Twitterが字数制限を緩和!140字はそのままに画像添付時のURLなどをカウント対象外に

Twitter(以下、ツイッター)は24日(現地時間)、同社が提供・運営する140文字以内の短文投稿(ツイート)ができるソーシャルネットワークサービス(SNS)「Twitter」( https://twitter.com )において1回の投稿(ツイート)で制限されている字数を緩和すると発表しています。

緩和はこれまで通りに1回当たり140字以内であることは変わらないものの、返信ツイート時の宛先のほか、画像・動画添付時や引用リツイート(RT)時のURL(アドレス)などが字数制限のカウント対象外になるほか、自分のツイートをRTや引用RTできるようにするなどの仕様変更を今後数ヶ月に渡って順次行います。


Twitterでは字数制限が最大の特長であるものの、同時に利用者が増えない要因としても挙げられることも多く、すでに利用者同士で非公開でメッセージを送るダイレクトメール(DM)については字数制限を140字以内から1万字以内に緩和していました。

その後も特に字数が多くなってしまう英語などの1バイト文字圏のユーザーからの字数制限への不満が多かったことから本文の字数制限は140字のままながら返信ツイートの宛先などといった特定の所作時の文字を数えないという措置が行われることになりました。

今回、変更が案内された仕様は主に以下の4つ。

1)返信時の宛先(アカウント名)が対象外に

Twitterでは利用者間で会話をするときなどにツイートに返信(In-Reply-To)する機能がありますが、これまでは返信時に「@アカウント名」というように宛先が入力されていた分も字数として140字のうちに数えられていました。

今後は順次カウント対象外になり、特にアカウント名が長いユーザーへの返信で大きな字数制限緩和になります。

2)画像・動画添付や引用リツート、アンケートのURLが対象外に

画像や動画を添付してツイートすると、画像などの短縮URLが自動入力されますが、今後はこれも140字までの字数制限の対象外となります。

また、それ以外にも引用RTやアンケート(投票)も対象外になり、それぞれ短縮URLであるため24字分の緩和となります。

3)自分のツイートのRTや引用RTが可能に

字数制限の緩和ではありませんが、今回の仕様変更に伴って自分が過去に投稿したツイートをRTや引用RTできるようになります。もちろん、他のユーザーのツイートをRTや引用RTした場合と同様に字数カウントはされません。

4)メンション(「.@アカウント名」など)の仕様変更

こちらも字数制限ではありませんが、返信時の宛先が字数制限対象外になることに伴って、返信(In-Reply-To)以外で先頭に「@アカウント名」を入力した場合はメンションとなり、宛先以外のユーザーのタイムライン(TL)にも表示されるようになります。

そのため、これまではあえてメンションにするために「.@アカウント名」などとしているケースがありましたが、今後は先頭に「.」を入力しなくても返信でない限りはメンションになります。

記事執筆:memn0ck


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