ワシントンDCのタクシー業者、Uberなどに対向するためにSquareでのカード決済に対応へ!

アメリカのワシントンDCにて「Uber」などのスマートフォン(スマホ)などによる配車・支払ができるサービスに対向するために各タクシー会社が決済サービス「Square」を導入することになりました。

Squareはスマホやタブレットに装着することで、カード決済できるデバイスで、これとメーターアプリを組み合わせることで、Uberなどと同等のサービスを提供できるよう計画されているとのことです。

メーターアプリでは、GPSによる位置情報での配車や乗車前に料金を見積もれたり、領収書をスマホなどで受け取れるようにして、利用客の利便性を図り、Uberなどのサービスに対向していくようです。

これはワシントンDCで生活する人に取っても便利なサービスと言えますが、観光客も安心してタクシーを利用することができるので、非常に良いサービスだと思われます。ワシントンDCでの取り組みは成功するのでしょうか。

【クレジットカード情報の取り扱い】

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今回提供されるSquareを用いたサービスでは、Uberなどのサービスと違う点が1つあり、タクシー会社が自社でクレジットカード情報を保持せず、都度、Squareを使って決済をするというところです。

昨今、サイバー攻撃によりシステム上に保存されているクレジットカード情報が漏洩し、企業が利用者への補償を行うと言ったケースが多発しています。その際に発生する費用は被害によっては莫大な額になります。

そんなリスクを避けるために都度クレジットカード決済を行い、自社では顧客のクレジットカード情報を保持しないというスタンスであることが見受けられます。

【大阪で提供されていた「HAILO」を思い出す】

実は少し前までは大阪でも、今回ワシントンDCで導入されたサービスと似た「HAILO」が提供されていました……残念ながら日本国内でのサービスは終了してしまっていますが。

住み慣れた場所であれば、今居る場所から家までだいたいタクシーで幾ら位かかるかある程度想定できたのですが、普段行ったことない場所に向かう際は、タクシー料金がどれくらいかかるか分からず、少し不安になることがありました。

ですが、HAILOであればタクシー料金を事前に把握することができましたし、あらかじめ登録しておいたクレジットカードから自動で料金が引き下ろされ、領収書はメールで送付されるため、到着後直ぐに下車することができたので、非常に便利なサービスでした。

記事執筆:YUKITO KATO


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Square Will Replace Meters in Washington Taxis - Bloomberg