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eSIMに対応した4Gモバイルルーター「+F FS045W」が登場! |
富士ソフトは8日、同社が展開する「+F」ブランドの新商品としてnanoSIMカード(4FF)スロットとeSIMのデュアルSIMに対応した4G対応モバイルルーター「+F FS045W(型番:FS045WMB1)」を発表しています。日本のオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)として販売され、発売日は2025年5月8日(金)とのこと。
価格(金額はすべて税込)はオープンながら希望小売価格が24,200円で、販路はAmazon.co.jpやヨドバシカメラ、ビックカメラ(コジマやソフマップを含む)、ひかりTVショッピング、ガイアースネットショップ、ダイワボウ情報システムなどとなっており、一部の量販店では10%(2,420ポイント)還元の実質21,780円で販売されています。
また同社では合わせて充電ドック「+F 充電/LANステーション」も同時にオプション品として発売され、安定して据え置きや壁掛け設置ができ、バッテリーレスでの使用も可能なため、ホームルーターやオフィス、IoTやM2Mといった用途などで常時稼働する場合にも安心・安全に利用可能となります。なお、+F 充電/LANステーションは希望小売価格が6,500円で、5G対応モバイルルーター「+F FS050W」にも対応しています。
富士ソフトはモバイルルーターをはじめとする+Fブランドの製品を累計100万台以上の販売してきた実績があり、近年は訪日外国人や出国日本人の増加に加えて働き方の多様化によるリモートワークやオンライン学習、オンラインサービスの普及、さらにIoT市場の活性化によって4G対応のモバイルルーターは依然根強い需要があり、引き続いて堅調な市場成長が想定されているということです。
そうした中で今回、新たに既存の4G対応モバイルルーターの機能を踏襲しつつ、新たな特長として日本国内ではもちろん海外でも利用でき、nanoSIMカードとeSIMのデュアルSIM構造によるSIMの切り替えや通信端末を遠隔管理・制御できるサービス「+F MDM LiNK」での遠隔管理・制御に対応した+F FS045Wを発表したとのこと。またeSIMは最大3つのマルチプロファイル保持に対応しており、用途に応じて回線を切り替えながら使用することやメイン回線の通信トラブルに備えてバックアップ回線を用意しておくことも可能です。
さらに+F FS045Wは各国の主要な4Gの対応周波数に対応しているため、現地の回線や国際ローミング可能な回線と組み合わせることによってさまざまな国・地域で利用可能となっており、スマートフォン(スマホ)など向けアプリ「+F SmartApp」や+F MDM LiNKを使うことで本体の利用状況確認や設定変更に加え、オンライン上でのeSIMの回線契約・開通手続きなどを簡単に行うことができます。
加えて同梱の温度検知機能付きUSBケーブルにより、万が一異常発熱を検知した際はケーブルが充電を抑制し温度上昇を防ぐことによってより安全に+F FS045Wを充電して利用できるようになっており、バッテリーは取り外しができる3030mAhリチウムイオンポリマーで、急速充電「USB PD」(最大18W)に対応しています。連続通信時間 は約1200分(約20時間)。サイズは約74.0×74.0×19.6mm、質量は約135g(バッテリー装着時)、本体色はブラックの1色のみ。
携帯電話ネットワークは最大通信速度が4Gで下り150Mbspおよび上り50Mbps、3Gで下り42Mbpsおよび上り5.76Mbpsとなっており、対応周波数帯は以下の通りで、国際ローミングに対応しているだけでなく、欧州やアメリカなどで利用できるようにCEマークやFCC認証を取得しているとのこと。表示言語は日本語および英語、中国語。外部接続・充電端子はUSB Type-C(USB 2.0)で、無線LAN同時接続台数は15台。無線LANはWi-Fi 5に対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5GHz)で、最大通信速度は433Mbpsです。
4G LTE: Band 1, 2, 3, 4, 5, 8, 11, 12, 17, 18, 19, 21, 26, 28, 39(sXGP), 41(地域BWA)
3G W-CDMA: Band I, II, IV, V, VI, VIII
その他にもオプション品として同時発売する+F 充電/LANステーション(型番:CLS001)と組み合わせることによって有線LAN接続による安定した通信も利用でき、据え置きや壁掛け設置ができてバッテリーレスでの使用も可能なため、ホームルーターやオフィス、IoTやM2Mといった用途などで常時稼働する場合にも安心・安全に利用できるようになっています。インターフェースは1000BASE-T(8ピンモジュラージャック/RJ-45)×1です。
またACアダプタ接続用にUSB Type-C端子も搭載しており、最大18WのUSB PDに対応し、モバイルルーターへの給電だけでなく充電もできるようになっています。サイズは約76×83×65mm、質量は約100g、本体色はブラックの1色のみ。なお、富士ソフトは今後もより質の高い製品の提供を行うとともに強みであるSI対応力も活かしたモバイル分野のトータルソリューションを提供して利用者のビジネスに貢献していくとしています。
記事執筆:memn0ck
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・モバイルルーター +F FS045W|富士ソフト株式会社
・+F 充電/LANステーション|富士ソフト株式会社