3万円台のモバイルノートPC

ASUS JAPANが3月4日発売した11.6インチ1366×768ドットディスプレイを搭載したWindows 10モバイルノートPC「VivoBook E200HA」(以下、E200HA)。直販Webストア「ASUS Shop」において販売価格34,800円(税別)という価格設定ながら、モバイルに最適な軽さ980gを実現した製品だ。

主なスペックとしてインテルAtom x5-Z8300および2GB DDR3L-1600内蔵メモリー(RAM)、32GB内蔵ストレージ(eMMC)、外部ストレージ(microSDカード32GB付属)、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、USB 3.0×1、USB 2.0×1、マイク/ヘッドホン・コンボジャック、microHDMI端子(タイプD)。サイズは幅286mm×奥行き193.3×高さ17.5mm。

今回はこのSIMフリースマホ並みの金額で購入できるE200HAの外観をチェックしていく。

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本体カラーは写真の「ゴールド」のほかに「ホワイト」と「ダークブルー」がラインナップされている。メタルボディー風だが、裏表ともにプラスチック製。高級なメタルボディーより扱いが楽という印象だ。


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キーボード面手前に側には3つのLEDがあり、左から電源、充電中、CAPS LOCKの表示。


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ディスプレイは上下の視野角が狭いTN液晶のため、のぞき込む角度にもよるが、やや開き気味にした状態が一番見やすい。ディスプレイの表面はグレアタイプのため、写真のようにキーボードが写り込んでいる。


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キーボードはアイソレーションタイプ。キータッチはやや押し戻しが強いような印象をうけるが、キーサイズ・反応ともに良好で打ちやすい。タッチパッドは上下左右に十分なスペースを確保しており、Windows 10の3本指ジェスチャーも使いやすい。処理が重いときなのか時折タッチの反応が悪いときがあった。


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右側面(写真=上)にはマイク・ヘッドホン端子、USB2.0端子、左側面(写真=下)には、ACアダプタ端子、microSDカードスロット、microHDMI端子、USB3.0端子がある。


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背面も統一感のあるゴールドとなっており、廃熱用のスリットもなくデザインは至ってシンプル。CPUがAtom x5-Z8300と言うこともありファンが搭載されておらず無音で起動する。

手前にある横長の2つの穴はステレオスピーカー。低音は出ないがクリアな音がするだけに、できれば前面に配置して欲しかった。


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ACアダプタはタブレットなどの充電器のようなコンパクトサイズで、重さは実測119gほど。ちなみに本体のみの重さを量ってみたところ959g、ACアダプタ込みで1078gだった。

E200HAは、実質980gを切る軽さと薄さ17.5mmで持ちやすく、家でも外でも気軽に使えるモバイルPCだ。

次回は、E200HAの使用感などを中心に紹介していく。



記事執筆:mi2_303


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