警視庁と愛媛県警は12日、他人が設置している無線LAN(Wi-Fi)のアクセスポイントに無断で接続したとして電波法違反容疑で愛媛県松山市和泉南の藤田被告を再逮捕したと発表しています。
無線LANのタダ乗りでの逮捕者は日本国内では初。この報道を受けて、情報処理推進機構(IPA)は同日、一般家庭において無線LANを利用している人向けにセキュリティー設定について改めて確認するように注意喚起しています。
同被告は昨年2〜6月に無線LANのタダ乗り回線を利用し、発信元を隠蔽してインターネットバンキングの不正送金を行ったなどで逮捕され、すでに不正アクセス禁止法違反などの罪で公判中。
また、今回のケースでは解析ソフトウェアを利用し、暗号化されたパスワードを突破してタダ乗りしていたことに加え、電波法が定める出力の9倍に増幅していたことから無線通信の秘密窃用だけでなく、無線局の開設の罪に問われてるとのこと。
このように単なる無線LANのタダ乗りだけではないわけですが、タダ乗りされた場合、家庭内LANなどを利用しているとさまざまな情報が漏洩することも考えられるため、非常に危険です。IPAではタダ乗りによる脅威は以下のような点があると指摘しています。
・通信内容の盗み見
・迷惑メール送信や不正アクセス、違法ダウンロードなどの不正行為の身元詐称
・家庭内の無線LAN環境を利用している端末内のデータ窃取
にもかかわらず、IPAが公開した自宅無線LANの暗号化に対する意識調査の結果では年々通信の暗号化を行っていない割合が増えており、2014年では19.1%と2割に近づいています。
さらに暗号化を行っているかどうかわからないまで含めると5割を超えており、まずはきちんと暗号化を設定することが望まれ、IPAでは家庭内の無線LANを不正利用されないための対策として第3者に通信内容を傍受され、家庭内の無線LANアクセスポイントに不正接続をされないために暗号化方式はセキュリティーレベルの高い「WPA2-PSK(AES)」を設定することを推奨しています。
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・狙われる家の無線LAN 隣人宅に不正接続容疑で男逮捕:朝日新聞デジタル
・【注意喚起】家庭内における無線LANのセキュリティ設定の確認を:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構






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