SIMフリースマホ「HUAWEI P10 Plus」を買ってみた!

華為技術日本(以下、ファーウェイ・ジャパン)から6月9日に発売された最新フラッグシップスマートフォン(スマホ)の上位モデル「HUAWEI P10 Plus(型番:VKY-L29A)」(Huawei Technologies製)を購入したのでざっくりと開封して同梱物や外観を写真を交えて紹介し、合わせて簡単にベンチマークをした結果も掲載する。

HUAWEI P10 Plusは同時に発売された「HUAWEI P10(型番:VTR-K29B)」や「HUAWEI P10 lite(型番:WAS-L22J)」といったHUAWEI P10シリーズの最上位機種で、昨年発売された「HUAWEI P9」や「HUAWEI Mate 9」で好評だったライカダブルレンズカメラがより進化している。

また日本で販売されているファーウェイ・ジャパンの製品では初のWQHD(1440×2560ドット)の高解像度ディスプレイを搭載し、画面サイズは約5.5インチ、画素密度は約534ppi、そして、HUAWEI P10と比べると赤外線リモコン搭載や防滴(生活防水)に対応するなどの違いがある。

価格(税込)はオープンながら希望小売価格が78,624円だが、すでに公式Webショップ「ファーウェイ・オンラインストア」では73,224円となっており、大手Webショップ「Amazon.co.jp」ではさらに安い69,980円からとなっている。

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今回は発売日に量販店店頭で購入したため、78,620円で10%ポイント(7,862円相当)還元だったのでおおよそ7万円ちょっとといったところ。箱は以前に紹介したHUAWEI P10の海外版と同様で、真ん中から観音開きのように開けるタイプ。開けると、最上段にHUAWEI P10 Plusの本体が鎮座する。

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同梱品はHUAWEI P10 Plus本体のほか、リモコン付ヘッドセットおよびクリアケース、ACアダプター、USBケーブル(A to C)、SIMピン、クイックスタートガイドおよび保証書などの紙類となっていた。

NTTドコモやauなどのキャリア製品の付属品がほとんどなくなっている中、SIMフリースマホではファーウェイ・ジャパンやZenFoneシリーズのASUS JAPANなどではクリアケースも付属することが多くなっており、充実している。

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まずは本体を包んである半透明なシートを外す。購入した色はPANTONEが監修したHUAWEI P10シリーズの売りの1色でもあるグリーナリーだ。サイズは約153.5×74.2×6.98mm、質量は約165g。

日本ではHUAWEI P10 Plusがグリーナリーとダズリング・ゴールドの2色、HUAWEI P10が同じくPANTONEが監修したダズリング・ブルーを含め、ミスティック・シルバーおよびプレステージ・ゴールド、グラファイト・ブラックの4色展開となっている。

なお、色ごとに表面処理も違っていてダズリング・ブルーとダズリング・ゴールドはハイパーダイヤモンドカット処理、残りの色はサンドブラスト処理となっているため、グリーナリーもサンドブラスト処理だ。

背面にはライカダブルレンズカメラやHUAWEIロゴなどが配置。なお、HUAWEI Mate 9ではライカダブルレンズカメラが縦に並んでいたが、HUAWEI P10ではHUAWEI P9と同様に横に並んだ配置に戻っている。背面にあるIMEIなどが記載されたシールは比較的簡単に剥がせる。

ライカダブルレンズは約1200万画素カラー(RGB)センサーと約2000万画素モノクロセンサーを搭載し、HUAWEI P10 Plusではレンズが新しくF1.8の「Leica SUMMLUX-H Lens」となり、Leica Dual-Camera 2.0 Proとなった。

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前面には新たにディスプレイ下中央に指紋センサーを搭載した。指紋センサーは生体認証のほか、ホームキーや戻るキー、履歴キーといったナビゲーションキーの代わりにも使えるようになっている。

またフロントカメラも新たにライカレンズカメラとなり、F1.9の明るいレンズと約800万画素CMOSセンサーを搭載。近接センサーや環境光センサー、通話用スピーカーなども配置されている。

この他、センサー類は加速度センサーやジャイロセンサー、磁気センサー、電子コンパスも内蔵している。位置情報取得はA-GPSのほか、Glonass、Beidou、Galileoに対応する。

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右側面には音量上下キーおよび電源/スリープキー、左側面にはSIMカード・microSDカードのトレー式スロットのみが配置。電源/スリープキーは表面にモールド加工が施されており、見た目や触った感じもわかりやすくなっている。

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SIMカードスロットはデュアルSIM対応で、片方はmicroSDカードと共有となっており、2つとも2つともnanoSIMカード(4FF)サイズを採用。また、microSDカードはXC規格に対応した最大256GBまで。

携帯電話ネットワークは2波および3波のキャリアアグリゲーション(2CC CAおよび3CC CA)に対応で、下り最大265.5Mbpsおよび上り最大50Mbpsで利用可能。対応周波数帯は4GのDD LTE方式でBand 1および2、3、4、5、7、8、9、12、17、19、20、26、28、29、TD-LTE方式でBand 38および39、40、41、3GのW-CDMA方式でBand 1および2、4、5、6、8、19、2GのGSM方式で850および900、1800、1900MHz。

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上側面には赤外線ポート、下側面には3.5mmイヤホンマイク端子およびUSB Type-C端子、通話用マイク、外部スピーカーが配置。なお、同梱されるACアダプターとケーブルとの組合せで、ファーウェイ独自の急速充電にも対応。

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手に持ってみると、やはりHUAWEI Mate 9よりはかなり小さく感じ、HUAWEI P10やHUAWEI P9よりは大きく感じる。とはいえ、持ち比べてみればそうなのだが、薄さやデザインから5.5インチサイズとしては持ちやすい印象だ。

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付属のクリアケースを装着してみたところ。その他の仕様では、HiSilicon製オクタコアCPU「Kirin 960」(最大2.4GHz ARM Cortex-A72×4コア+最大1.8GHz ARM Cortex-A53×4コア)および4GB内蔵メモリー(RAM)、64GB内蔵ストレージ、2.4および5.xGHzデュアルバンドや2x2 MIMOに対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.2、NFC Type A/B、3750mAhなど。

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OSはAndroid 7.0(開発コード名:Nougat)で独自ユーザーインターフェース「Emotion UI 5.1」を採用。最後にベンチマークをした結果を動画で紹介しておく。総合的な評価ができる「AnTuTu Benchmark」ではHUAWEI P10 Plusが119618、HUAWEI P10が129701となり、最近の製品では「Galaxy S8」や「Galaxy S8+」と比べるとグラフィック性能が弱いことがわかる。

これはチップセットに内蔵されたGPUの違いが大きく、以前からQualcommのSnapdragonでは他のKirinシリーズやMediaTek製チップセットよりもグラフィック性能が優位である。

主に3D関連の評価ができる「3D Mark」のSling Shot ExtremeにおいてもHUAWEI P10 Plusが1517、HUAWEI P10が1641となり、Galaxy S8の3000オーバーから比べるとかなり低い。同時にHUAWEI P10 PlusとHUAWEI P10の違いは解像度による影響が大きいと見られる。

一方、CPUの評価ができる「Geeksbench 4」ではシングルコアおよびマルチコアの結果がHUAWEI P10 Plusが1849および4321、HUAWEI P10が1795および4602となり、Galaxy S8などのSnapdragon 835と比べても同等とあまり遜色ないと言えるだろう。

とはいえ、最近のスマホで動作速度が気になるとすると描画によるUXやグラフィックなどの3Dといった性能部分であることが多いため、特にグラフィックに力を入れているようなゲームではGalaxy S8やiPhone 7などと比べるとやや弱いと思われる。

【HUAWEI P10とP10 Plus、Galaxy S8でベンチマークをやってみた】

動画リンク:https://youtu.be/RR1e9vkxmHU



記事執筆:S-MAX編集部
写真撮影:庄司恒雄


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