ファーウェイの新しい高コスパスマホ「HUAWEI nova lite 3」をレビュー!

既報通り、華為技術日本(以下、ファーウェイ・ジャパン)が低価格なエントリー向けSIMフリースマートフォン(スマホ)「HUAWEI nova lite 3(型番:POT-LX2J)」(Huawei Technologies製)を2月1日に発売しました。価格はオープンながら希望小売価格が税抜26,880円(税込29,030円)。

販売拠点は仮想移動体通信事業者(MVNO)の各社からとなっており、すでに多くのMVNOでは取り扱いおよび価格が案内されており、例えば、OCN モバイル ONEではキャンペーンながら音声SIMとのセットで実質税抜3,800円(税込4,104円)で販売されています。

今回はそんなHUAWEI nova lite 3のオーロラブルーについて外観や同梱品、基本機能、ベンチマークなどを写真やスクリーンショット、動画などを交えて紹介していきたいと思います。

なお、ファーウェイ・ジャパンでは購入者限定特典として「エレメンタルナイツ」をダウンロードすると1,500円相当のギフトコード、「Cut the Rope」をダウンロードすると初回起動後から1日は全ステージが無料で遊べる権利などプレゼントしています。

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HUAWEI nova lite 3のパッケージ

HUAWEI nova lite 3は本体価格が2万円台と低価格ながら基本機能が揃ったコストパフォーマンスの高い製品として昨年2月に発売されて好評だった「HUAWEI nova lite 2」の後継機種で、同じく2万円台を維持しつつ、新たにしずく(水滴)型ノッチ(切り欠き)などの最新トレンドを取り入れています。

発表時における販売拠点は「gooSimSeller」(NTTレゾナント)や「楽天モバイル」(楽天)、「mineo」(ケイ・オプティコム)、「エキサイトモバイル」(エキサイト)、「IIJmio」(インターネットイニシアティブ)、「DMMモバイル」(DMM.com)、「LINE mobile」(LINEモバイル)、「LinksMate」(LogicLinks)、「イオンモバイル」(イオンリテール)、「QTmobile」(QTnet)など。

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HUAWEI nova lite 3の同梱品一覧

パッケージは白を基調としたシンプルな箱で、同梱品はHUAWEI nova lite 3本体のほか、ACアダプターおよびUSBケーブル、SIMピン、保護ケース、イヤホンマイク、クイックスタートガイドなどの紙類が付属しています。保護ケースは透明で柔らかいTPUケースで、ひとまず傷などを付けたくないという場合には使えるかと思います。

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SIMカード・microSDカードスロットを引き出したところ

本体上側面にあるSIMカード・microSDXCカードスロットを付属のSIMピンで引き出してSIMカードやmicroSDカードを装着します。SIMカードは日本国内ならNTTドコモおよびau、ソフトバンクの各回線で利用可能で、auについては購入後にソフトウェア更新を行うことで「au VoLTE」(音声通話)に対応します。

なお、HUAWEI nova lite 3ではスロットの奥が「SIM1」、手前がmicroSDカードまたは「SIM2」となり、SIMカードの場合はどちらもnanoSIMカード(4FF)サイズで、ともに4G・3G・2Gに対応した「デュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)」となっています。

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HUAWEI nova lite 3を持ったところ

本体右側面の一番下にある電源キーを長押しして電源をオンにし、初期設定を行います。画面はアスペクト比9:19.5の縦長な約6.21インチFHD+(1080×2340ドット)液晶で、しずく型ノッチを採用したことによって画面占有率は89%に達しているとのこと。

いわゆる全画面デザインで、外観は3Dカーブユニボディーによって低価格ながら洗練されたデザインで、質感はセラミックを模したものとなっているとのことですが、見た目は安っぽくはないものの、普通に樹脂製だと思われ、かなり目立って指紋が付きます。

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HUAWEI nova lite 3の背面


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HUAWEI nova lite 3のリアカメラ部分には「AI CAMERA」と記載


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大きさ比較として左からiPhone XS(5.8インチ)、HUAWEI nova lite 3、iPhone XR(6.1インチ)を並べたところ。iPhone XRはやや厚く、iPhone XSはやや重く感じるのに対し、HUAWEI nova lite 3がこの3機種では一番持ちやすい印象

持った印象としては悪くなく、手の小さな人には片手操作は難しいかもしれませんが、筆者は本体下部なら持ち手の反対まで親指がギリギリ届くサイズ感です。サイズは約155.2×73.4×7.95mm、質量は約160g。本体カラーは写真のオーロラブルーのほか、コーラルレッドおよびミッドナイトブラックの3色展開。

電池は3400mAhとそこそこ大容量なバッテリー(取外不可)で持ちも良く、顔認証や指紋認証にも対応しています。USB端子はUSB 2.0でホスト機能(OTG)に対応していますが、規格がmicro-Bなのが嬉しい人と残念な人がいそうです。既存のmicroUSBケーブルが使えるのはメリットですが、早く新しいUSB Type-Cに統一したい場合にはデメリットでしょう。

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HUAWEI nova lite 3の左右側面。右側面には音量上下キーおよび電源キーが配置


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HUAWEI nova lite 3の上側面にはSIMカード・microSDカードスロット、下側面にはmicroUSB端子や3.5mmイヤホンマイク端子、外部スピーカーが配置


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デフォルトのホーム画面


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通知画面とアプリ履歴画面


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設定画面一覧


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技適マーク(「001-A14713」および「ADF18-0309001」)とソフトウェア更新


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システムナビゲーションとスマートアシスト


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モーションコントロールと指紋センサーで行える操作




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Android 9 Pieの新機能「Digital wellbeing」と見られる「デジタルバランス」では「スクリーンタイム」が見られる程度


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画面ではブルーライトカット効果が得られる「視力保護」などの機能を備えるほか、電池では災害時などでバッテリー持ちを優先させたいときに使う「ウルトラ省電力」などに対応


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緊急速報メールにも対応。ストレージは32GBなので、どうしてもデュアルSIMで使いたいということがなければ、microSDカードを利用したい


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ゲーム利用時の動作を快適にする「AppAssistant」やSNSで複数のアカウントを利用できる「ツインアプリ」が利用可能

プリインストールされているホームアプリはデフォルトの「Huaweiホーム」のみ。OSはAndroid 9.0(開発コード名:Pie)で、独自ユーザーインターフェース(UI)「Emotion UI 9.0.1」を搭載。購入時のビルド番号は「9.0.1.139(C635E8R1P11)」で、発売時に配信開始されているau VoLTEに対応するソフトウェア更新を行うと「9.0.1.148(C635E8R1P11)」に。

また画面下部にあるホームボタンなどのナビゲーションボタンは消してジェスチャー操作のみで使うこともでき、設定の「システム」→「システムナビゲーション」から変更可能で、ジェスチャー操作の場合には画面左端から右にスワイプすると「戻る」、画面下端から上にスワイプすると「ホーム」、その途中で止めると「アプリ履歴」となっています。

なお、プリインストールアプリのうちウイルスバスターやパーティーモード、みんはや、コンパス、スプレッドシート、スライド、ドキュメント、バックアップ、ヒント、ヘルスケア、メール、音声レコーダー、天気、電卓、AppAssistant、Booking.comホテル、Phone Cloneはアンインストールが可能。

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カメラアプリの画面。右上の青いアイコンが「AIカメラ」オンの状態

またカメラはAI(人工知能)を活用した背面が約1300万画素CMOS+約200万画素CMOSデュアルリアカメラ、前面が約1600万画素CMOSフロントカメラを搭載し、リア・フロントのカメラともにボケ効果や照明効果を調整できるポートレートモードに対応し、写真上級者のテクニックを手軽に再現できるとのこと。

AIカメラは動物や食べ物、景色などの22個の被写体を自動で認識し、ダブルレンズカメラが色彩豊かで立体感のある写真や味わいあるボケ感を演出してくれるとのこと。またフロントカメラもセルフィー撮影時に8種類の背景をAIが感知するため、これまでよりもさらに美しい自撮りが簡単に撮影可能。

リアカメラはコントラスト+像面位相差(PD)のオートフォーカス(AF)に対応するほか、LEDフラッシュも搭載。モードは「プロ」および「パノラm」、「AIレンズ」、「ライトペインティング」、「HDR」、「コマ抜き」、「フィルタ」、「ステッカー」が利用可能。

このうちのAIレンズではカメラで被写体を写すことで類似する製品をオンラインストアから探したり、食べ物を写せばカロリーを表示したり、文字に写せば翻訳を行ってくれるなどのさまざまな便利機能を備えています。

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ベンチマークの結果。左が「AnTuTu Benchmark」、右が「GeekBench 4」

基本スペックはHisilicon製チップセット(SoC)「Kirin 710」および3GB内蔵メモリー(RAM)、32GB内蔵ストレージ、2.4GHz帯におけるIEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.2、近接・環境光・加速度センサー、電子コンパス、位置情報取得(A-GPS・GLONASS)など。

CPUは2.2GHz ARM Cortex-A73コア×4+1.7GHz ARM Cortex-A53コア×4のオクタコアで、GPUは「ARM Mali-G51 MP4」となっており、ソフトウェア的にグラフィックの処理性能を向上しつつ省電力となる「GPU Turbo」もサポート。ベンチマーク的には「AnTuTu Benchmark」でおおよそ13000弱となっていました。

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Wi-FiブリッジおよびWi-Fi+の画面

Wi-Fiは2.4GHzのみではあるものの、ミッドレンジクラス以下の機種としては珍しいテザリングの元回線にWi-Fiを利用できる「Wi-Fiブリッジ」にも対応。またAndroid 9 PieでOS標準対応となる接続可能なWi-Fiスポットのエリア内になったときに自動でWi-Fiをオンにする機能は「Wi-Fi+」として提供されています。

携帯電話ネットワークはキャリアアグリゲーション(CA)に対応し、周波数帯は4GのFDD-LTE方式がBand 1および2、3、8、17、18、19、TD-LTE方式(AXGP方式)がBand 41、3GのW-CDMA方式がBand 1および2、5、6、8、19、2GのGSM方式が850および900、1800、1900MHzをサポート。

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デュアルSIMの設定画面とプリセットされているNTTドコモ・au・ソフトバンク回線のアクセスポイント(APN)

最後に実際にHUAWEI nova lite 3を操作したり、ベンチマークを行っているところを動画で紹介しておきます。HUAWEI nova lite 3は特にこれといった大きな特徴があるわけではありませんし、日本ではニーズの高い防水やおサイフケータイ(FeliCa)といった機能には対応してませんが、SNSやWebブラウジング、メール、通話などを中心に使う分には画面も大きく無難に使うことができそうです。







記事執筆:memn0ck


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