iOS 8の標準Webブラウザーでパソコン向け表示にする方法を紹介!

Apple(アップル)の新しいスマートフォン「iPhone 6」および「iPhone 6 Plus」が発売され、すでに購入して利用しているという人も多いかと思います。これらの機種では購入時から最新プラットフォーム「iOS 8」が搭載されており、新機能が使えるようになっています。

当ブログメディア「S-MAX(エスマックス)」でもそんな新機能を少しずつ紹介していますが、今回は標準搭載されているWebブラウザー(以下、Safari)にてパソコン(PC)向けの表示ができるようになったので紹介したいと思います。

これまでにもiPhoneやiPadなどのiOS搭載機種で「Google Chrome」などのWebブラウザーアプリを追加すればパソコン向けページを表示することは可能でしたが、iPhoneなどではSafariを利用したほうが表示が速いということからなるべくSafariを使っていました。

ただ、ページによってはパソコン向けのほうが情報量が多かったり、見やすかったりする場合もあり、パソコン向けページに切り替えたいときは他のWebブラウザーを利用していました。

今回、iOS 8になってSafariでもパソコン向け表示が行えるようになったのでさっそく試してみました。表示方法はまずパソコン向けページを表示したいWebページを開き、アドレスバーを押し、画面の真ん中当たりを下になぞる(スワイプ)と「デスクトップ用サイトを表示」という項目が出てくるので選択します。

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S-MAXのスマートフォン向けページ( http://s-max.jp )を表示し、アドレスバーを押し、下になぞります。


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表示された「デスクトップ用サイトを表示」を押すとパソコン向け(デスクトップ用)サイト(ページ)が表示されます。


他のWebブラウザーと同様に画面を2回押しすると自動的に段落にフィットした表示にできますし、ピンチイン・アウトで縮小・拡大表示もできますし、特に画面が大きくなったiPhone 6 Plusではページによっては非常に情報量も多く、快適に利用できるようになりました。

一度、パソコン向け表示にしたタブ(ウィンドウ)はリンクを辿る限りはパソコン向け表示のまま表示され、他のタブで開くとスマートフォン向け表示になるほか、パソコン向け表示にしたタブでもアドレスバーから直接アドレスを入力したり、ブックマーク(お気に入り)から新しくページを表示させる場合にはスマートフォン向け表示に戻ります。

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なお、Safariで通常表示(スマートフォン向け表示)した場合とパソコン向け表示をした場合のUserAgentは以下の通りとなっており、パソコン向け表示にした場合にはMac OS X 10.10のSafari相当に偽装されています。

◯スマートフォン向け表示
Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 8_0 like Mac OS X) AppleWebKit/600.1.4 (KHTML, like Gecko) Version/8.0 Mobile/12A366 Safari/600.1.4

◯パソコン向け表示
Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10_10) AppleWebKit/538.44 (KHTML, like Gecko) Version/8.0 Safari/538.44


記事執筆:memn0ck


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