SoftBank向けスマホ「Xperia X Performance 502SO」が発表!

ソフトバンクは11日、今夏に発売するSoftBank向け「2016年夏モデル」としてソニーモバイルコミュニケーションズ(以下、ソニーモバイル)製Android 6.0(開発コード名:Marshmallow)スマートフォン(スマホ)「Xperia X Performance(型番:502SO)」を発表しています。

発売時期は2016年6月中旬以降を予定し、発売に先立って2016年5月17日(火)よりソフトバンクショップ店頭や公式Webストア「ソフトバンクオンラインショップ」などのSoftBank携帯電話取扱店にて事前予約受付を実施するとのこと。

また、2016年夏商戦向けスマホを購入した人の中から抽選で合計10000人に公式アクセサリーブランド「SoftBank SELECTION」製品など好きな商品をプレゼントする「選んで楽しい!スマホグッズキャンペーン」を対象機種の発売日より2016年9月11日まで実施します。

ソニーモバイルの新しいフラッグシップスマホとして今年2月に発表された「Xperia X Performance」はこれまでのフラッグシップ「Xperia Z」シリーズに変わって展開され、前機種の「Xperia Z5」と比べると画面サイズが約5.0インチにサイズダウンしつつ、チップセットなどを最新の高性能な部品にしたハイエンドモデルとなっています。

SoftBank版は外観はグローバル版と同様で、機能的にはワンセグやフルセグ、おサイフケータイ(Felica)に対応しているほか、SoftBankの各サービスのアプリなどがプリインストールされています。

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Xperia X Performance 502SOの背面

Xperia X Performance 502SOは、ソニーモバイルの新しいフラッグシップスマホ「Xperia X」シリーズの最上位モデルのXperia X PerformanceのSoftBank版です。Xperia X Performanceは今年2月の発表時にも日本で発売することが案内されていましたが、まずはSoftBankから発売されることが正式発表されました。

ソニーモバイルでは、従来のXperia Zシリーズに代わって、高い知能を備え、スマホの本質を追求した新しいXperiaシリーズとしてXperia Xシリーズが投入します。新しいXperiaの特長は「生まれ変わった新しいデザイン」や「先進のカメラ性能」、「進化した使いやすあ」の3つで、基本的にはXperia Zシリーズを継承したものとなっています。

デザインはXperia初の背面にアルミニウムによるメタル素材を採用し、手にフィットするなめらかなラウンドフォルムやディスプレイも2.5Dの湾曲したガラスになり、前面の色も背面やフレームと同じ色になって一体感のある外観となりました。

カラーバリエーションはホワイトおよびグラファイトブラック、ライムゴールド、ローズゴールドの4色をラインナップ。各色は背面がホワイトとグラファイトブラックがヘアライン加工、ライムゴールドとローズゴールドがサンドブラスト加工されており、高い質感を演出しています。

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Xperia X Performanceのau版(左)とSoftBank版(右)の背面の違い

また、SoftBank版は従来通り、グローバル版と同様でSoftBankロゴがなく、正面上に「SONY」ロゴ、背面中央に「XPERIA」ロゴが配置。非接触IC通信マークもFelicaではなくてNFCマークですが、他社と同様に前面のフロントカメラの横にシールで貼られており、剥がせるようになっているとのこと。

一方、背面下部はグローバル版とは異なり、樹脂製となっていてiPhoneのDラインのように線が入っています。特にヘアライン加工の2色ではこの部分が目立つのが気になる人もいるかもしれません。

サイズは約143.7×70.4×8.7mm、質量は約165g。これまでのXperia Zシリーズと同様にIPX5およびIPX8準拠の防水、IPX5準拠の防塵に対応しています。

さらにXperia Z5シリーズで初対応した右側面にある電源キーに内蔵された指紋センサーも継承され、右側面には音量上下キーやカメラ・シャッタキーもあり、これまでのXperia Zシリーズと同様となっています。

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主な仕様は約5.0インチフルHD(1080×1920ドット)液晶「トリルミナスディスプレイ for mobile」やQualcomm製64bit対応ヘキサコアCPU「Snapdragon 820(MSM8996)」(CPUに「Kyro」コアの2.15GHz×2+1.6GHz×2コア、GPUに「Adreno 510」)、3GB内蔵メモリー(RAM)、32GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大200GBまで)、2.4および5.xGHzデュアルバンド対応IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.2、NFC、Miracast、DLNA、Google Cast、VoLTE、3.5mmイヤホンマイク端子、位置情報取得(A-GPSおよびGLONASS)など。

新しく「設定」の「ストレージとメモリ」に「スマートクリーナー」機能が追加され、オンにすることで自動的にRAMの空き容量を一定に確保し、いつでも快適に操作することが可能になります。他社製では利用者が能動的にアプリを起動したり、アイコンをタップして最適化を行なうのに対し、自動なのが特長だとのこと。

カメラはリアが広角24mmおよびF2.0のレンズと1/2.3型約2300万画素「Exmor RS for mobile」およびフロントが広角22mmおよびF2.0のレンズと1/3型約1320万画素「Exmor RS for mobile」を搭載。4K動画撮影には非対応。また、フロントカメラはXperiaシリーズ最高画質になりました。

機種Xperia X PerformanceXperia Z5
フロントカメラセンサー13MP 1/3型 Exmor RS5MP 1/5型 Exmor R
レンズF2.0 22mmF2.4 25mm
AFコントラストAF
ISO(最大値)静止画:6400
動画:1600
静止画:3200
動画:1000

Xperia Z5シリーズで対応したコントラストと位相差によるハイブリッドオートフォーカス(AF)にも対応し、0.03秒以下の高速起動にも対応しているほか、新たにソニーのデジタル一眼カメラ「α」シリーズのエンジニアとの共同開発によって新たに「Predictive Hybrid Autofocus(先読みオートフォーカス)」機能を搭載。被写体の動きを予測することで、正確に被写体を捉え、ブレのない美しい映像の撮影を可能にしています。

音響機能はXperia Z5シリーズと同様で、ハイレゾやDSEE-HX、LDAC、デジタルノイズキャンセリング、フロントステレオスピーカー、ヘッドホン出力自動最適化で、ハイレゾとデジタルノイズキャンセリングが両立できるようになっています。

バッテリー容量は2570mAhで取外不可。ソニーのバッテリー技術を結集し、スリムデザインながら最大2日間の長時間バッテリー性能を実現し、さらにSTAMINAモードにも対応しています。加えて、新たにQnovoのバッテリー制御技術も導入し、バッテリーの状態に合わせた充電を行うことでバッテリーの寿命を約2倍長持ちさせることができるようになっています。

携帯電話ネットワーウではLTE UE Category 9による下り最大262.5Mbpsおよび上り最大50Mbpsに対応。SIMカードはnanoSIMカード(4FF)のシングルSIMモデルとデュアルSIMモデルが用意されています。対応周波数帯は4GのFDD-LTE方式の700MHz(Band 28)および900MHz(Band 8)、1800MHz(Band 3)、2100MHz(Band 1)、AXGP方式(TD-LTE方式互換)の2500MHz(Band 41)、3G(W-CDMA方式)の900MHz(Band 8)および2100MHz(Band 1)。

◯主な仕様
通信方式こちらをご覧ください。
最大通信速度(下り/上り)※1262.5Mbps※2/37.5Mbps
サイズ(幅×高さ×厚さ)/重さ約71×144×8.6mm/約165g
連続通話時間/
連続待受時間※3
W-CDMA網1680分/590時間(静止状態)
GSM網600分/550時間(静止状態)
FDD-LTE網1380分/530時間(静止状態)
AXGP網-/520時間(静止状態)
連続視聴時間※3ワンセグ約8.3時間
フルセグ約7.1時間
ディスプレー約5.0インチフルHD(1920×1080ドット)
TFT液晶(最大1677万色)
モバイルカメラ
(画素数/タイプ)
メイン有効画素数約2300万画素/CMOS
サブ有効画素数約1320万画素/CMOS
防水/防じん※4IPX5、IPX8/IP6X
BluetoothVer.4.2
外部メモリーー/推奨容量microSDXCカード(別売)/最大200GB
内蔵メモリーーROM32GB
RAM3GB
CPU(クロック数/チップ)クアッドコア(2.2GHz×2 + 1.6GHz×2)/MSM8996
電池容量2570mAh
Wi-Fi(対応規格、周波数)IEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz、5GHz)
OSAndroid 6.0 Marshmallow
カラーバリエーションホワイト、グラファイトブラック、ライムゴールド、
ローズゴールド




記事執筆:memn0ck


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