbps 上り最大15.4Mbs | ・au 4G LTE 下り最大75Mbps 上り最大25Mbps ・WiMAX 2+ 下り最大110Mbps 上り最大10Mbps ・WiMAX 下り最大40Mbps 上り最大15.4Mbps |
WiMAXハイパワー | ○ | ☓ |
無線LAN(Wi-Fi) | IEEE802.11ac/11n/11a (5GHz) IEEE802.11n/11g/11b (2.4GHz) ※LAN側も5GHz利用可能 | IEEE802.11b/g/n (LAN) IEEE802.11a/b/g/n (WAN) |
バッテリ容量 | 2100mAh 取り外し可能 | 3000mAh 取り外し不可 |
連続通信時間 | WiMAX 2+接続時:約420分 WiMAX接続時:約630分 | 4G LTE接続時:約550分 WiMAX 2+接続時:約540分 WiMAX接続時:約570分 |
連続待受時間 | 休止状態:約500時間 ※リモート起動有効時は300時間 ウェイティング:約30時間 | ECOモード:約950時間 [クイックアクセスモード] 約27時間(WiMAX 2+) 約29時間(WiMAX) 約31時間(4G LTE) |
最大同時接続数 | 10台 | 10台 |
USB接続 | Windows/Macに対応 | Windows/Macに対応 |
サイズ | 幅109mm 高さ65mm 厚さ8.2mm | 幅62mm 高さ100mm 厚さ15.5mm |
質量 | 約81g | 約140g |
クレードル対応 | ○ | ☓ |
リモート起動 | ○ ※Bluetoothを利用/専用アプリケーションからの連携起動 | ☓ |
両モデルのスペックを比較してみると、単純にどちらが良い・悪いではなくてNAD11は、従来よりNECアクセステクニカがWiMAX向けのルーターで提供してきた、WiMAXハイパワー対応やクレードル連携への対応、Bluetoothを使ったリモート起動などに対応しており、従来機種からのバージョンアップ(WiMAX 2+への対応)である点を強く感じる。
NAD11はauの4G LTEには非対応となっており、WiMAX(およびWiMAX 2+)と比べて広いエリアでの利用はできない。ただし、ハイスピードプラスエリアモードに非対応となることで「7GB/月までの通信量制限」を気にする必要がなくなるなど「WiMAXルーター」として考えた場合、HWD14と比べて非常にシンプルな仕様と言える。
NAD11は下り最大220Mbpsには非対応となっているので、スペック的な面での通信速度はNTTドコモのモバイルWi-Fiルーター(下り最大150Mbps)に劣るものの、WiMAXサービスの最大の特長である「通信量無制限」についてはWiMAX 2+でも「契約から2年間」は守られているため、通信量制限を心配無く利用できる点は嬉しい。
本体サイズも厚さ8.2mmと非常に薄型化されており、HWD14と比べると約半分。重さの81gは、WM3800Rの80gとほぼ変わらない端末サイズが実現されている。さらに、連続通信時間もWM3800Rの「パワーセーブモード」を有効にした際の10時間よりも長い630分(10.5時間)と、連続通信時間が延長している。
というわけで、NAD11は「WiMAXルーターからの乗り換え」で使ってほとんど不便を感じることが無いスペックと言える(機器追加オプションなどはサービスとして非対応)ので、初代のWiMAXサービスユーザが乗り換える端末としてオススメしたい一台だ。
なお、6月20日の販売開始に合わせて各MVNOでもキャンペーンが開始されているけれど、現時点でのオススメはクレードルセットで機種代が1円および14,000円のキャッシュバックを行っている@nifty WiMAXのキャンペーンだ。@nifty WiMAXのキャンペーンは以下より。
記事執筆:shimajiro@mobiler
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